大型の台風17号が沖縄付近を・・・・・・・・・の予報もなんのその、28日の夜から「台風なんかぶっ飛ばせ!」と言いながら九州へと向かいました。
同行してくれるのは、私と同じクラブの【達人さん】、人柄もよく、運転のウデも確かで、この釣り場にも今回で3回目という心強い味方。
28日金曜日の20時に家を出て、かめや釣具商工センター店でエサを購入し、廿日市インターから山陽自動車道へ。
ゆっくり目に走れば、目的地近くのインターを下りるころは、29日の0時ころで【休日割引】対応に・・・・・、料金は2550円なり。
目的地に到着し、夜明けまで仮眠をとることに・・・・・・・。
29日の土曜日、約束の午前6時には、私の車を含めて3台の車が集合。
釣り場はこんな場所で、私自身この場所は今回で5度目の釣行となります。
(右手に見える神社は、大宰府に左遷されたときに、菅原道真公が立ち寄ったと伝えられる地に建てられた菅原神社)
夜明けから釣りはじめるがなかなか釣れず、あせる気持ちで満潮を迎える。
それでもこの場所は、下げに入ってからも実績があるので、諦めずに釣り続けていると、当日参加した紅一点の彼女がロッドを曲げ、見事に本命をゲット!!!!
(釣りモノは何でしょう??そのロッドから判断すると、まさかのアオ・・・・?)
でも、私が来ているということは、ア・・・・・・ではなく、ア・・・・・?
答えはもうしばらくお待ちください。
台風の影響もなく、なんとか頑張って一日が終わりましたが、もうホテルは予約してあるので早々とチェックイン。
翌30日、7時ころから再度釣り場に行ったところ、今日は大波・大濁りで4~5投したものの、獲物の気配を感じないので納竿として、みやこ町というところにある新鮮市場で、【ユズこしょう】やイチジクなどたっぷり買い込み、若人二人から「釣り人から買い物おじさんに変わってる!」と笑われました・・・・・。
早くに切り上げたので家には13時過ぎに到着。
今回の走行距離は538kmでしたが、半分以上を【達人さん】が運転してくれたので、楽チンで行き帰りができました。
しかし、先日も感じましたが、自分で運転をしていると、一人で九州一周しても眠気は感じないのに、横に座っていると眠気が襲ってくるもんですね・・・・・・・・。
同行してくれるのは、私と同じクラブの【達人さん】、人柄もよく、運転のウデも確かで、この釣り場にも今回で3回目という心強い味方。
28日金曜日の20時に家を出て、かめや釣具商工センター店でエサを購入し、廿日市インターから山陽自動車道へ。
ゆっくり目に走れば、目的地近くのインターを下りるころは、29日の0時ころで【休日割引】対応に・・・・・、料金は2550円なり。
目的地に到着し、夜明けまで仮眠をとることに・・・・・・・。
29日の土曜日、約束の午前6時には、私の車を含めて3台の車が集合。
釣り場はこんな場所で、私自身この場所は今回で5度目の釣行となります。
(右手に見える神社は、大宰府に左遷されたときに、菅原道真公が立ち寄ったと伝えられる地に建てられた菅原神社)
夜明けから釣りはじめるがなかなか釣れず、あせる気持ちで満潮を迎える。
それでもこの場所は、下げに入ってからも実績があるので、諦めずに釣り続けていると、当日参加した紅一点の彼女がロッドを曲げ、見事に本命をゲット!!!!
(釣りモノは何でしょう??そのロッドから判断すると、まさかのアオ・・・・?)
でも、私が来ているということは、ア・・・・・・ではなく、ア・・・・・?
答えはもうしばらくお待ちください。
台風の影響もなく、なんとか頑張って一日が終わりましたが、もうホテルは予約してあるので早々とチェックイン。
翌30日、7時ころから再度釣り場に行ったところ、今日は大波・大濁りで4~5投したものの、獲物の気配を感じないので納竿として、みやこ町というところにある新鮮市場で、【ユズこしょう】やイチジクなどたっぷり買い込み、若人二人から「釣り人から買い物おじさんに変わってる!」と笑われました・・・・・。
早くに切り上げたので家には13時過ぎに到着。
今回の走行距離は538kmでしたが、半分以上を【達人さん】が運転してくれたので、楽チンで行き帰りができました。
しかし、先日も感じましたが、自分で運転をしていると、一人で九州一周しても眠気は感じないのに、横に座っていると眠気が襲ってくるもんですね・・・・・・・・。
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今夜8時から、台風に向かって九州に行ってきます。
一応、明日とあさってとの釣りを予定して、ホテルも予約をしているのですが・・・・・・。
せめて明日くらいは釣りができればいいな・・・・・・・と祈っています。
【雨きらい】な私ですが、今回は雨は避けられないでしょうね・・・・・・・。
月曜・火曜は大風と大波、今回は台風に雨・・・・・・・。
私は何か悪い事でもしたのでしょうか・・・・・?
したとしたら、身に覚えがたくさんあるので、せめて【ジャンル】は?何か?判ればいいのですが
帰って来て、まずまずの釣果報告ができればいいのですが
一応、明日とあさってとの釣りを予定して、ホテルも予約をしているのですが・・・・・・。
せめて明日くらいは釣りができればいいな・・・・・・・と祈っています。
【雨きらい】な私ですが、今回は雨は避けられないでしょうね・・・・・・・。
月曜・火曜は大風と大波、今回は台風に雨・・・・・・・。
私は何か悪い事でもしたのでしょうか・・・・・?
