もう30年ちかく続いている《琴ヶ浜の集い》。
島根県大田市仁摩町にある、全国でもめずらしい鳴き砂のきれいな砂浜琴ヶ浜。
かってはあちこちにあった鳴き砂も、汚染により鳴かなくなった浜も多いと聞く。
「茶碗一杯の砂に、チョークの粉を耳かき一杯混ぜるだけで鳴かなくなる」と言われている。
私たちはこの琴ヶ浜でキス釣りを楽しみ、漂着したプラごみを拾い集めている。
キス釣りのルールや過ごし方は
①あまりたくさん釣ってもかわいそうなので、50匹釣った時点で終了の
早上がり。
②50匹に満たない場合は3時間で終了。
③競技である以上、いつもは最小限手に触れないでリリースしているキ
スもクーラーに入れるので、競技終了後にはみんなで手分けしてサシ
ミ・てんぷら・ガーリックソテー・南蛮漬けなどにして、余さずいた
だいている。
④すべて終了後、全員で砂浜のプラごみを拾い集める。
※前夜祭は、浜辺の素朴なカフェ《チーナカ豆》さんで・・・・・。
(雰囲気も、マスターもママさんも、常連さんもとても素敵な方ばかり)
2020年8月29日。
突然のコロナ騒ぎで、すべての大会が中止の憂き目をみたが、30年も続いているこの集は中断したくないので、大会としては中止し体調の悪くない有志だけで集まろうと・・・・。
(チーナカ豆さんの店内から見える水平線に沈む夕日、お客さんも手に手にスマホが)
(前夜祭のあとは、チーナカ豆さんの軒先をお借りしての二次会)
その間も、浜のすぐそばを通過する山陰線の列車の写真を撮るのも忘れない
(画面真ん中、車内灯を点けて走る山陰線の普通列車)
楽しい前夜祭・二次会のあとは、チーナカ豆さんの軒下をお借りして、以前キリンビールの景品として出ていた《森のコット》という、簡易ベットを組み立てて、虫の声を聴きながら星空と水平線に浮かぶイカ釣り船の明かりを見ながらグー・・・・・・・・・。
2020年8月29日の夜はふけていきました。