山陰は台風24号の影響で大荒れとのこと。
それでは周防大島へ落ちギス探しに・・・・・と、同じクラブのFさんに「急ですが、周防大島へ落ちギス釣りに行きませんか?」とメールをしたが、「あいにく用事があるので今回は・・・・」との返事。
「ひとりならたいぎいのぉ~」と思いはじめた。
そこで急きょ頭に浮かんだ行き先は、広島県西部に住まいする友人が、先日8日にカレイを5枚釣った場所。
私の2013年、カレイの開幕戦は10月22日と宣言しているので、今回はプレオープンならぬプレ開幕戦と位置づけて釣行することに。
釣り場には午前6時過ぎに到着したが、アオリイカ狙いの人が・・・・・。
挨拶をしたあと、どこか他の場所に・・・・・と車までもどると、その人も「釣れないから止める」と車へ。
それなら・・・・・と再度その場所まで行き、6時30分から釣りはじめる。
6時45分、結構激しいアタリがあり、「この激しいアタリはチャリコの27~28㌢かな?」と巻き始めると、そこそこ潜る感じなので、「こりゃぁ今シーズン初のカレイさんか?」とひとりごと。
やがて見えてきたのは、半年ぶりの懐かしい茶色いお魚!
(今シーズン初カレイは29㌢)
よしよしこの調子・・・・・と投げると、今度はクィーっと心地よいアタリでキスの24㌢が。
7時少し前、一人の釣り人が歩いてくる。
どんどん歩いてきたので、「おはようございます」と挨拶をしたが、まったく知らんふりをして、なんと!!
波止の先端に、わずか残った場所にバケツとクーラーを置いて釣り支度。
さびき釣りかなんかで、波止のすぐ真下にでも仕掛けを落とすのかな?と思ったら、ピュッ!と投げ始めた。
私は唖然として言葉を失ったまま・・・・・。
2本投げている私のラインを無視して投げるので、さすがに我慢ができなくなって「ラインに掛けないでくださいね!」と少々不機嫌そうに言ったが、これまた全然ムシムシカタツムリ~♪状態。
おじさんには私が見えないのかな?と少し不安になる。
しばらくすると、おばあさんがやって来て、それまで一口も喋らなかったおじさん、大きな声でおばあさんと喋り始めた。
(とうとう先端部分から追いやられ、居場所が無くなってしまった)
そのおじさんが、「おばあさん、酢漬けにでもせえや」と渡したチャリコ3匹、私の釣り座に「ここに置いちょこ」と、ぽ~んと放ったまま、波止の先端で座り込んで話し始めた。
楽しむはずの釣りが、こんな調子では身体によくないし、投げる場所もなくなったので、8時前にすごすごと退散する羽目に・・・・・・。
次の場所Oは、サヨリ釣りの人でいっぱいだが、隅の方が空いていたのでそこに2本投げたがエサ取りすらいない様子・・・・。
行くあてもないし・・・・と仕掛け作りなどしていたら、Fさんが用事の合間をみてやってきて、ここよりもいい場所があるから行ってみませんか、とのこと。
車のあとをついていってみると、朝一にカレイが釣れた場所は見えるけど、なんだか浅く感じる場所でした。
それでものんびりできるのがいいと、一時間ちかく投げっぱなしにしていたら、Fさんが「少しはエサを付け替えて投げんにゃぁ」というので、「どうせ釣れないんじゃろうに」とたいぎたいぎエサを付け替えて投げ返す。
ところがどっこい!潮が変わったのか激しいアタリでカレイの29㌢が!
さっきのカレイもアタリは激しくて、2本ともハリを飲んでいたが、かなり食い気が出ているのでしょう。
これならもっと真面目にやればよかったと後悔しながら釣っていると、またまた激しいアタリが!
巻き始めると、潜る感じはしないし、時々軽くなったり力つよく頭を振ったりで、「こりゃぁカレイじゃないよ」とFさんに。
「まさかこんなところにマダイはいないじゃろうから、これはチヌかもしれんよ」と巻き上げるときれいなマダイ31㌢が・・・・・。
(2013年、カレイ開幕 プレオープンの成績)
キューセンやチャリコはリリースして、上記の4匹だけ持ち帰りました。