したとしたら、身に覚えがたくさんあるので、せめて【ジャンル】は?何か?判ればいいのですが
帰って来て、まずまずの釣果報告ができればいいのですが
対馬や五島列島、屋久島、種子島、そして奄美諸島などは結構名前だけでも知っている人は多いと思います。
しかし、【甑島】となると、「えっ、どこにあるの?」となる人が多いと思います、
かく言う私も、最初に甑島の存在を知ったのは、週刊釣りサンデー別冊【チヌのすべて】で、巨チヌの島と紹介され、「70㌢のチヌが釣れた!との噂が・・・・・・」の記事を読んだ時でした。
次に甑島の名前を耳にしたのは、1985年3月31日の『開洋丸海難事故』のニュースでした。
串木野港を、荒天を押して出港した渡船の開洋丸が、渡船客26人と船長を合わせて27人全員が犠牲になったのです。
その約一ヵ月後の4月27日、鴨谷師のお誘いで投げ釣り党として、初めて甑島に行くことになりました。
(週刊釣りサンデー昭和60年6月2日号に掲載された記事。下の写真の砂浜は、いまでは埋め立てられて消防署や連絡船の発着場になっています)
(下甑島の長浜港で釣った、30㌢オーバーのシロギスを手にする、若き日の私)
その後、鴨谷師は再度6月に再チャレンジされ、私は秋の9月に二度目の訪問をしました。
三度目の甑島は1992年の9月でした。
その後は、五島列島通いに明け暮れたり同行者がいないために、ずいぶんと甑島にもご無沙汰でしたが、やっと念願かなって今回四度目の甑島を楽しんだ次第です。
昔のパンフレットを引っ張り出して見比べましたが、27年前や20年前と変わっているのは、写っているモデルの服装くらいで、それ以外はほとんど変わっていません。
それもそうですね、自然がいっぱいの島ですから、変わっていては逆に興ざめですよね。
強いていえば、どこの港も埋め立てで大きくなっているのと、上甑島と中甑島の間に二つの橋が架かったくらいです。
そう言えば私は、列車のほかにはフェリーや船に乗るのが好きで、今回の8泊9日の旅でも4航路船に乗りました。
甑島への船ですが、一度目と二度目の1985年に訪れたときは、【鯨波丸】という貨客船と、高速船の初代【シーホーク】が運航していました。
(初回に行った時、帰りに乗船した鯨波丸)
(初代のシーホーク)
三度目の1992年には、【フェリーこしき】と、高速船はそのまま初代の【シーホーク】でした。
今回、四度目は【フェリー ニューこしき】と、高速船は二代目【シーホーク】が航行していました。
(現在運行中のフェリーニューこしき)
島への乗船料金ですが、
1985年は、シーホーク3,450円で、鯨波丸が1,610~1,830円
1992年は、シーホーク3,550円で、フェリーこしきが1、660~1、890円
2012年は、シーホーク3,610円で、ニューこしきが2,240円
つまり、ほとんど値上がりしていないのです。
私が行く範囲では島根県隠岐島だと
高速船レインボー6,000円で、フェリーだと3,150円
松山だとスーパージェット6,900円で、フェリーは3,500円
こうしてみてみると、ずいぶんと安い航送料だといえます。
民宿もほとんどが一泊二食で6300円とお手軽、みなさんもぜひ自然いっぱいの甑島に足をはこんでみてください。
カミさんに、「あ~ぁ、また甑島にいきたいのぉ~」と言うと、「新幹線で行けるん?」と聞いてきました。
よくぞ聞いてくれました、九州新幹線だと薩摩川内市の【川内】まで行けば、フェリーの発着にあわせた直通バスで34分で串木野新港へ。
秋の方が行きやすいのですが、【かのこゆり】の咲き乱れる夏に行ってみたいものです。
今のシーズンだと、私の好きな野生ランで、ウチョウランの変種の、甑島特有種【サツマチドリ】の花時でしょうね・・・・。
もちろん、島の西部の断崖に自生するそうなので、簡単には自生を見られないのでしょうが・・・・。
(1985年、初めて甑島に行ったときに買った【サツマチドリ】の花)
上甑島では【旅館 えびすや】TEL 09969-3-2078
里でのランチは【時春】TEL 09969-6-3928(あおりイカなどの釣りのアドバイスをしてくれますよ)
おみやげは【我夢】TEL 09969-3-2831(椿油や、里の焼酎百合を買いました)
(里の焼酎【六代目百合】と愛犬ぷりん)
中甑島では【民宿 たいら】TEL 09969-2-0578
(天然の良港中甑島平良港、初めて行った時に泊まった宿(今回のたいらではありません)のおかみさんが「秋に来れば港の中で40㌢のキスが・・・・」と言っていたが)
あなたなら、この港内を狙うとしたらどこから投げますか?
