しかし今の時季になると、無性に食べたくなるのがイチジク。
(15日に買ったイチジク12パック)
ホームグランドの江田島はみかんだけではなく、イチジクの島としても知られている。
9月1日、かみさんとイチジクを買いに渡って、(ついでに)キス釣りをして帰った。
金曜日9月15日、またまたイチジクを買って、キスを釣って帰った。
(写真は、釣りの師匠の奥さまのご実家があった場所、南向きの斜面に寄りそうように集落が)
土曜日は、戸河内インターから191号線を走って島根県益田市戸田小浜へ。
波の音は心地よいが、蒸し暑い


H澤さんとゆかりさんは竿を出したが、私は竿も出さずに、しげぽんさんが持ってきた鮎の燻製をじっくりといただく。
日曜日、夜明けとともに釣りを始めるがキスの姿はどこへ


Photo by かんた・Y
続いて、土田北浜海岸~吉浦海岸~夏井の浜と釣り歩くが、《盛期のキス》と《落ち》の端境期なのか?なかなか居場所を見つけられないまま時間が過ぎていく。
先日の琴ヶ浜では、50匹釣るのに90分も掛からなかったのに、たった一週間違いでこのあり様。
ハマボウフウの新芽と、途中で買ったシシトウ・しその実と一緒に天ぷらにする15匹を釣るのがやっと。
(きれいな砂浜で見かけるハマボウフウ)
月曜日、朝6時過ぎに家を出て、今度は山へ・・・・・・。
コウタケが生えていないかと?
ところがどっこい、コウタケの「コ」の字も見つからない。
それもそのはず、昨年コウタケを採った9月23日は旧暦では8月28日
今年の9月19日は、旧暦の8月5日・・・・・・・・。
常々私が言っている「人間はカレンダーを持っているから新暦で行動するが、自然界の動植物は旧暦が大きく作用する」と、自分で言っておきながら・・・・・・バカですね

(こんなコウタケを見つけるつもりだったが・・・・、もう10日くらいは無理かも)
テレビ各局の気象予報士が「穏やかな一日が・・・・・」と口を揃えて言うので、12日に行くことにした。
みかん

しかし山口県へは平日なので高速割引がない、江田島ならフェリーの回数券があるので平日・休日関係はない・・・・・・・と、安易な考えから江田島に。
(呉ポー~切串間を結ぶ、6時20分の始発フェリーに)
狙いは冬ギスと決めたが、ここ7~8年前からカワウの被害が甚大で、越冬できる場所はほとんど鵜に荒らされている。
まず最初はF江・・・・・。
ここでは、ずいぶん前には下の写真ように27㌢を含め数々の冬ギスを釣った場所だが、ポカリ

絶対と思われる場所に4投するが、まったく反応はなし・・・・・。
次はO附、3投するも音沙汰無し・・・・・・。
すると

「ういたぁ~

「浮いたぁ~

「鵜居たぁ~

(やはりいました

仕方なく、第二(隠れ第一)の目的のみかんを買いあさる

(後部座席の足元はミカンで一杯)
K川でもアタリ無し・・・・・、一気にU美能まで走る。
ここは自信がある

のだが・・・・・・・・、当日はさっぱり

小さなアタリで釣れた2023年の初獲物は・・・・・・・・・。
(帆立貝とサビハゼのダブル)
長いこと釣りをやっているが、ホタテ貝を釣った?のは初めて


口を開けているところに、天秤が入って来て、「こりゃぁいけん

しかし、広島でホタテ貝?牡蠣の養殖に使うホタテの貝殻に、卵が付いて来てそのまま孵化したのかも・・・・・?
まぁ、「順風に帆を立てて」との縁起担ぎで、2023年の初獲物が帆立貝ならヨシとしょう

