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今年2回目の冬ギス釣り。

 2月に入っても、大阪での会議やフィッシングショーなどであまり釣りに行けなかった。
11日、周防大島に1月24日の「釣り残し」を狙って釣行。

 午前7時前に出発、広島インターから玖珂インター、国道437号線を走って、大島大橋を渡りきったところが家から88・5km。

 まず1月24日に良型が釣れた開作へ。
ありゃ!小潮なので思ったより浅く、少しでも水深のありそうな場所に移動。
一投目で弱々しいながらもキスのアタリ!
24日と同様、少し竿先を倒して送り込んでから巻き始めたが、20㌢くらいの良型が水面を切ると同時にチャポン!と海の中に・・・・・・・。
 表水温が低いせいなのか、はたまた巻き上げられたことから生じるパニックなのか?当分フラフラと泳いでいる・・・・・。

 一匹目を【ナチュラルリリース(^_^;)】したことで、これは前回よりも食い込みが悪くなった証拠と、次のアタリは即合わせで巻き上げる。



(23㌢くらいの良型が・・・・・、実際は写真よりはきれいな濃いピンクをしているのですが)

 次も弱々しいアタリで即合わせ。
こりゃぁ、全日本サーフ島根協会の掲示板2月8日に書き込みがあった、私と同じクラブの西村さんの釣果越えができるかな!?と密かに喜んだが、そうは問屋がおろさない。
 5匹を釣ったところで、私が投げ込んでいる場所に船がやって来て、キス釣りなのか?竿を2本投げ始めた・・・・・。

 仕方なく、前出の西村さんが釣った三蒲に移動することに。
三蒲に着いてみると《ハリアー》が停まっている、ただし西村さんの白ではなく黒いハリアー。



 挨拶をして第一投・・・・・・・、そこに白い新型ハリアーが!
なんと西村さんが「家にいても用事がないので来た」とのことで、一番左端で投げ始めた。
 さすがこの釣り場に精通しているのか、一投目から17㌢くらいのキスを釣り上げている。

 私は4投したもののアタリがないので、あちこちして時間をかせいで再度開作に行くことに。

 椋野の小高い山にある《茂兵衛堂》にお参りに行くことに。
いつも国道437号線を走りながら、看板と矢印は目にしているが、お参りに行くのは初めてのこと。
なぜかと言うと、四国遍路を計画しているので、四国遍路で思いつく衛門三郎、真念と並び称される中務茂兵衛のお参りは欠かせないと考えたのです。



(椋野集落の小高い丘の上にある茂兵衛堂)

 看板には「1845年、椋野の庄屋である中司家の三男として生まれ、19歳の時に四国遍路を思い立ち、76歳で大往生するまでに280回のお遍路を巡り、220基の道しるべも建てている(概略)」と書かれている。

 単純計算すると、一年に5回くらい回ったことになります。
現在のように道路が整備されても、健脚な人で40~42日掛かると言われるお遍路、道も悪かった明治・大正時代一年に5回は驚異的とも言えますね!!!!

 さてさて本命の冬ギス釣り、開作に戻ってみると船はいません、シメシメと投げ始めましたが、潮の流れが速くなったせいなのか?グングン左に流されてしまう。



(ちょっと油断すると、クラカケトラギスが釣れ、それにイイダコが抱きついて上がってきたり)

 一時間くらい経ったころ、「キスも居心地のいい場所に移動しているのでは?」と考え、少し湾奥の潮流のゆるい場所に。
 それが正解で、さっきまでの一時間の静寂とは大違いでまずまずのサイズが4匹。
ただ、湾奥になるほど根掛かりが多くてハリが曲がって上がってきたりで、50g買った石ゴカイも底を尽きかけたので納竿に・・・・・・・。



 前回より一匹多い9匹の冬ギス。
ただ前回は午前中だったし、型も前回の方がやや良かったようで・・・・・・。

 帰りがけ、西村さんと出会いましたが、前回越えはおろか今回も数では負けてしまった・・・・。

 でも、居場所を探して釣る冬ギス釣りは面白いです。








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2015/02/13 10:22 | キス大スキ!!
冬ギスは旨い!!

 23日のキス釣りは、18~24㌢が8匹のみでしたが、6匹が20㌢オーバーだったからまずまず満足でした!