と、こんなふうに考えるのも楽しいものです。
下甑島では【民宿 みち】TEL 09969-5-0108
しかし、【甑島】となると、「えっ、どこにあるの?」となる人が多いと思います、
かく言う私も、最初に甑島の存在を知ったのは、週刊釣りサンデー別冊【チヌのすべて】で、巨チヌの島と紹介され、「70㌢のチヌが釣れた!との噂が・・・・・・」の記事を読んだ時でした。
次に甑島の名前を耳にしたのは、1985年3月31日の『開洋丸海難事故』のニュースでした。
串木野港を、荒天を押して出港した渡船の開洋丸が、渡船客26人と船長を合わせて27人全員が犠牲になったのです。
その約一ヵ月後の4月27日、鴨谷師のお誘いで投げ釣り党として、初めて甑島に行くことになりました。
(週刊釣りサンデー昭和60年6月2日号に掲載された記事。下の写真の砂浜は、いまでは埋め立てられて消防署や連絡船の発着場になっています)
(下甑島の長浜港で釣った、30㌢オーバーのシロギスを手にする、若き日の私)
その後、鴨谷師は再度6月に再チャレンジされ、私は秋の9月に二度目の訪問をしました。
三度目の甑島は1992年の9月でした。
その後は、五島列島通いに明け暮れたり同行者がいないために、ずいぶんと甑島にもご無沙汰でしたが、やっと念願かなって今回四度目の甑島を楽しんだ次第です。
昔のパンフレットを引っ張り出して見比べましたが、27年前や20年前と変わっているのは、写っているモデルの服装くらいで、それ以外はほとんど変わっていません。
それもそうですね、自然がいっぱいの島ですから、変わっていては逆に興ざめですよね。
強いていえば、どこの港も埋め立てで大きくなっているのと、上甑島と中甑島の間に二つの橋が架かったくらいです。
そう言えば私は、列車のほかにはフェリーや船に乗るのが好きで、今回の8泊9日の旅でも4航路船に乗りました。
甑島への船ですが、一度目と二度目の1985年に訪れたときは、【鯨波丸】という貨客船と、高速船の初代【シーホーク】が運航していました。
(初回に行った時、帰りに乗船した鯨波丸)
(初代のシーホーク)
三度目の1992年には、【フェリーこしき】と、高速船はそのまま初代の【シーホーク】でした。
今回、四度目は【フェリー ニューこしき】と、高速船は二代目【シーホーク】が航行していました。
(現在運行中のフェリーニューこしき)
島への乗船料金ですが、
1985年は、シーホーク3,450円で、鯨波丸が1,610~1,830円
1992年は、シーホーク3,550円で、フェリーこしきが1、660~1、890円
2012年は、シーホーク3,610円で、ニューこしきが2,240円
つまり、ほとんど値上がりしていないのです。
私が行く範囲では島根県隠岐島だと
高速船レインボー6,000円で、フェリーだと3,150円
松山だとスーパージェット6,900円で、フェリーは3,500円
こうしてみてみると、ずいぶんと安い航送料だといえます。
民宿もほとんどが一泊二食で6300円とお手軽、みなさんもぜひ自然いっぱいの甑島に足をはこんでみてください。
カミさんに、「あ~ぁ、また甑島にいきたいのぉ~」と言うと、「新幹線で行けるん?」と聞いてきました。
よくぞ聞いてくれました、九州新幹線だと薩摩川内市の【川内】まで行けば、フェリーの発着にあわせた直通バスで34分で串木野新港へ。
秋の方が行きやすいのですが、【かのこゆり】の咲き乱れる夏に行ってみたいものです。
今のシーズンだと、私の好きな野生ランで、ウチョウランの変種の、甑島特有種【サツマチドリ】の花時でしょうね・・・・。
もちろん、島の西部の断崖に自生するそうなので、簡単には自生を見られないのでしょうが・・・・。
(1985年、初めて甑島に行ったときに買った【サツマチドリ】の花)
上甑島では【旅館 えびすや】TEL 09969-3-2078
里でのランチは【時春】TEL 09969-6-3928(あおりイカなどの釣りのアドバイスをしてくれますよ)
おみやげは【我夢】TEL 09969-3-2831(椿油や、里の焼酎百合を買いました)
(里の焼酎【六代目百合】と愛犬ぷりん)
中甑島では【民宿 たいら】TEL 09969-2-0578
(天然の良港中甑島平良港、初めて行った時に泊まった宿(今回のたいらではありません)のおかみさんが「秋に来れば港の中で40㌢のキスが・・・・」と言っていたが)
あなたなら、この港内を狙うとしたらどこから投げますか?
