昔から『暑さ寒さも彼岸まで』と言うことわざがあります。
寒い寒いと言っていても、春のお彼岸が過ぎるとすっかり春めいてきて暖かくなるし、暑い暑いと音を上げていても秋のお彼岸を過ぎるとしのぎやすくさわやかな秋を迎える・・・・ということです。
今年のように、お彼岸を過ぎてもまたまた寒さがやって来ましたが(今日26日、広島も雪が降ってきました)、自然界では確実に移り変わりを感じることができます。
我が家には、土佐ハナミズキの白と赤花の木を植えています。
その赤い実を、冬鳥のジョウビタキが食べに来ます。
(これは土佐ハナミズキにやって来るジョウビタキ。この写真はまだ紅葉が残っている、昨年の晩秋のものです)
そして、枝先にみかんを半分に切って刺しておくと、メジロが入れ替わり立ち代りやって来て、いろんな生態を見せてくれます。
これらの冬鳥やメジロは、先日のお彼岸を境にまったく姿を見せなくなり、代わって近くの山ではキジバトや今まで冬の間は聞いたことの無い野鳥のさえずりが聞こえてき始めました。
キジバトも、お彼岸までその特徴のある鳴き声を聞いたことはなかったのですが、お彼岸を境に毎朝のように近くの山から鳴き声が聞こえてきます。
そう言えば、私がその年初めてツバメの姿を見るのも、3月終わりから4月初めに開催している、クラブの三崎大会において竿先をかすめて飛び交うのが最初です。
今年も、明日あさってとクラブの三崎大会に行ってきます。
南からやってきたツバメに会えるのを楽しみにしています。
今日、ある方から一冊の本が送られてきました。
『クロダイの生物学とチヌの釣魚学』という本です。
著者は、私と一時期同じ月刊誌で連載を持っていた大学の先生で、現在は(財)日本釣り振興会中国地区支部で同じ理事としてお付き合いいただいている方です。
非常に興味のあるお話の連続で、配達されてすぐ96ページ、第5章まで読んでしまいました・・・。
(クロダイの生物学とチヌの釣魚学の表紙と裏表紙)