大ギス釣り、以前は午後から広島を出て山口県の山陰側、阿武郡の奈古や萩市の萩漁港へといそいそと出かけたもの。
東だと、島根県大田市の温泉津湾へと出掛け、温泉津温泉は熱すぎるので街中にある小浜温泉《才市の湯》で汗を流し、日陰になる波路浦で竿出しし、半夜釣りと早朝釣りをし、陽が昇ってからは琴ヶ浜や黒松海岸で引き釣りをして、一挙両得と楽しんで帰っていた。
なんじゃもんじゃの花が咲くとあの釣り場、ノウゼンカズラの朱い花が咲くとあそこへ、ネムの花が咲き始めると・・・・・・と、キス釣りスイッチがONになる。
そうなると、なんのためらいもなく戸河内インターから国道191号線を走り萩への3時間半、国道261号線を川本町まで走り、因原から県道32号線を温泉津まで走った2時間半などを走って通っていたのだが。
最近この三ヶ所とも、とんと大ギスの姿を見なくなった・・・・・・・・。
そうなると、行く前から「あの道を走って、あの角を曲がって、またしばらくまっすぐ走って」などと行程を考えるうち、しんどくなって「やぁ~めた!」となっている。
陽がおおきく傾き、たそがれ時を迎えると、ダイワ《アオリマチィック》を「ジャー!」と鳴らして大ギスが!!との期待がふくらんでいたが・・・・・・・・。
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