 一緒に写っている酢ダイダイは、挨拶から始まっていつもミカンやサクランボ、イチジクなどをいただいている、周防大島M集落のN原さんからいただきました。
 酢のものなどに搾って掛けると、香りといい味といい市販のお酢とはまったく味わいが違います。
 搾って瓶に入れ、冷蔵庫で保管するとかなりの期間もちます。

 キスをさばいてみたら、お腹にはたっぷりと脂がのっていて、非常に美味しゅうございました。



 産卵をしないこの時期は、越冬のために溜めた脂たっぷりで、夏とはまた違った美味しさがあります、みなさんもぜひ冬ギス釣りに出かけてください。
 少し大きな港内や夏よりは水深のある砂地を狙ってみてください。
冬とは言え、居れば必ず応えてくれます。

 何回か投げてアタリがなければ、そこには居ないか小さな範囲にかたまっているので、場所代わりするか、港内くまなく投げ分けてみると、「あれっ?」というような場所で釣れることがあります。


 ここからは釣りに関係のない与太話ですので、なんでしたらスルーしてください。

 人命や日本国政府が関わっている問題なので、私ごときが軽々に言うことでもありませんが、マスコミの報道の仕方に疑問が・・・・・。
 もしイスラム国とやらのテロ組織が、「ヨルダンのパイロットと交換に、地下鉄サリン事件の麻原死刑囚を釈放しろ!」と言ってきたら、どのように考え報道するのでしょうか・・・・・・・・。





2015/01/27 13:55 | キス大スキ!!
遅い初釣り。

 寒かったり、体調が悪かったり、大阪での会議があったりでついつい初釣りに出かけないままここまできました。

 23日金曜日の13時30分から山口県で釣り関係の会議が・・・・・・・。
潮見表を見ると、大畠方面は中潮の二日目で満潮は11時30分とのこと。

 お正月から、床の間に供えっぱなしにしていたタックルを車に積み込む。
もちろん会議用のネクタイやブレザーもハンガーに掛けたまま、革靴と一緒に後部座席へ。

 23日、あまり早く着いても寒いので6時に起床し、7時少し前に広島インターから・・・・・。
西方向は本当に久しぶりの走行・・・・・・、玖珂インターから国道437号線をひた走り周防大島へ。

 まず最初は、同じクラブの西村さんが1月10日に良型を釣ったという三蒲へ。
西村さんの話では、5色と4色で当たってきた・・・・・とのことでしたが、車の中を見てがっくり・・・・・・。
 0・6号巻のスプールが入ってない・・・・・・・。
港内狙いの1・2号で釣りはじめるが2色を切ったところでブルブルっで18㌢が。
一投目からとは幸先良し!と喜んだが、私よりちょっと後からやってきたお二人さんが、20mくらい左で投げ始めた。

 私は大島大橋向きに投げると相性がいいのですが、これでは正面か右側にしか投げられない。
正面に2回、右側に1回投げたが音沙汰なし・・・・・・・。

 仕方なく椋野に移動し、2回投げるがキスがいる気がしない・・・・・・。
弁天埠頭に行こうか・・・・・と車を走らせるが、不精モノの私は久賀の手前で気が変わり引き返す。
 長浦近くの護岸への降り口を探すが、枯れ草ぼうぼうで寒いので、やはり不精な性格が顔を出し、またまたヒーターの効いた車の中へ。


 そうだ!カレイ狙いの折、良型を釣ったことのある開作はどうだろう?と車を走らせる。
ここが正解!一投目からクィークークーと竿先を引き込むアタリで23㌢が。



 20㌢オーバーのダブルなどでしばし楽しんだが、潮が左右する瀬戸内のキス、満潮間際になると潮が走り始めたせいなのかさっぱり食わなくなる。

 きっぱりと諦め、長浦の《グリーンスティながうら》の温泉で着替えを兼ねて入浴し、レストランで食事をして会議のある場所へ。


 会議では、大畠周辺の波止で、マナーの悪い釣り人とのトラブルで立ち入り禁止が相次いでいるとか、(公財)日本釣振興会本部でマナー啓発の看板を作成した、などの話が出されました。

 とにかく釣り場では地元の人への挨拶や会話が大切です。
みなさんも考えてみてください、ごみを捨てるなどは論外ですが、「ゴミさえ捨てなければ文句はないだろう」とばかりに、見ず知らずの人間が家の裏で一言もしゃべらず、目も合わさないで半日もいてはいい気持ちはしないでしょう。

 私は初めて釣りに行った場所では、地元の方に「少し釣りをしたいのですが、どこに車を停めさせていただいたらいいでしょうか?」と挨拶をし、場合によってはしばらく会話をします。



 三崎半島の二名津の隣、明神集落に行った時、ヒジキを干しているおばちゃんに話をして、ヒジキ干しの邪魔にならない場所に停めさせていただきました(右端にちょこっと見えているのが私の車)

 
 釣り人が・・・・・と事あるごとに非難されますが、「竿を持てば泥棒もお巡りさんも釣り人」で、問題は人間性にあるのですから、釣り雑誌やテレビで釣り人に呼びかけてもなかなか難しいものです。

 せめて、このブログをご覧いただいている方だけでも、地元の人の気持ちを考えて釣りを楽しみましょう!

