6月24日、連泊した薩摩川内市高城温泉を立ち、【高速船 甑島】の発着する川内港へ。
道の途中、なかなか入手できない人気焼酎【村尾】の村尾酒造のすぐ側を通ります。
川内港はあたらしく、駐車場も広々と開放的。
9時発の高速船甑島で、一路上甑島の里港へ。
(操船が楽なように、前にもスクリューが付いているようで、最初はその大きな音のまま航行するのか・・・・・・・と心配しました)
前進を始めると、静かで振動もなく特に中央部に座ると乗り心地は最適です。
この高速船甑島は、JR九州の列車のデザインで知られている、水戸岡鋭治氏のデザインによるとのことで、昨年11月28日下関での着水式には、薩摩川内市の市長さんとともに、水戸岡氏も参列されたと報道されていました。
(船内は明るくてしゃれたデザインで、航海も楽しくなる)
少し遅れて45分で里港へ到着。
(トンボロ地形の里の集落)
今日と明日の宿【御宿 えびすや】さんの車を借りて浦内湾へ。
一昨年は、18~24㌢のキスをぽんぽんリリースした(まだあと5日くらい滞在予定だったので、クーラーに入れても腐ってしまうので)のですが、今年はさっぱりです・・・・・。
素バリで上がるなら、まだ希望を持って引き続けるのですが、10㌢くらいのチャリコのダブルだったり、クロイシモチ、ハタ類、フエフキ類が必ず食ってくる。
(紋が見えないので、ハマフエフキかな?)
(オオモンハタかな?)
(クロイシモチ)
(このフグは初めて見るフグです)
そこそこの良型キスがそこにいたなら、一二度ならともかく、こんなちびっこよりもかなりの確率で先に食ってくるはず、と言うことはキスが回遊していないと断言してもよい。
最干潮ということもあって、あっさり島内観光に切り替える。
(上甑島随一の景勝地、長目の浜。一番向こうの長い池がなまこ池、その手前小さく仕切られて貝池、一番手前左は鍬崎池)
(左の奇岩が甑島の地名由来となった、セイロの形をした甑明神、右は甑明神大橋)
(浦内湾に咲くネムの花、私のキス釣りスイッチを押してくれる花です)
(玉石垣に囲まれた、里の武家屋敷群)
(玉石垣のそばで咲く鹿の子ゆり、自生のものはまだ蕾で、梅雨明けに島に渡ればこの鹿の子百合の群落に会えるのですが)
夕方も浦内湾でやりましたが、相変わらずチャリコの入れ食いで、早々とえびすやさん
へ・・・・・・。
(上甑島に来た時の定宿、えびすやさん)
初めて乗る【高速船 甑島】に感動して20%プラスの85%、しかし肝心のキスが釣れずで20%減の65%、栽培品とは言え鹿の子百合が見れたし、えびすやさんのごちそうとで80%まで回復して、鹿児島4日目の夜は暮れていきました・・・・・・。