誰もが一度は悩んだことがあると思います、「ちから糸の結び目が切れた!」と。
まったく傷のない均一のラインの場合、どこが切れるかと言えば必ずと言っていいほど結び目が切れます。
これは、柔軟性のあるナイロン糸の場合、結ぶことによってその部分がつぶれてしまい、結果として一番力の掛かったつぶれた部位が切れるのです(テンビンやサルカンの結び目も同様です)。
ならば、ちから糸を結ばなくてもいいちから糸付きのラインなら、結び目が無いので強いのか?となります。
確かにまったく同じ条件の無傷のラインだと、根掛かりなどで過度に力が加わった場合は、テーパー付きラインの方が結び目のない分切れにくいと言えます。
そうかそうか、では結ばなくてもいいテーパー付きラインが【断然】いいのか・・・・・・と言うと、そうもいきません。
ガッチリ!根掛かってしまい、ハリも伸びない曲がらない折れない、かと言ってハリスも切れない場合、どこかが切れなくては収まらない場合、ちから糸を結んだラインの場合は、狙いどおり確実に・・・・と言っていいほど結び目から切れます。
片や、ちから糸一体型のテーパーライン投げ糸の場合は、結び目が無い分どこが切れるかまったく判りません
場合によってはリールからすぐのところから高切れしてもおかしくはないのです。
それから、ラインメーカーさんに叱られるかもしれませんが、投げ用ラインとちから糸の強度を比べると、私の感じたところでは、コーティングが完璧なメーカー品投げ用ラインの方が、同じ号数のちから糸より強いと思います。
そこで、ラインより太め(3号ラインと結ぶなら4号から4・5号などと)に切り詰めて使っています。
これは材質だけの理由ではなく、例えば100mちかくラインが出ていたとして、根掛かりなどで20kgの力が加わったとしましょう。
80mに20kgの力が加わった場合、20kgの力が80mに分散し、つまり20kg÷80m=0・25kgですが、ちから糸12mには、20kg÷12m=1・66kgの力が掛かるわけで、どこが切れるかと言えば、結び目でもちから糸側が切れる確率が高いわけです。
能書きばかりたれていないで、どうしたらいいのか判るなら言ってみろ!と言われそうですね。
そんなことくらい判っているわい!と言われそうですが、結び目が均一になるように丁寧に結ぶことが肝心です。
例えばブラッドノットの場合、3~4回廻したラインが均一ではない場合、どこかに一番弱い結び目ができ、3~4ヶ所巻いたうち、その一ヶ所に多くの力が集中してしまって切れるのです。
丁寧に巻き数だけ均一に巻いたあと、ちょっと硬くなってデメリットも生じるかも知れませんが、瞬間接着剤を結び目に落とすことも、私はやっています。
また、まったく無傷のラインの場合は、可能ならちから糸無しの5~7号で釣れば、一番切れやすい結び目が無い分、ガッチリ根掛かりはともかくとして、魚が掛かったくらいでは切れることはありません。
ただこれも、先ほどのテーパーライン付きと同様、切れるときはどこが切れるか判りません。
私の知り合いの山口県由宇町の投げ釣り名人は、一日釣行して帰ると必ずラインを巻き替えていました。
私が「例えば一匹の魚が釣れなくて、一度も根掛かりなどしなくても替えるのか?」と聞いたら、「はい、以前ラインに傷が入っていたのか苦い思いをしたので、それからは必ず一回ごとに巻き替えている」とのことでした。
もちろん、投げ用リールの巻き量の200mすべてを一度で替えるのではなく、替えスプールを用意しておいて、今日使った100mがリールの下巻きになるよう巻き取ると、一度もリールから出ていなかった下巻き部分が上にきて、その部分で次に釣りをする・・・・・というわけで、200mのラインを2回だけ使用するわけです。
私もよく言っていました。
「200m500~600円のラインの巻き替えを惜しんで何回も使用し、傷が入ったラインが切れたことにより、ちから糸+テンビン+仕掛け、これだけで300~400円の損失・・・・・それにお金には代えられない大物がプッツン!!と切れてしまっては、どうしょうもないので、ラインにはお金を使った方がいいですよ」と。
私は夜釣りの大ギス以外は、ほとんどと言っていいほどPEラインを使用しています。
結構高価なので、初期投資は考えさせられますが、長い目で見たら劣化しにくい材質なので、ナイロンラインよりは経済的だと私は思います。
PEとPEの結束ですが、私はぶきっちょなので、なんたらノットなどという難しい結び方はできません。
ブラッドノットの8回廻しで丁寧に結束していますが、これですっぽ抜けることはまずありません。
心配な方は、瞬間接着剤でも、普通のタイプは繊維がすべて吸ってしまって効果がないので、ゼリー状のタイプを落としておくと【気はこころ】で安心できるかも・・・・・・。
