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己(おのれ)の立ち位置。
 先日、広島地方のテレビ番組を観ていたら、尾道の老舗旅館の何代目かの女将が言っていた言葉に胸を打たれました。
 女将が親からいつも言われていた言葉、「品と格を失ったら、ただのボロ屋になってしまう」
創業110年で、国の登録有形文化財に指定され、あの有名な小津安二郎監督の映画【東京物語】ゆかりの素晴らしい宿なのに、その心構えは・・・・・・・。

 この度ノーベル賞を受賞した山中教授が言った言葉、「ノーベル賞は過去のもの」

 この二つの言葉、意味は違えど、どちらも深い言葉だと思います。

 人はついつい山の頂上を極めたつもりになってしまいがち。
人生という山は終りなき挑戦だと思います。

 ありえませんが、もし私に何かの表彰などのお話があったとしても、私はまだまだ山登りの途中なので、その途中を誉められてもなにも嬉しくもないので、多分辞退すると思います。

 【人生は 未見の我と出会う旅
この年になっても満足することなく、まだまだいろんなことを求めて生きる、なんて楽しいことでしょう・・・・・。



(愛犬ぷりんも、長い階段を上る毎日で、終わりはありません)





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2013/01/11 19:48 | ぷりん登場

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