昨日のこと、家の横で「なかなか伸びないものだなぁ~」と、栽培中の土佐寒蘭を眺めていました。
愛犬ぷりん以外に、私の愛するものに《野生ラン》があります。
春のランはエビネにしてもシュンランにしても見る見るうちに花径を伸ばし、ちょっと見ぬ間に花を咲かせますが、秋のランはそれはそれは花一つ咲くまでに10日どころかもっともっと日にちが掛かります・・・・・・・。
あっ!話がそれてしまいましたが、寒蘭を眺めているとき宅急便のお兄さんが門扉をガチャガチャと開けて「お米と焼酎が届いています!」と。
ここ数年、毎年訪れている鹿児島県薩摩川内市で、大変にお世話になっている方からお送りいただいた物でした。
(今年の7月末に訪れたときにご案内いただいた、薩摩川内市高江の見事な田んぼ)
この田んぼで、丹精込めて育てられ、稲架(はさ)干しされた新米です!
さっそく、その日の夕飯に炊いて家族みんなでいただきました(愛犬ぷりんも三粒)。
稲架干しした新米と、一緒にいただいた《麦味噌漬》
なんという口福(こうふく)でしょうか・・・・・・・・。
さっそく6月から始めた俳句に詠もうと思いましたがなかなか・・・・・。
先日萩に行く途中で見かけた棚田。
親子代々にわたって谷間を開いて作られた棚田、その棚田も奥の奥、てっぺんあたりの棚田を守り続けている老夫婦・・・・・・・・、若い人のように何段もの高い稲架も立てることもできず、低い稲架しか立てられない状況を詠んだ句
『稲架一重 棚田てっぺん 老二人』は、先生から材料が多すぎると言われました(>_<)
今回の句には、鹿児島の農村で見かける《田の神(たのかん)さあ》をどうしても入れたかったので、中七に持ってきましたが、予想どおり単純な句になってしまいました・・・・・。
『小躍りし 田の神さあの 今年米』