まったく傷のない均一のラインの場合、どこが切れるかと言えば必ずと言っていいほど結び目が切れます。
これは、柔軟性のあるナイロン糸の場合、結ぶことによってその部分がつぶれてしまい、結果として一番力の掛かったつぶれた部位が切れるのです(テンビンやサルカンの結び目も同様です)。
ならば、ちから糸を結ばなくてもいいちから糸付きのラインなら、結び目が無いので強いのか?となります。
確かにまったく同じ条件の無傷のラインだと、根掛かりなどで過度に力が加わった場合は、テーパー付きラインの方が結び目のない分切れにくいと言えます。
そうかそうか、では結ばなくてもいいテーパー付きラインが【断然】いいのか・・・・・・と言うと、そうもいきません。
ガッチリ!根掛かってしまい、ハリも伸びない曲がらない折れない、かと言ってハリスも切れない場合、どこかが切れなくては収まらない場合、ちから糸を結んだラインの場合は、狙いどおり確実に・・・・と言っていいほど結び目から切れます。
片や、ちから糸一体型のテーパーライン投げ糸の場合は、結び目が無い分どこが切れるかまったく判りません
場合によってはリールからすぐのところから高切れしてもおかしくはないのです。
それから、ラインメーカーさんに叱られるかもしれませんが、投げ用ラインとちから糸の強度を比べると、私の感じたところでは、コーティングが完璧なメーカー品投げ用ラインの方が、同じ号数のちから糸より強いと思います。
そこで、ラインより太め(3号ラインと結ぶなら4号から4・5号などと)に切り詰めて使っています。
これは材質だけの理由ではなく、例えば100mちかくラインが出ていたとして、根掛かりなどで20kgの力が加わったとしましょう。
80mに20kgの力が加わった場合、20kgの力が80mに分散し、つまり20kg÷80m=0・25kgですが、ちから糸12mには、20kg÷12m=1・66kgの力が掛かるわけで、どこが切れるかと言えば、結び目でもちから糸側が切れる確率が高いわけです。
能書きばかりたれていないで、どうしたらいいのか判るなら言ってみろ!と言われそうですね。
そんなことくらい判っているわい!と言われそうですが、結び目が均一になるように丁寧に結ぶことが肝心です。
例えばブラッドノットの場合、3~4回廻したラインが均一ではない場合、どこかに一番弱い結び目ができ、3~4ヶ所巻いたうち、その一ヶ所に多くの力が集中してしまって切れるのです。
丁寧に巻き数だけ均一に巻いたあと、ちょっと硬くなってデメリットも生じるかも知れませんが、瞬間接着剤を結び目に落とすことも、私はやっています。
また、まったく無傷のラインの場合は、可能ならちから糸無しの5~7号で釣れば、一番切れやすい結び目が無い分、ガッチリ根掛かりはともかくとして、魚が掛かったくらいでは切れることはありません。
ただこれも、先ほどのテーパーライン付きと同様、切れるときはどこが切れるか判りません。
私の知り合いの山口県由宇町の投げ釣り名人は、一日釣行して帰ると必ずラインを巻き替えていました。
私が「例えば一匹の魚が釣れなくて、一度も根掛かりなどしなくても替えるのか?」と聞いたら、「はい、以前ラインに傷が入っていたのか苦い思いをしたので、それからは必ず一回ごとに巻き替えている」とのことでした。
もちろん、投げ用リールの巻き量の200mすべてを一度で替えるのではなく、替えスプールを用意しておいて、今日使った100mがリールの下巻きになるよう巻き取ると、一度もリールから出ていなかった下巻き部分が上にきて、その部分で次に釣りをする・・・・・というわけで、200mのラインを2回だけ使用するわけです。
私もよく言っていました。
「200m500~600円のラインの巻き替えを惜しんで何回も使用し、傷が入ったラインが切れたことにより、ちから糸+テンビン+仕掛け、これだけで300~400円の損失・・・・・それにお金には代えられない大物がプッツン!!と切れてしまっては、どうしょうもないので、ラインにはお金を使った方がいいですよ」と。
私は夜釣りの大ギス以外は、ほとんどと言っていいほどPEラインを使用しています。
結構高価なので、初期投資は考えさせられますが、長い目で見たら劣化しにくい材質なので、ナイロンラインよりは経済的だと私は思います。
PEとPEの結束ですが、私はぶきっちょなので、なんたらノットなどという難しい結び方はできません。
ブラッドノットの8回廻しで丁寧に結束していますが、これですっぽ抜けることはまずありません。
心配な方は、瞬間接着剤でも、普通のタイプは繊維がすべて吸ってしまって効果がないので、ゼリー状のタイプを落としておくと【気はこころ】で安心できるかも・・・・・・。
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