昨日ご紹介した、まるふじのタナキーパー(S)を40㌢くらいに切ります。
つぎに二つ折にして二本縒りにします。
ごく普通の糸のような感じなので、ナイロンやフロロのようにキチンと縒れませんので、そこは適当に縒っていってください。
二本縒りにしたあと8の字結びでとめます。
それを水に浸けます、そうするとびっくり!!ヘビのようにくねくねとよじれ始めます。
水から取り出し、指でしごいてまっすぐにして、テーブルなどの上に並べて乾燥させます。
下の写真をご覧ください、一番左が縒ったばかりの普通に見える糸です。
真ん中が、水に浸けたあとよじれているタナキーパーです。
右が、しごいてまっすぐにしたモノです、水に浸ける前に比べずいぶん短くなっています。
(縮んだ分だけ伸び縮みするわけです)
乾いたら、結んだ方の反対側に、UG植田漁具のローリングハリス止を結びます。
これを何本か用意しておいて、天秤にくくりつけて使用します。
このクッション材が、大ギスの不意のアタリや、数釣りの時にハジくことなくハリに乗せられるわけです。
このクッション材を使うと、少々硬めの天秤でも使用できます。
市販のクッションゴムや輪ゴムを使う人もいますが、このタナキーパーの微妙な伸縮性はかなり楽しめます。
それに、市販のクッションゴムだと普通のサルカンが付いているので、モトスをいちいち結ばなくてはいけません。
その点タナキーパーで作ると、ハリス止が使用できるので、仕掛け交換が素早くできるわけです。
下の写真は、『サーフセンサーハイパーちから糸』に、UG植田漁具の『ガイドトール』を結んで、それに『トップガン』を付け、『タナキーパー』で作ったクッション材に、UG植田漁具の『ローリングハリス止』を結び、仕掛けのモトスを取り付けた写真です。
(仕掛けを取り出す時に、モトスの先っぽはわかり易いように黒くマジックインクを塗っています。めったなことですっぽ抜けることはないのですが、念のため結びこぶを作っておきます)
仕掛けについては、また日を改めてご紹介させていただきます。
くどいようですが、これはあくまで私の思い込み仕掛けです、良い子のみなさんはマネをしないように・・・・・・。
【我が家の花ごよみ】
ユキモチソウやムサシアブミに続いて、「ウラシマソウ」も変わった花を咲かせています。
花序の先端が糸状に長く垂れ下がり、これを浦島太郎の釣り糸に見立てて、その名前がつけられています。
(テンナンショウ属のウラシマソウ、コンニャクの仲間です)