小林一茶の俳句で「めでたさも 中くらいなり おらが春」というのがあります。
今回の目的は、
①愛犬ぷりんのお守りのために田舎へ行けないカミさんの代わりに、カミさんの里のお墓参り。
②大好きなふきのとう採取。
③渓流釣り解禁に合わせ、カミさんの里でアマゴ釣り。
④浜田市波佐にある明治屋さんのサバ鮨を半年ぶりに味わう。
の4点。
まずお墓参りを済ませ、次はふきのとう採取・・・・・だが、お目当ての場所へは雪が残っていて通行できない(まだスタットレスをはいているので、二ヶ所は強行突破をして来たが・・・・)。
仕方なく、またさっき強行突破した雪道まで帰り、自分のわだちを狙って引き返す。
勝手知ったる山道、なんとかふきのとうを採取して2つ目のミッション完了!
さてさて4月1日・・・・・・・・、そう言えば今日は2016年に109歳で亡くなった母の誕生日。
母の元気なころは、いつも渓流の解禁日のため、お祝いにも行かずに溪歩きばかり・・・・・それも会社には毎年休暇願いを出して。・・・・・、バチあたりなことを。
渓流釣りの決まりでは、「日の出から日没まで」となっている。
暗いうちからやる人もいるが、細仕掛けを扱うにはどうしても明るくなってからとなる。
(放流モノに混じって、きれいなアマゴも釣れてくる)
何匹か魚篭に納めた後たどり着いた大場所、何度か流し何匹か釣った後、これまでとは違った重量感!!!
泳ぐだけ泳がせ、ためるだけためて5~6分、河原までは3~4mあって抜き上げる事も、河原に下りる事もできない。
考えた挙げ句、10mくらい下流にある橋まで誘導し、橋の下にあるゴロタ石の場所にずり上げ、竿はそこに置いたまま遠回りして河原に降りて手づかみに!
40㌢ジャストの獲物・・・・・・・・、ただ残念ながら狙いのアマゴではなくレインボートラウト・・・・・。
「めでたさも 中くらいなり おらが春(渓流)」と、つい口をついて出たのがこの俳句。
アマゴなら万々歳でしたが。
今回のタックルは、先日このブログに書いたダイワ《EXPERT 碧羅 中継 硬調 8m》に、ハリスはダイワスペクトロン渓流XP 0・2号、ハリはがまかつ《イクラスペシャル 6号》でした。
感心したのは、0・2号のハリスでやり取りし、ゴロタ場所までもって行ける碧羅の腰の強さと粘り、一ぺんで気に入って久しぶりにロッドと一緒に風呂に入りました
9時前に風が強くなり、仕掛け扱いに苦労するので、納竿として明治屋さんへ。
結局本日の釣果は、40㌢のレインボートラウトと、16~23㌢のアマゴ32匹、15㌢未満のリリース3匹でした。
そうそう、22㌢のアマゴを釣り上げてハリを外そうとしたら、口の中からシッポがのぞいている。
7~8㌢のアブラハヤを頭から飲み込んでいたアマゴ。
ということで、釣果はアブラハヤ1匹追加ですね(^^;)
同じ川で泳いでいても、油断も隙きもあったもんじゃない、剣呑剣呑・・・・・。