と、こんなふうに考えるのも楽しいものです。
下甑島では【民宿 みち】TEL 09969-5-0108
ゆっくりと三日間滞在した甑島列島を、25日の10時25分の高速船シーホークで離れ11時30分に串木野新港へ。
桜島の火山灰を浴びていた車も、朝からの雨で少なくとも灰だけは流されていた。
降り止まない雨のなか、次の目的地の阿久根市沖の長島を目指して走る。
黒の瀬戸大橋を渡っても雨、18年ぶりにたずねた長島の大ギス釣り場【梅の木山】は、すっかりとその様相を変え釣れる気がしないので、波止の先端でアオリイカを狙っていた地元の方と少しお話をしただけで移動。
柳ヶ迫も足を濡らしながら海辺に下りる気にもならずパス・・・・・。
市来崎でも釣る気は起きず、碓井漁港の魚市場上屋からなら雨は避けられそうだが、キスとなるとあまり期待ができそうもない・・・・・。
ずいぶん前には大ギスが続々上がった伊唐島への橋まで行ってみたが、やはり釣り場に濡れながら下りる気にはなれない。
(かっては、かなりの数の大ギスが釣れた、伊唐島に架かる橋)
足を濡らして釣り場に下りる気が無いのなら長居は無用・・・・・と、天草へ渡るフェリー乗り場の蔵之元港へ。
牛深港に入港しても雨は降り止まない・・・・・・。
何年か前に来たときは、魚貫(おにき)や浅海などを釣り歩いたが、「何が悲しゅうて、こんな雨の中、釣りをせんにゃぁいけんのや・・・・・」と独り言を言いながら100%観光に切り替える。
まずは20年前にも来たことのある【崎津の天主堂】へ。
五島列島などあちこちの教会を訪ね歩いているが、この教会は好きな教会のひとつでもあります。
次は、以前から一度は行ってみたいと思っていた【大江の天主堂】
ここは、私のもうひとつの趣味である【野生ラン栽培】のうち、寒ランの記事で初めて知った教会で、その小さいながら端麗なたたずまいは感動もの・・・・・・。
今回の天草での最大の目標は、今からずいぶん前に【全日本キス釣り選手権大会】で優勝魚31・8㌢が釣れた苓北町富岡でのキス釣り。
毎年毎年、入れ代わり立ち代わり釣り人が入れば別ですが、そうでない好ポイントの場合、大きく地形が変わっていない限り期待ができるからです。
翌朝26日の早朝からの釣りに備え、【麟泉の湯】に浸かったのちに富岡港で車中泊。
翌朝6時前から優勝魚が釣れた場所に行こうと試みたが、道路には車止めが作られ、釣り場まではかなり歩くよう・・・・・。
私の辞書には【待つ】の他にも【歩く】の3文字は無いので、あっさりと諦めて、対岸の港入り口の砂揚場から・・・・・。
一投目から23㌢の良型に気を良くするが、その後はだんだん型が落ちてくる。
富岡港から投げるが、砂浜が近いせいだろうかピンピンピン・・・・・・。
熊本に2年間出向していた友人が教えてくれた、上天草市の釣り場を目指して本渡まで走ったが、また鬼池港まで帰るには40kmもある・・・・・・と思い直し、予定を早めて島原半島に渡ることに。
鬼池港発8時45分のフェリーで島原半島の口之津港へ。
口之津から251号線を小浜温泉まで。
小浜までの途中、これは・・・・と思う小浜町飛子で投げてみましたが、サイズは17~18㌢ばかりで、10匹ばかり釣ったところで竿を納めました。
ここで、これから小浜温泉に行かれる方へのアドバイス。
小浜から雲仙への国道57号線の交差点にある【よしちょう】で食事をすると、同じ経営の立ち寄り湯が無料で、食事なしで入湯だけだと200円・・・・。
国道57号線を雲仙へと上る・・・・・・。
雲仙に着いたが、どこもかしこも有料駐車場で、有料駐車場以外はトイレも利用できる場所がない。
駐車料金を惜しむ、せこい男のようで恐縮だが、日本人が日本に旅行をした場合、少しくらいは公営のくつろげる駐車場があってもいいのでは・・・・・・・。(釣り場でもそうですが、島によってはまったく駐車料金を取らない島と、結構有料の場所を設けている島がある、地域性にもよるのだろう・・・・・・・・)
広さ野球の内野に少し足しただけの感じの雲仙地獄を写真に撮っただけで、さっさと雲仙をあとにして島原市街へ。
なぜ、私はそこまで雲仙と島原にこだわったかですが・・・・・・。
もう時効なのでお話しますが、実は中学校の修学旅行が長崎~雲仙~島原~阿蘇~別府でした。
その時、行きの列車の中と長崎の旅館で、悪友どもとトランプのバクチで、小遣いがすってんてんになり、まともに雲仙と島原のおみやげ屋さんを楽しんでいない・・・・というトラウマがあったのです。
今回は「矢でも鉄砲でも持って来い!」「山よりふといイノシシは出ない!」くらいの大きな気持ちで、みやげを買い占めるつもりでしたが、あまりにもぎすぎすした雰囲気がイヤで、そそくさと下山した次第です。
島原では名物の【とら巻き】と【羊羹】を小さなお店で購入。
(島原の武家屋敷)
島原城と武家屋敷を歩いた後、最後の目的地である長崎の野母崎へ・・・・・・。
(島原から長崎への途中の気に入った風景。遠くに海が見えます)
なぜ野母崎にこだわるのか・・・・・・・・?
