幕末を駆け抜けた吉田松陰の言葉です。
9人兄弟の末っ子の私は、母にはずいぶん苦労を掛けました。
何度、私のために頭を下げたことでしょう・・・・・・。
こんな親不孝の私なのに、母は最期まで「子ども孝行」の母でした。
今年の初釣りの1月16日、ゆっくりと仲間との釣りを楽しませてくれ、翌17日の午後0時29分、長い間待ちわびていたであろうと思う父のもとに旅たちました。
(母の交友の方への年賀状は、母の名で私が代理で出していましたが、母の名で喪中はがきという訳にはいかないので、これまでのご厚誼のお礼に、このお葉書をお出しすることにしました)
先日17日のブログで、「母がいて 喧嘩ができて 去年今年(こぞことし)」と書きました。
私は苦労は掛けましたが、母とは一度もケンカをしたことはありませんでした。
それでも、「あぁ母がいてこそだなぁ~」とこの俳句が気に入っていたのです。
掛け軸も新年の《松竹梅》から《水墨画の梅》にしないといけないなぁ~と思っていたところに母の訃報。
17日にブログを更新した時は母への供養から、《六字名号》の南無阿弥陀仏に交換した次第です。
でも「子ども孝行」の母のおかげで、23日は大阪で懐かしいメンバーとお会いできました。
一年間、全日本サーフキャスティング連盟設立50周年記念誌を編集・作成した戦友です。
(全日本サーフキャスティング連盟 50周年記念誌)
翌24日は、連盟の新年総会と懇親会、こちらもご来賓の方々や、他協会の方々とゆっくり歓談ができました。
母を送るのが5日ずれていたら、キャンセルしなければいけませんでした。
友人やお付き合いのある方を大事にしろよ・・・・・・との子ども孝行の母に感謝感謝です。
さて、いよいよ今年もフィッシングショーの時期です。
(ダイワも新製品目白押しです、カタログ表紙からしてこれまでの白から黒に変っています)
(投げカタログにも新製品が!)
ところで、私は物事に関する《理念》というものは、誰から見てもほぼ同じものだとずっと信じていました。
しかし、立ち位置が違えば理念も二つも三つもあるのだろうと思うようになりました。
残念ながらその理念の違いから、私は古くからの友を失いました。
「敬せられざるに至れるは 我が徳収まらざりし」だったか、私に友人力というものが不足していたのでしょう。
彼を貶める者と私は、どんな理由があろうと名を連ねることはできない、その裏返しと思ってもらえるといいのですが・・・・・・。
私も、その友を失って後悔する日が来るのだとは思いますが。
最後になりましたが、私のブログを見て、「GACサーフで一緒に」と申し込んでいただいたお二人の方、上記(母の)理由であまり気力が伴わず、失礼いたしました。
ちょっと長文でも書けるようになりましたので、近々ご連絡をさせていただきます。
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