その後、K祖で投げるがクラカケトラギスのあと狙いの冬ギスが一匹。
一匹持って帰っても仕方ないから・・・・・とリリース。
帰り際、M之浦でも20㌢もつれのキスが・・・・、リリース。
結局、リリースばかりで冬ギス4匹、クラカケトラギス1匹、サビハゼ2匹、縁起の良いホタテ貝が1匹。
みかんはたっぷりと





フェリー乗り場に着くと・・・・・・・・
ガ~ン

エサも買っているし、久々の陸っ走りで行くか・・・・・・と走ったところで、「なんか呉市の渋滞はイヤだなぁ」と考え、土曜日にでも行こうか・・・・・と、踵を返すならぬハンドルを切って引き返す。
4~5km帰ったところで、「やっぱり土曜日は何かありそうだから・・・・・」と(実はカミさんの長姉の様子が良くなくて、結果土曜日は県北にお見舞いに行くことに)、また呉方面に引き返すという優柔不断な性格が

(後方には、呉港の名所《てつのくじら館》が写っています)
案の定、平日の呉港から日新製鋼までの道のりは、信号パターンが悪いのなんの、呉市民は声を上げないのだろうか?
海上自衛隊の前なんか一回の信号で5台くらいしか流れない、L字の道路なので呉方面に車が流れる場合は、音戸方面に矢印信号で流せばいいのに・・・・・。
と文句を言いながら、本命や隠れ本命の釣り場に到着したが、パラソルを持参したと思っていたが無い


暑いは本命は釣れないわで4投で諦めた

またぞろ呉市内を走るのか・・・・・・と三高港からのフェリーも考えたが、目と鼻の先にある広島港まで2,100円はいかにも高い、それなら少々がまんして陸っ走りをして、その分江田島イチジクをたっぷり買って帰ることに。
(三高港の待合室、車いすのおばあちゃんが二人、入港してくるフェリーを眺めているのが印象的でした)
帰り道、ほとんど使っていないエサを海に・・・・・と立ち寄った場所が大正解