今から30年くらい前、入院した病院の看護婦さんが野母崎の出身で、五島や平戸、そして有明海に釣りに行くという私に、「野母崎も大きなキスが釣れますよ」「野母崎に帰る時は九州自動車道の南関で下りて、長洲から有明フェリーで島原半島に渡って帰るんですよ」などと話をしてくれました。
いまではその人の名前も顔も覚えていないので、【恋】とは言いがたいのですが、やっぱり私はロマンチストなんでしょうね。
その時以来純情な?私の心に【野母崎】という地名は深く刻み込まれていたのです。
(野母崎への途中、夕日を待つ軍艦島、正式名称は端島だが、その風貌?から軍艦島と呼ばれている)
野母崎では、一番端っこまで行ける【樺島灯台】まで行きました。
でもキス釣りはしていません。
私の下手なせいで、大きなキスが釣れなかった時、30年前のその人の「大きなキスが釣れますよ」との言葉を疑っては失礼なので・・・・・。
(樺島灯台から見る野母崎)
この野母崎を訪ねたことで、今回の私の旅は終わりとしました。
26日の夜は、長崎のホテルでも・・・・・と思っていましたが、少しでも早く愛犬 ぷりんに会いたいので、川平道路~長崎バイパス~多良見インターへと走り、九州自動車道の古賀SAで仮眠をし、予定より10時間くらい早い27日の10時30分ころに無事帰宅しました。
次回は、甑島のキス事情について考察してみたいと思います。
桜島の火山灰を浴びていた車も、朝からの雨で少なくとも灰だけは流されていた。
降り止まない雨のなか、次の目的地の阿久根市沖の長島を目指して走る。
黒の瀬戸大橋を渡っても雨、18年ぶりにたずねた長島の大ギス釣り場【梅の木山】は、すっかりとその様相を変え釣れる気がしないので、波止の先端でアオリイカを狙っていた地元の方と少しお話をしただけで移動。
柳ヶ迫も足を濡らしながら海辺に下りる気にもならずパス・・・・・。
市来崎でも釣る気は起きず、碓井漁港の魚市場上屋からなら雨は避けられそうだが、キスとなるとあまり期待ができそうもない・・・・・。
ずいぶん前には大ギスが続々上がった伊唐島への橋まで行ってみたが、やはり釣り場に濡れながら下りる気にはなれない。
(かっては、かなりの数の大ギスが釣れた、伊唐島に架かる橋)
足を濡らして釣り場に下りる気が無いのなら長居は無用・・・・・と、天草へ渡るフェリー乗り場の蔵之元港へ。
牛深港に入港しても雨は降り止まない・・・・・・。
何年か前に来たときは、魚貫(おにき)や浅海などを釣り歩いたが、「何が悲しゅうて、こんな雨の中、釣りをせんにゃぁいけんのや・・・・・」と独り言を言いながら100%観光に切り替える。
まずは20年前にも来たことのある【崎津の天主堂】へ。
五島列島などあちこちの教会を訪ね歩いているが、この教会は好きな教会のひとつでもあります。
次は、以前から一度は行ってみたいと思っていた【大江の天主堂】
ここは、私のもうひとつの趣味である【野生ラン栽培】のうち、寒ランの記事で初めて知った教会で、その小さいながら端麗なたたずまいは感動もの・・・・・・。
今回の天草での最大の目標は、今からずいぶん前に【全日本キス釣り選手権大会】で優勝魚31・8㌢が釣れた苓北町富岡でのキス釣り。
毎年毎年、入れ代わり立ち代わり釣り人が入れば別ですが、そうでない好ポイントの場合、大きく地形が変わっていない限り期待ができるからです。
翌朝26日の早朝からの釣りに備え、【麟泉の湯】に浸かったのちに富岡港で車中泊。
翌朝6時前から優勝魚が釣れた場所に行こうと試みたが、道路には車止めが作られ、釣り場まではかなり歩くよう・・・・・。
私の辞書には【待つ】の他にも【歩く】の3文字は無いので、あっさりと諦めて、対岸の港入り口の砂揚場から・・・・・。
一投目から23㌢の良型に気を良くするが、その後はだんだん型が落ちてくる。
富岡港から投げるが、砂浜が近いせいだろうかピンピンピン・・・・・・。
熊本に2年間出向していた友人が教えてくれた、上天草市の釣り場を目指して本渡まで走ったが、また鬼池港まで帰るには40kmもある・・・・・・と思い直し、予定を早めて島原半島に渡ることに。
鬼池港発8時45分のフェリーで島原半島の口之津港へ。
口之津から251号線を小浜温泉まで。
小浜までの途中、これは・・・・と思う小浜町飛子で投げてみましたが、サイズは17~18㌢ばかりで、10匹ばかり釣ったところで竿を納めました。
ここで、これから小浜温泉に行かれる方へのアドバイス。
小浜から雲仙への国道57号線の交差点にある【よしちょう】で食事をすると、同じ経営の立ち寄り湯が無料で、食事なしで入湯だけだと200円・・・・。
国道57号線を雲仙へと上る・・・・・・。
雲仙に着いたが、どこもかしこも有料駐車場で、有料駐車場以外はトイレも利用できる場所がない。
駐車料金を惜しむ、せこい男のようで恐縮だが、日本人が日本に旅行をした場合、少しくらいは公営のくつろげる駐車場があってもいいのでは・・・・・・・。(釣り場でもそうですが、島によってはまったく駐車料金を取らない島と、結構有料の場所を設けている島がある、地域性にもよるのだろう・・・・・・・・)
広さ野球の内野に少し足しただけの感じの雲仙地獄を写真に撮っただけで、さっさと雲仙をあとにして島原市街へ。
なぜ、私はそこまで雲仙と島原にこだわったかですが・・・・・・。
もう時効なのでお話しますが、実は中学校の修学旅行が長崎~雲仙~島原~阿蘇~別府でした。
その時、行きの列車の中と長崎の旅館で、悪友どもとトランプのバクチで、小遣いがすってんてんになり、まともに雲仙と島原のおみやげ屋さんを楽しんでいない・・・・というトラウマがあったのです。
今回は「矢でも鉄砲でも持って来い!」「山よりふといイノシシは出ない!」くらいの大きな気持ちで、みやげを買い占めるつもりでしたが、あまりにもぎすぎすした雰囲気がイヤで、そそくさと下山した次第です。
島原では名物の【とら巻き】と【羊羹】を小さなお店で購入。
(島原の武家屋敷)
島原城と武家屋敷を歩いた後、最後の目的地である長崎の野母崎へ・・・・・・。
(島原から長崎への途中の気に入った風景。遠くに海が見えます)
なぜ野母崎にこだわるのか・・・・・・・・?
