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初めての歩き遍路・1 (準備&歩き一日目)
昨年歩き通した四国遍路、毎日25~30km総距離1,300~1,400km歩くには、とにかく荷物は軽いに限ると、リュックも重量を主眼に選んだ。
 それぞれの重さを測っては、5kg未満になるように考えた。
 
 これに、一番大切なな遍路用品やお賽銭だけでも1kgはあり、飲み物は別で5kgははるかに越えている。



 遍路本を見ていると、下のような輪袈裟と二重になった真言宗の数珠を用意と書いてあるが、私の家は浄土真宗なので、わざわざ遍路用に買っても、回り終えて粗末にしてはいけないので、浄土真宗の御式章と数珠で廻りました(みなさんはどうしているのでしょうか?)。



浄土真宗の御式章と数珠。


 広島新幹線駅バス乗り場から徳島行きの高速バスに乗ったが、鳴門西BAで降りるとわざわざ徳島駅まで行って、列車に乗り換えるよりはるかに一番霊山寺に一番近い。
 降りたところに坂東タクシーの看板があるので、電話して迎えに来てもらった。

 一番札所にお参りして。


(このあと三日目には、とにかく軽量化のため左手に持っているキャップや、着ているゴアテックスのブルゾン、長距離歩きに向かなかった写真で履いているシューズも、わずか1kgくらいだが宅急便で家に送り返した。かみさんは徳島土産でも入っているかと期待したそうだ)


一番札所《霊山寺の納経印》ご本尊は釈迦如来でご真言は「のうまくさんまんだ ぼだなんばく





 札所を出てすぐ前の撫養街道を右に、約1.8km歩いて二番札所極楽寺へと歩く。
緊張感からか、あまり道中をおぼえていないemoji

 二番札所《極楽寺の納経印》ご本尊は阿弥陀如来、ご真言は「おんあみりた ていせいからうん

      

 二番札所から約2・6km歩いて、三番札所金泉寺へ。
ご本尊は一番と同じ釈迦如来で、ご真言も同じ「のうまくさんまんだ ぼだなんばく

 三番札所の納経印。

           

 四番札所に向かって歩いていると、人ひとりしか通れない遍路道に入る。

   

 途中、結願を遂げられなかった人たちを、地元の人が手厚く葬った遍路墓が並ぶ。
静かに頭を下げて通り過ぎる。
 遍路道すぐそばのお家のワンちゃんに、ものすごい剣幕で吠えたてられる。
多分ここを通った多くの遍路さんが経験しているでしょう。

 四番札所《大日寺》の納経印、ご本尊は大日如来で、ご真言は「おんあびらうんけん ばざらだとばん

      

 ここからさらに2km歩いて、大きな銀杏の木が迎えてくれる五番札所《地蔵寺》へ。
ご本尊は《地蔵菩薩》で、ご真言は「おんかかかび さんまえいそわか

 五番札所の納経印



 歩き初日だし、半日だとこの辺りまでが精一杯。
実は、ここに来るまでの間、疲れて田んぼの畔に座り込み「このまま歩けるのだろうか・・・・」と、考え込んでしまいました。

 ということで、地蔵寺前の《森本屋》かもう少し県道を歩いて《寿屋食堂》、まだ頑張れる人は6番札所《安楽寺宿坊》に泊まるといいでしょう。
私は寿食堂に泊まりましたが、鶏肉が食べられない私は鴨鍋にちょっと・・・・・。











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2024/06/12 13:46 | 四国遍路

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