13日に釣った37㌢のマコガレイ、5枚おろしにしてみたら、おなかの中の卵がぱんぱんでした。
当日釣った場所、もう産卵の日が近いことを伺わせるに充分な生育ぶりでした。
(12月13日に釣ったマコガレイ)
11月の1日に、その場所から海上を直線で700~800m離れた場所で釣ったマコガレイは、卵の大きさは3㌢くらいだったのですが・・・・・。
(11月1日に釣ったカレイの卵は、3㌢くらいしかなかったのですが)
明日の早朝から、カミさんと娘は一泊旅行に出掛けるので、今日は【期日前投票】に行ってきました。
近くの出張所で投票したのですが、意外と多くの人が期日前投票に訪れていました。
そう言えば、日本釣振興会中国地区支部長としてご尽力いただいている、広島〇区の候補者平G地区支部長にはぜひ当選していただきたいと願っています。
昨日は朝の7時前に家を出て、夕方19時前に帰宅しました。
12時間外にいて、9時間くらい釣りをしていたと思います。
9時間近く釣って、釣果は・・・・・・・・。
11月25日に、33・9~38・2㌢だったか3枚を釣った場所なので、同じ場所なら前回を上回る4枚は釣らなくては・・・・・、と臨んだ釣りでしたが、たった1枚でした・・・・・。(4枚釣ったら、タイトルはジャジャジャジャーンの予定でしたが・・・)
今回ここを選んだ理由は、ブログの先輩が最近大きなカレイを釣っていない・・・・・と言うので、ここなら間違いない!と出掛けたのですが。
11月18日に私と同じクラブのY村さんが、41㌢の石ガレイをかしらに5枚、11月25日にやはり同じクラブの和尚さんが石ガレイの30㌢くらいを4枚、12月9日のクラブ納竿大会後に入釣した和尚さんが40㌢オーバー1、30㌢オーバー2を含め5枚釣っているので、鉄板ポイントと信じて行ったのです。
そのポイントにブログの先輩が、25日に良型3枚を釣った場所に私が入り、釣りを開始しました。
しかし、25日(中潮初日)に比べると昨日は大潮の真ん中で、仕掛けがみるみるうちに右に流れる。
流されてきたホンダワラの回収に忙しい
10時前にブログの先輩がマコガレイの25~26㌢を上げるが、「このサイズなら近場でいつも釣っている」とのこと・・・・。
私はというと、いつかブログに動画を載せたいと思っているので、海藻が掛かって揺れている穂先の動きや、エサ盗りのアタリ、カレイのアタリを動画に撮りたい・・・・・と携帯を構えてチャンスを待つ(どうせ録画できても、ブログに載せるウデはないのですが)。
12時30分ころ、エサ盗りのような小さなアタリがあり、次のアタリを撮ろうと携帯を撮影モードにして待つ。
しかし30秒待っても次のアタリがないので、エサでも付け替えようと巻きに掛かるとあきらかにカレイの手ごたえ
近くまで寄せるとまずまずのサイズ。
がっちりハリ掛かりしているのを確認して抜き上げると37㌢の分厚いマコガレイ。
もう卵は尻尾のあたりまで大きくなっていて、この調子ならあと10日か、遅くても2週間で産卵が始まりそう。
と、いうことは、この場所は摂餌場であるとともに産卵場所だと考えても大きくは外れていないはず。
しかし、その後は鳴かず飛ばずで、時間が過ぎていく・・・・・。
大潮の最干潮ということで、砂浜を歩きながら海辺の観察をして歩く。
(旨そうなヒジキが波に洗われています)
(そのヒジキに産み付けられた卵、何の卵でしょうか・・・・・・)
(今から20数年前、初めて隠岐島の宿で食べたカメノテ。ちょっと見は食べるのをためらうような姿だが・・・)
このポイントに詳しい和尚さんから電話が入り、「干底からの満ち上げの返しに期待ができます」とのことでしたが、疲れたので納竿としました。
帰り道、ブログの先輩が「もう釣り場を知り尽くしている名人が10枚以上釣ったので、おらんのんじゃぁなかろうか?」とのこと。
そこで私はまず算数の先生になったつもりで「確かに数いる中で10数匹釣られれば、総数からは10数枚引かなくてはいけない」と答えました。
次に理科の先生になったつもりで、「だけど、私の推測どおりこの場所が産卵場所であるとしたら、種を残すためには、たかだか数10匹という少ない群だとは思えない。やはり産卵という一大イベントには、何の生物でもそうだがかなりの数が集まっているはずなので、たかだか10数匹釣ったくらいではこたえない」と。