今から30年くらい前、入院した病院の看護婦さんが野母崎の出身で、五島や平戸、そして有明海に釣りに行くという私に、「野母崎も大きなキスが釣れますよ」「野母崎に帰る時は九州自動車道の南関で下りて、長洲から有明フェリーで島原半島に渡って帰るんですよ」などと話をしてくれました。
いまではその人の名前も顔も覚えていないので、【恋】とは言いがたいのですが、やっぱり私はロマンチストなんでしょうね。
その時以来純情な?私の心に【野母崎】という地名は深く刻み込まれていたのです。
(野母崎への途中、夕日を待つ軍艦島、正式名称は端島だが、その風貌?から軍艦島と呼ばれている)
野母崎では、一番端っこまで行ける【樺島灯台】まで行きました。
でもキス釣りはしていません。
私の下手なせいで、大きなキスが釣れなかった時、30年前のその人の「大きなキスが釣れますよ」との言葉を疑っては失礼なので・・・・・。
(樺島灯台から見る野母崎)
この野母崎を訪ねたことで、今回の私の旅は終わりとしました。
26日の夜は、長崎のホテルでも・・・・・と思っていましたが、少しでも早く愛犬 ぷりんに会いたいので、川平道路~長崎バイパス~多良見インターへと走り、九州自動車道の古賀SAで仮眠をし、予定より10時間くらい早い27日の10時30分ころに無事帰宅しました。
次回は、甑島のキス事情について考察してみたいと思います。
今回の旅、計画段階では平戸島まで入っていましたが、よく考えたら平戸なら広島から日帰りと言えば言い過ぎかもしれませんが、一泊で行ける範囲なので、今回は思い切って薩摩川内市の【甑島】をゆっくりと釣り歩くことに・・・。
南さつま市加世田の【旅館 松屋】さん、ご主人は大の釣り好きで21日の夜は釣り談義に花が咲いたが、22日は鹿児島市内の【かめや釣具 城南店】でエサを購入して、串木野新港から午後の便で甑島に行くため、7時には宿を出ました。
鹿児島市内では、【磯庭園】から見る桜島を楽しみにしていたのですが、20日に大噴火をしたそうで、市内でもひどいところでは火山灰が舞い上がり、視界は50mくらいのとこもある。
磯庭園まで行っても、きれいな桜島が見られるわけでもなし、鹿児島港からちょこっと写真に撮って今回はお茶を濁して、いつか九州新幹線でゆっくり来ることにしました。
市内を走っている車も、まるで長い間放置車両ではないか?と思うほどの汚れよう・・・・・。
(長い間の放置車両かと思ったら、20日の一日だけでこれだけ汚れたそうです)
直線距離で40kmも離れている加世田の宿に停めた私の車のボンネットにもかなりの火山灰が。
【南九州自動車道】鹿児島西ICから市来ICまで走り、久しぶりの串木野新港へ到着。
午後2時15分発の高速船【シーホーク】で甑島へ。
便の都合で先に下甑島の長浜港に寄ったあと、上甑島の里港へ着くため倍近い110分も乗っていなければならないが、料金は3610円と変わらず。
里港では1992年の9月に訪れて以来の【えびすや旅館】、おかみさんに港まで迎えにきていただく。
(里での宿、えびすや旅館)
荷物を下ろす時間ももどかしく、宿の車をお借りして釣り場へと急ぐ。
今から30年ちかくも前、「里で尺ギスが何匹も釣れた」との未確認情報がある。
里でキスのいる砂浜と言えば、里港の反対側の浜や港と、市の浦キャンプ場くらいのもの。
私の睨んだところでは裏側のテトラに護られた砂浜、そこしかないと・・・・・・。
しかし5ヶ所替わって投げたが、キスのキの字も姿を見せず、広島を出発して92時間ぶりに竿を出し、初めて釣れたのがオキエソの15~16㌢。
思わず、1985年4月27日から鴨谷計幸師と一緒に甑島釣行時、週刊釣りサンデーに書かれた記事
「プルプルッというアタリは、ミニギスかと思ったら15~20㌢のオキエソのダブル、ダブル。
このときまでは、甑くんだりまできてこのザマは、大いに後悔している最中だった」のくだりを口にした。
他にはツバメコノシロのような魚が入れ掛かり。
波止からは、その魚にスリッパより大きなアオリイカが抱きついてきた。
係船してある舟に飛び降りて、玉網を拝借して魚を放す寸前に救い上げたが、目の前の看板に「5月1日から31日まで、アオリイカは禁漁!!」と書いてある。
近くに漁師さんもいるので、後ろ髪を引かれる思いでリリース。
キスの姿を見ることなく22日の夜は更けていきました・・・・・。
(えびすやさんの夕食、一泊二食6300円)
翌23日、えびすやさんの車をお借りして上甑島と中甑島を投げ歩く。
今回の旅での初キッスは、広島を出て100時間目でした。
場所は、鴨谷師と初上陸したときに投げてはみたが、その時はイソベラばかりだったので期待していなかったK浦。
80%以上が20㌢オーバーと、楽しいキス釣りができましたが、ほとんど口に掛けているのでリリース。
今からクーラーに入れても、27日まではまだ4日もあるからです。
O湾でもキスの良型20~24㌢が・・・・・。
あちこち廻って再度K浦へ。
ここでの干潮ラインを確かめておくのが目的だったが、せっかくなのであまり期待しないまま投げたところ、いきなり「ガツン!クーッ!」と大ギス特有のアタリ!!
