私は果物大好き人間で、かんきつ類・イチゴ・スイカが特に好きで、これらの旬を食する季節には、「あ~・・・・あと何シーズンスイカが食べられるかなぁ~」と妙な感傷に浸ります。
最近は旬以外でも目にすることがありますが、やはりこれらは旬に食べてこその味わいで、特にみかんなどは秋から年明けがおいしく感じ、2月くらいになると温州みかんなどよりもデコポンが欲しくなり、4月ころになるとみかんやデコポンよりニューサマーオレンジや、はるかなどのさわやかなものが食べたくなります。
前置きが長くなりましたが、瀬戸内ではまだカレイが釣れているとも聞きますが、もう釣りたい気持ちにはならないのです(もちろん味の方は、秋よりも今の方がおいしいとは思うのですが、釣り人としてはです)。
ならばキスですが、27日から九州に行こうかな・・・・と考えているし、18日締め切りの原稿書きもあったしと、なかなかどこに行くかなど決めかねていました。
そこで、昨年のこの時期に行った「イワタケ」採りに、きれいな新緑を眺める意味もあって出かけることにしました。
岩場登りなので、単独ではもしものことがあったら大変なので、山歩きには長けているしげぽんさんと同行。
(まずは、新緑映える沢沿いの道を歩きます)
(新緑も鮮やかな岩登り、前方の岩山と同じような崖の連続です)
もちろんザイルなど使用しないので、垂直な崖は登れませんが岩場をかわしては尾根を目指します。
手の届く場所のイワタケは500円硬貨くらいの大きさ、手も届かないような場所には子供の手のひらくらいのがあるのですが・・・・・。
岩の隙間にはまれにに、野生ランのセッコクやウチョウラン、イワヒバやシノブなどの人気シダ類が生えている。
(セッコクの株、20年くらい前はこれより大きな株がたくさんありましたが、ブームだったころに、業者がザイルを使って根こそぎ採取したのでしょう)
しげぽんさんの足元に現れたマムシ、枯葉の中に逃げていったらなかなか見つけにくい。
岩山の歩き方ですが、私なりの考えは「緩やかで木の少ない坂よりも、少々傾斜がきつくても、木々が多く生えている方を、木につかまりながら滑り下りる」です。
(大きな落石が木の間に挟まっています。何かの拍子にまた転げ落ちるのでしょうくわばらくわばら)
沢沿いには野生ランの一種コケイランの花が(コイケランではありません)咲いています。