そして最後に長年釣りをしている経験から「カレイ釣りで一番重視するのは場所、ということはその直近のデータが一番大事」
「しかし、一番大事な場所といえども、潮まわり・・・・つまり時合いは大きな要因になるので、今回の潮ではなく昼ころに干潮になる、すこし小さ目の潮回りに来れば釣れるのでは」との意見で締めくくりました。
最後に預言者になったつもりで、この場所を狙うなら、今月の21・22・23・24・25日のいずれかの潮が、産卵前の最後のチャンスになると思いますが・・・・・。
ある程度通いなれたカレイ釣り場なら、狙いの潮回りや時合いについては、だいたいの時合いが判っているので、その時間に集中的に投げ返すことができます。
初めての釣り場はどうでしょう・・・・・。
実は25日は、まったく初めて竿を出す釣り場でした。
こんな釣り場の場合、ずっと気が張った状態で投げ返していては、いくら好きな釣りだと言っても疲れますし、エサもべらぼうな量が必要となります。
ずいぶん昔のこと、友人に連れて行ってもらった愛媛県中島でのカレイ釣り、生まれて初めて降り立った砂浜で、右も左も時合いもまったく判らないまま釣りをしました。
その時に感じたことですが、今まで左に流れていた仕掛けが急に右に流れた時にカレイが釣れ、また左に流れ始めると釣れなくなり、再度右に流れ始めた頃にパタパタと釣れ、初めての釣り場ながら30~37㌢を6枚釣ったことがありました。
今回の釣り場も、それまでかなりの流れで右に流されていた仕掛けが、少し流れなくなった・・・・・・そんな時に釣れました。
そのせいなのか、3匹のうち2匹は自分のラインと絡んで上がってきました。
つまり、それまでは均等な速さで流れていた仕掛けのうち、潮流が変わったことによりそれぞれのラインの方向が多少ズレたころに食ってきたのでしょう。
初めての場所を釣る場合、多少潮流のある場所で釣ると、これまでとは違う流れ方などがよく判るので、判断材料になると思います。
また、何度も雑誌などに書いてきたお話ですが、初めての釣り場やあまり行ったことのない釣り場の場合、できるだけ複数の人間で釣行すると、自分が釣れなくても横の人が釣れば、その時は時合いだと判断できるので、エサをたっぷり付け替えてプラス思考で釣りをするといいでしょう。
私の経験では、例えば満潮前の2時間とか1時間、引き始めてから1時間とか2時間、干底前や干底からの満ち上がりなどに釣れることが多かったのですが、今回は上の図のようにそんなことに関係のない時間に釣れました。
いやぁ~・・・・・だから釣りは面白いのでしょうね。
そうそう、地掘りホンムシですが、いくら食いがいいと言っても、カレイのいる場所で、カレイの食い気のある時間に投げておかないと、遠くのカレイまで引き寄せる魔術は持っていませんよ。
今週は、「カレイ大会だ!」と自分に言い聞かせて大会に。
そんで、ちょっと本気を出せばこのとおり・・・・・・、と言いたいのですが、実は単独釣行だったら、あっちこっち走り回ってこのカレイは釣れていなかったかも
家を今朝の5時に出て、同じクラブのやすさんと二人で、広島インターから玖珂インターまで、玖珂インターからは大畠方面へとハンドルを切る。
大畠廻りにしたには訳があり、途中の【上祖生野菜市】に立ち寄り、安くて新鮮な野菜や農家直売の新米(30kg)を買い込みました。
次の野菜市ではこれまた安くて甘いみかんを3袋も買い込む。
お目当ての釣り場に着いたが、暗いし潮が引いていないので、三つ目の【神東野菜市】へとランガン?
少し明るくなったものの、まだ満潮時間とあって潮が引かないので釣り場に出られず、クラブ員が釣っている場所に行ってみる。
この場所ではクラブの徳兵衛さんが釣っているので、しばし雑談タイム・・・・・中に、左から2番目のドラグがジーっと音を立て、竿先が引き込まれている。
かなりの曲がり具合のロッドを見ていると、急にファっと軽くなり巻き上げてみるとテンビンの結び目からプツリ・・・。
姿を見たかったのだが・・・・・・残念!