間一髪合わせを入れ、巻き上げた瞬間足元にポトリ!口の皮一枚だったのです。
おおざっぱに見て26~27㌢、つまり全日本サーフでいうところの大物ランクが釣れたのです。
しかし、その後は18~24㌢で釣ってはリリースに、だんだんやる気がうせてくる。
どうも私は、完全なキャッチ&リリースという釣りはむいていないようです。
早めに切り上げて、甑島の名前の元になった甑大明神や、長目の浜などの写真を撮ってあるくことに。
(甑島大橋から見る、甑大明神)
(上甑島の長目の浜、むこうに見える低くなったところが里の集落)
23日の夜は、中甑島平良の【民宿 平良】へ。
きさくなご主人やおかみさんとお話をしながらの夕食でしたが、食べきれない量に米のご飯はパスするはめに・・・・。
(正面に見えるのが民宿平良)
今では、上甑島との間に橋が架かって陸続きになり、フェリーなどの寄港もなくなったそうですが、「昔は台風時期になると、天然の良港だったこの平良港には、甑島中の舟が避難してきて、それはもう賑やかなことでした」とのお話もうかがいました。
24日は、里港にえびすやさんの車をお返しして、フェリー【ニューこしき】で下甑島長浜港へ。
その前にランチをいただくために立ち寄った【時春】さん、孤島には珍しくフランス料理を極めた方で、釣りの方もダイワのテスターのフォローを甑島でされているとのこと。
(フェリー ニューこしき)
長浜での宿は【民宿 みち】さん、ここでは同宿のお客さんと顔をつき合わせての食事が楽しめる。
その日は、私以外に3人の方がお泊りで、楽しく語らいながら新鮮なお魚をいただき、ここでもお米のご飯はパスしてしまいました・・・・・。
釣りの方ですが、1985年に来た時には30㌢オーバーを2匹に26㌢オーバーを5匹も釣った場所ですが、あいつぐ埋め立てや波止の延伸で海底が変わったのかキスの姿をみることはできませんでした。
民宿の車を借りて、島の南部の手打や西岸の片野浦にも行ってみました。
(よほどのんびりとした土地柄なのでしょう、片野浦のねこちゃんものんびりとしています)
片野浦の人の話では「キスは時々釣れるがあまりいない、釣れたら大きいが」とのことでした。
手打の浜は、かの有名な【釣りばか日誌】の映画第9作めのラストシーンで、浜ちゃんとスーさんがキス釣りをしたとの看板が立てられています。
私も浜ちゃんのせりふ「勝負!勝負!」と投げてみましたが、ツバメコノシロのような魚がダブルで、1投だけでやめました・・・・・・。
甑島での最終日、24日は朝から雨、雨具は串木野港に停めた車の中だし、釣れる気もしなかったので10時25分発のシーホークの時間まで民宿でゆっくりとさせてもらった。
雨きらいな私ですが、たまには雨もいいものだなぁ・・・・と思ったことがありました。
南さつま市でボンネットの上に火山灰がたまったことは書きました。
鹿児島の方の話では、「火山灰はタオルでふき取ってはいけません!水で流さないとこすると灰で車が傷つきます」とのことでしたが、おりからの雨で火山灰が流されていました!!
いよいよ25、26日と九州最終日を迎えます。
ちなみに、甑島での宿泊料金は3軒とも一泊二食で6300円でした。
南さつま市加世田の【旅館 松屋】さん、ご主人は大の釣り好きで21日の夜は釣り談義に花が咲いたが、22日は鹿児島市内の【かめや釣具 城南店】でエサを購入して、串木野新港から午後の便で甑島に行くため、7時には宿を出ました。
鹿児島市内では、【磯庭園】から見る桜島を楽しみにしていたのですが、20日に大噴火をしたそうで、市内でもひどいところでは火山灰が舞い上がり、視界は50mくらいのとこもある。
磯庭園まで行っても、きれいな桜島が見られるわけでもなし、鹿児島港からちょこっと写真に撮って今回はお茶を濁して、いつか九州新幹線でゆっくり来ることにしました。
市内を走っている車も、まるで長い間放置車両ではないか?と思うほどの汚れよう・・・・・。
(長い間の放置車両かと思ったら、20日の一日だけでこれだけ汚れたそうです)
直線距離で40kmも離れている加世田の宿に停めた私の車のボンネットにもかなりの火山灰が。
【南九州自動車道】鹿児島西ICから市来ICまで走り、久しぶりの串木野新港へ到着。
午後2時15分発の高速船【シーホーク】で甑島へ。
便の都合で先に下甑島の長浜港に寄ったあと、上甑島の里港へ着くため倍近い110分も乗っていなければならないが、料金は3610円と変わらず。
里港では1992年の9月に訪れて以来の【えびすや旅館】、おかみさんに港まで迎えにきていただく。
(里での宿、えびすや旅館)
荷物を下ろす時間ももどかしく、宿の車をお借りして釣り場へと急ぐ。
今から30年ちかくも前、「里で尺ギスが何匹も釣れた」との未確認情報がある。
里でキスのいる砂浜と言えば、里港の反対側の浜や港と、市の浦キャンプ場くらいのもの。
私の睨んだところでは裏側のテトラに護られた砂浜、そこしかないと・・・・・・。
