昨日は【七夕】、しかしあいにく当地方は雨・・・・・。
愛犬ぷりんは。大の大の苦手なゆかたを着せられ、七夕飾りと一緒に写真に写りました。
(大嫌いなゆかたを着せられ、ふてくされています)
長雨の話題を一つ。
ぎっくり腰の治療をお願いしている近所の整骨院の先生から、「これだけ雨が続くとキスにとっては、どうなんですか?濁っていると曇り空と同じでよく釣れるのでは?」と聞かれました。
確かに、今までの経験では急に降り始めた雨や一日くらいの雨なら、気圧の関係なのか?笹濁りで警戒心が薄くなるのか?それともこれから続くであろう雨に備え、エサを貪欲に喰っておこう・・・・と考えるのか食いが立つことが多くあります。
ある日など、それまではピンギスの入れ食いだったのに、急に雨が降り出した途端に20㌢もつれの良型の入れ食いに遭い、友人と3人でずぶ濡れになりながら釣ったことがあります。
また、今から30年くらい前、山陰で行われたキス釣り大会で、当初島根県の三隅川の河口に行くつもりでしたが、夜半から強い雨が降り続きました。
そこで、川水の流れ込みのため濁ったり、ゴミが流れてくるから到底釣りにはならないだろう・・・・・・と敬遠し、他の釣り場に変更したことがあります。
あまり釣れないまま審査会場に帰ってみると、なんとぉ!私たちが敬遠した三隅川河口で、しかも砂浜側ではなく川の方に投げた人が26~29㌢を5~6匹釣っていました・・・・・・・。
これを私なりに分析してみましたが、真水と比重の重い海水は混ざるまで時間がかかるので、その日の状況は上層を流れている濁り水のお陰で、海底まであまり光が差さず、警戒心を解いた良型キスの入れ食い状態になったのでしょう。
太田川など、かなり上流まで海の魚が溯上していてびっくりする事がありますが、これらの事例も、上層を流れる川の水は下流に流れているものの、比重の重い海水が満ち潮によって中流まで押し上げられ、 その海水とともにスズキは当然のことながら、チヌやシロギス、カレイ、フグなどが平和公園の少し上流まで上っているのです。
しかし、その雨にも限度があり何日も降り続くと、塩水と真水がまざってしまい、底まで濁って水潮になるので、特に大きな川があるような海岸や、例えば広島湾の太田川に面して、川水の影響を受けやすい江田島北岸などより、外海に面した倉橋島南岸の方がいいと思います。