次はやはり同じクラブの和尚さんが釣っている場所へ。
しばらく話をしていたが、お目当ての釣り場は潮が小さいので、歩けるほど引きそうもないので諦めて、15mくらい離れたところで釣らせてもらうことに。
冒頭、「ちょっと本気を出せばこのとおり!」と偉そうなことを書きましたが、実のところ7時30分に竿を出し10時30分まではチャリコとキュウセンの2匹だけ、単独釣行だったら2時間くらいで「や~めた」で移動をしているところですが、今回はやすさんと一緒なので、移動も言い出しにくいし、移動しても2人で釣れる場所を・・・・と考えると、おっくうになってそのまま釣り続けました。
10時40分、カレイ特有のアタリで33・9㌢のマコガレイ、続いて11時には35・9㌢のこれまたマコガレイ。
12時ころに「フアン~」といったカレイらしくないアタリで38・2㌢のマコガレイが。
大会に出すには4枚はそろえたい・・・・・・と頑張りましたが、カレイはこの3枚で打ち止めとなりました。
それにしても面白いもので、15m~20m離れて釣っている和尚さんは、釣り上げたカレイ4枚とも石ガレイで、私の方はすべてマコガレイ・・・・・。
何か棲み分けのようなものがあるのでしょうかね・・・・・・・?
また一段とカレイが判らなく?なってきました。
そうそう、今日のカレイもすべて【地掘りホンムシ】に釣れました次の釣行時も、かめや釣具商工センター店に予約をしておこうっと!
水曜日は山陰の落ちギス、木曜日は瀬戸内の乗っ込みカレイと、陰陽を釣り歩いた走行距離は500kmくらい・・・・。
もう一二度は、山陰の落ちギス~越冬ギス狙いに行きたいと思っています。
そう言えば、昨日釣ったマコガレイの卵が気になったので、5枚下ろしにしてみました。
なんとなんと、まだおなかの卵は3cmくらいにしかなっていません。
(おなかの卵は、わずか3cmくらいしか成長していません)
毎年同じ時期に調べればいいのですが、少し気になったので2010年11月13日に釣ったマコガレイの卵も掲載してみます。
こちらは、しっかりおなかの中に卵のうが伸びて、10cmちかくなっています。
(メジャーを当ててはいませんが、10cmちかくになっています)
これを新暦、現在私たちが使っている西洋暦に照らしてみますと、たった12日しか違いがないことになりますが、いくら乗っ込みでガツガツエサを摂るとは言いながら、12日そこらでおなかの卵が一気に大きくなるとは考えられません。
そこで、2010年と今年を旧暦で比べてみましょう。
2010年の11月13日は、旧暦で言うと10月8日です。(これなら卵も大きくなっても納得です)
2012年の11月1日は、旧暦で言うと9月の18日です。
お分かりになりましたか?
新暦だとたった12日の違いですが、旧暦で言うと20日くらいの違いがあるわけです。
みなさんも、ひとつ旧暦で釣行予定を立てられてはいかがですか?
また、カレイの寄り付き場ですが、通過型の場所や滞在型の場所、産卵場所、戻りガレイのエサ摂りの場所など、微妙に違うことも把握すると、カレイ釣りで外すことが少なくなります。
もちろん、大畠の各波止のように、乗っ込みから産卵、そして戻り時期まで釣れるという、恵まれた環境の場所を探せば、カレイシーズンの6~7ヶ月を充分に楽しめるのですが。
今回私が開幕戦に選んだ場所は、早場の乗っ込み場所で、11月も半ばになると姿を消してしまいます。
また、周防大島のある場所などは、完全に産卵場所なので10月11月はさっぱりで、12月に入ると佳境を迎える・・・・といった場所です。
江田島市の、【定点観測】をしている場所は、12月末から1月始めの産卵を終えたカレイが、エサをガツガツ摂りに集まる場所で、2・3.4・5月だと間違いなく釣れる場所です。
冬だからカレイを釣りに行く・・・・・というだけではなく、【乗っ込み場所】【通過滞在場所】【産卵場所】【体力回復場所】など、しっかりと掴むと結果が向上します。
が・・・・・・・・、やはりかなり外すことが多いのが【カレイの謎】です。
昨日も、居場所や距離はしっかり掴んだので、10枚は釣れるだろう・・・・と思ったのに6枚、本当にカレイは悩ませてくれます。