しかし5ヶ所替わって投げたが、キスのキの字も姿を見せず、広島を出発して92時間ぶりに竿を出し、初めて釣れたのがオキエソの15~16㌢。
思わず、1985年4月27日から鴨谷計幸師と一緒に甑島釣行時、週刊釣りサンデーに書かれた記事
「プルプルッというアタリは、ミニギスかと思ったら15~20㌢のオキエソのダブル、ダブル。
このときまでは、甑くんだりまできてこのザマは、大いに後悔している最中だった」のくだりを口にした。
他にはツバメコノシロのような魚が入れ掛かり。
波止からは、その魚にスリッパより大きなアオリイカが抱きついてきた。
係船してある舟に飛び降りて、玉網を拝借して魚を放す寸前に救い上げたが、目の前の看板に「5月1日から31日まで、アオリイカは禁漁!!」と書いてある。
近くに漁師さんもいるので、後ろ髪を引かれる思いでリリース。
キスの姿を見ることなく22日の夜は更けていきました・・・・・。
(えびすやさんの夕食、一泊二食6300円)
翌23日、えびすやさんの車をお借りして上甑島と中甑島を投げ歩く。
今回の旅での初キッスは、広島を出て100時間目でした。
場所は、鴨谷師と初上陸したときに投げてはみたが、その時はイソベラばかりだったので期待していなかったK浦。
80%以上が20㌢オーバーと、楽しいキス釣りができましたが、ほとんど口に掛けているのでリリース。
今からクーラーに入れても、27日まではまだ4日もあるからです。
O湾でもキスの良型20~24㌢が・・・・・。
あちこち廻って再度K浦へ。
ここでの干潮ラインを確かめておくのが目的だったが、せっかくなのであまり期待しないまま投げたところ、いきなり「ガツン!クーッ!」と大ギス特有のアタリ!!
間一髪合わせを入れ、巻き上げた瞬間足元にポトリ!口の皮一枚だったのです。
おおざっぱに見て26~27㌢、つまり全日本サーフでいうところの大物ランクが釣れたのです。
しかし、その後は18~24㌢で釣ってはリリースに、だんだんやる気がうせてくる。
どうも私は、完全なキャッチ&リリースという釣りはむいていないようです。
早めに切り上げて、甑島の名前の元になった甑大明神や、長目の浜などの写真を撮ってあるくことに。
(甑島大橋から見る、甑大明神)
(上甑島の長目の浜、むこうに見える低くなったところが里の集落)
23日の夜は、中甑島平良の【民宿 平良】へ。
きさくなご主人やおかみさんとお話をしながらの夕食でしたが、食べきれない量に米のご飯はパスするはめに・・・・。
(正面に見えるのが民宿平良)
今では、上甑島との間に橋が架かって陸続きになり、フェリーなどの寄港もなくなったそうですが、「昔は台風時期になると、天然の良港だったこの平良港には、甑島中の舟が避難してきて、それはもう賑やかなことでした」とのお話もうかがいました。
24日は、里港にえびすやさんの車をお返しして、フェリー【ニューこしき】で下甑島長浜港へ。
その前にランチをいただくために立ち寄った【時春】さん、孤島には珍しくフランス料理を極めた方で、釣りの方もダイワのテスターのフォローを甑島でされているとのこと。
(フェリー ニューこしき)
長浜での宿は【民宿 みち】さん、ここでは同宿のお客さんと顔をつき合わせての食事が楽しめる。
その日は、私以外に3人の方がお泊りで、楽しく語らいながら新鮮なお魚をいただき、ここでもお米のご飯はパスしてしまいました・・・・・。
釣りの方ですが、1985年に来た時には30㌢オーバーを2匹に26㌢オーバーを5匹も釣った場所ですが、あいつぐ埋め立てや波止の延伸で海底が変わったのかキスの姿をみることはできませんでした。
民宿の車を借りて、島の南部の手打や西岸の片野浦にも行ってみました。
(よほどのんびりとした土地柄なのでしょう、片野浦のねこちゃんものんびりとしています)
片野浦の人の話では「キスは時々釣れるがあまりいない、釣れたら大きいが」とのことでした。
手打の浜は、かの有名な【釣りばか日誌】の映画第9作めのラストシーンで、浜ちゃんとスーさんがキス釣りをしたとの看板が立てられています。
私も浜ちゃんのせりふ「勝負!勝負!」と投げてみましたが、ツバメコノシロのような魚がダブルで、1投だけでやめました・・・・・・。
甑島での最終日、24日は朝から雨、雨具は串木野港に停めた車の中だし、釣れる気もしなかったので10時25分発のシーホークの時間まで民宿でゆっくりとさせてもらった。
雨きらいな私ですが、たまには雨もいいものだなぁ・・・・と思ったことがありました。
南さつま市でボンネットの上に火山灰がたまったことは書きました。
鹿児島の方の話では、「火山灰はタオルでふき取ってはいけません!水で流さないとこすると灰で車が傷つきます」とのことでしたが、おりからの雨で火山灰が流されていました!!
いよいよ25、26日と九州最終日を迎えます。
ちなみに、甑島での宿泊料金は3軒とも一泊二食で6300円でした。