日陰で竿が出せるし、キスのダブル・トリプルが楽しめた

この場所のキスの釣れ具合、落ちに入った手応え充分でした

日曜日、奈古での釣りに見切りをつけ、須佐・江崎・飯ノ浦と回ればなんとかなるわい、と思ったのが大間違い。
奈古は東側に山があり、「風がきついキツイ」とは言いながらもなんとか釣りができました。
あてにしていた須佐湾も大風、もともとキスの数が少ない須佐湾だが、せっかくだからと以前クラブ仲間が27㌢を釣った砂浜の隣で投げるが時期が合わないのか?マハタのちびっ子やチャリコに、なんとキューセンの雄の17~18㌢、こんなサイズの青ベラが釣れるようでは、連盟の大物はとても望めない。
江崎湾も好釣り場はほとんどが向かい風
江崎湾での釣りはあきらめて、ゆとり田万川道の駅へ。
ここに全日本サーフ島根協会出雲おろちサーフのD井さんがいるので、岡本島根協会長に渡す物があるので立ち寄った。
なんと、そこに「須佐で釣りをしていたが風が強くてやめた」と当の岡本協会長が!
しばらくD井さんとゆかりさんと4人で、買い物客やスタッフの邪魔をしながら立ち話。
あまり長居をしても悪いので、次の目的地飯ノ浦漁港へ。
ところがどっこい!もろに東の風を受ける港とあって大荒れ大濁り!
キスの多い港だが、こんな場合キスはどのように避難しているのだろうか?
人間が考えるには、港の一番奥まったところに避難・・・・・・・・?、しかし意に反してまったくアタリ無し。
少し沖合で砂に潜って避難しているのだろうか?
様子を見にやって来た岡本協会長の案内で、高津川の河口に行ってみるが、やはりあまり芳しくない。
日曜日の東萩駅6時22分の始発列車に乗ったりと、土曜日の夜はあまり寝ていないので、早々と退散することに。
帰りがけ、益田川中流域の土手に咲いている彼岸花を写真に撮る。
この写真を撮ったあとは、広島インターまでぐっすりと助手席で丸くなって寝ていました。
昨日は《中秋の名月》、家の前から写真を撮ろうとしましたが、200mmのレンズではいかんともしがたく、クラブのかんたくんにお願いして撮ってもらったのが次の二枚の写真。
(至近の山を構図に入れ・・・・素晴らしい写真です)
かんたくんのお陰で、素晴らしい中秋の名月が見られました。
《おまけのぷりん》
何年か前、家の前で中秋の名月と愛犬ぷりんとススキを撮った写真です。
その昔、投げ釣りを始めたばかりのころ、夢の大ギスを求め釣り仲間のテラさんと島根県に足しげく通っていた。
もちろん高速道路など無く、夜の国道186号線をひたすらに大ギスとの出会いを夢見ながら・・・・・・・、ルーフキャリアに私はオリムピックキューバ14、テラさんは日本号Dの投げ竿を積んで(ちなみにリールは私がダイワSS7500、テラさんがダイワミリオン8000)。
途中、やはりルーフキャリアにサーフボードを積んで嬉々
として走る車と出会うことも何度か。
何度かそんな走行をしているうちに気づいたことが。
連絡網の発達したサーファーが、嬉々として走っているということは、山陰海岸の波
は相当高いということ、つまり彼らの車が多いということは、私たちサーフでのキス釣りの条件は最悪ということに、遅まきながら気づいたわけ
と、昔話をしましたが、昨日の山陰海岸はこれまであまり見たことのないような荒れよう・・・・・・。
(帰り道に撮った持ち石海岸西端の荒波)
9月26日19時前クラブのゆかりさんと、先着のF石さんと合流。
強風に耐えかねて道の駅に避難中の、渋るF石さんを促して釣り場へ。
今日の風向き、東方向を山で護られた港内は、さすがに波はありませんが、時おり降ってくる雨と吹きつける風にはお手上げ、キスを2匹釣ったほかはチャリコが竿先を揺らしてくれる。
22時過ぎ、たまらずF石号の中で横になる・・・・・・・。
いつしか時は過ぎゆき、私はどういう訳か一人で東萩駅で益田行きの始発列車(一輛の場合も列車?電車でもないし・・・・気動車というべきか?)を待っている。
(3番線ホームの始発列車と、瑞風専用のゲートを写真に撮ってみました)
写真は、6時22分発の上り始発益田行きの車両。
乗客は、私よりちょっとあとホームにやって来た鉄道マニアらしき女性との二人だけ。
生まれて初めて乗るJR山陰線、いつも走っている国道191号線や街並みを眺めながら走行。
しばらくすると日本海が見えてくる・・・・アベノマスクに勝るとも劣らない愚策のGoーToに頼らないプチ旅行!!!!!
東萩駅を出て、越ケ浜、長門大井の次は、もう降りなくてはならない奈古駅
もう少し乗って、《惣郷鉄橋》を渡りたいもの・・・・・。
(惣郷鉄橋の写真・・・・・・昨日の波はこれどころではなかっただろう)
ゆかりさんに奈古駅まで迎えに来てもらい、再度釣り場へ。
風は確実に昨日よりひどくなっている
落ちギスはぽつりぽつりと食ってくるものの、チャリコやマハタのちびっ子が多い。
8時30分過ぎ、土曜日の昼過ぎから釣っているF石さんは「疲れたので帰ります」とのこと。
一緒に竿を納めて、買い物をするつもりで道の駅へ。
時間は8時45分、道の駅は10時開店とのこと・・・・・・・・残念
(このあととある場所である出来事が多分かなり高価なモノ
が絡むお話なので、詳しくはまた後日。本物のダイヤ
の見分け方は、息を吹きかけたり油性ペンを塗ってみるそうですネ)
帰りは、釣り場(釣れる場所ではなく、釣りが出来る場所)を探しながら帰ることに。
(続く・・・・・・・・)