 私たちのクラブでは
①自分のごみは言うまでもなく、明らかに釣り人のごみと分かる仕掛けやラインを拾う。
②喫煙者は携帯灰皿必携。
③餌箱は持参する。
 と申し合わせています。











2015/01/25 15:52 | キス大スキ!!
久々、本気のキス釣りに・・・・・・・。

 6月末、急用ができたため鹿児島から無理をして帰ったが、今までに経験したことのない不整脈が起き始めました。
 

 それ以降釣りには7月6日(山陰)、7月22日の中国新聞くらし欄の取材、8月お盆前に瀬戸内の島へお墓掃除のついでに2時間くらい竿を出しただけ。



(この取材時も、10時過ぎに頓服薬を飲んで続けました)

 特に8月は、就寝のため二階に上がるにも、階段一段上がっては脈を整え、また一段上がって・・・・と5~6分掛かり、また寝てからも大変で、夜中にも頓服薬を飲んで・・・・・と、さすがに今回だけは、8月13日のブログに書いた「純国産新築物件」に入る覚悟を決めていました。

 不思議なものですね・・・・・・・・。
子供のころは「死ぬ」ということがとても恐く思えていましたが、この時はそんな気持ちは一切なく、故鴨谷師や二代目広島協会長本田氏、諸先輩が妙に懐かしく思えていました。


 それでも、9月6日~7日の全日本サーフ島根協会設立記念大会だけは・・・・・と、その日に照準を合わせ、一ヶ月間は大好きなビール一滴も口にしないで、自宅入院状態を続けていました。

 9月7日、晴天無風でやや波気のあるきれいな海を眺めながら、無事島根協会設立大会は終了しました。



(9月7日の大会風景)

 その海を見ていると、キス釣りが無性にやってみたくなりました。

 
 9月14日、行くならば大好きな琴ヶ浜(島根県大田市)と出かけました。
わが家から100分くらいで到着しましたが、けっこう波が高くて釣れるキスもタバコサイズ・・・・・。
 ダメもとでと逢浜海岸に降りてみたが、ここも大荒れでさっぱり。



(波が高く、波しぶきもあがっています)

 来る途中の田尻海岸も、静間川河口から西に広がる近藤ヶ浜も同じ様子。

 仕方なく、比較的広い港内の和江漁港に行ってみたが、どこもかしこも釣り人で満員御礼!!



(先端と名の付く場所は、すべて満員御礼)

 宅野で釣り始めたが、アタリは少なく10回投げて4匹だけ・・・・・・。

 再度未練がましく琴ヶ浜に戻り、東端の岩場付近から・・・・・・。
何年か前の落ちギスシーズン、ここで良型の入れ食いに偶い、L型天秤がI型天秤になるほどキス釣りを堪能したことがある・・・・・・・・・・が、そんなに甘くないのが世の中。



(仏さまに供えるヒサカキを背負い籠いっぱい背負ったおばちゃんに「キスは釣れるかな?」と、慰めとも思える声を掛けられ・・・・・・・)

 次に、いつもの海水浴場の桟敷前で釣り始めるが、熊手とざるを曳きながらおっちゃんが現れ、「駐車料金300円を・・・・」と。
 海水浴シーズンならいざ知らず、20数年通っているがこんな時期に来るのは初めて。


(300円と引き換えに、鳴り砂を入れたカードが)

 琴ヶ浜は確かに鳴り砂で有名で、いつまでも大事にしたい気持ちは持っていて、私たちのクラブでも大会後、余ったエサを海に捨てないよう呼びかけています。

 そのおっちゃん、次から次から訪れて鳴き砂を楽しんでいる観光客のところに行っては、駐車料金集めに話しかけている、つまり熊手とざるに少しだけ入った流れ藻は、単なる小道具に過ぎないありさま。
 

 観光客はもちろん、私たち釣り人も海を汚すことは本意ではなく、海岸のごみを見てもほとんどが流れ藻や枯れ枝の類。
 清掃・管理する人がいることはうれしいことですが、付近の海岸も横並びにこんなシステムを取り始めたら、一回キス釣りに行くたびに1500円くらい払うことに・・・・・。

 「茶碗一杯の砂に、耳かき一杯のチョークの粉を入れると鳴らなくなる」とのことで、まぁ、この浜は集めたごみを砂浜で焼かないから灰が混じることもない、その努力は評価してそれでも良しとするか・・・・・と西端まで移動してみると、なんとなんと!!!



 白煙をもうもうと上げてゴミ焼きの最中!
これで最近この浜がどうも草原化しているような・・・・・・と、抱いていた疑問が一気に吹き飛んでしまった!!(護岸付近に、やたらと草が生え始めました)
 浄財を集めるなら、せめて浜で焼かないで陸上で処理して欲しいものです。

 え~っと、グチばかりこぼして釣果の方はですね、これまでの三ヶ所でカウンターは16を指していますが、クーラーの中には5匹だけ・・・・・・・。
 もう浜からの引き釣りにはこだわってはいられない・・・・・と温泉津湾での引き釣りに。



(やはりここだと良型がダブルで釣れたり)

 型もかなり良いのが釣れましたが、引き釣りは浜から釣ってこそ・・・・・とだんだんやる気が失せてきて、12時前にやめて温泉に野菜市にと廻って帰りました。



(当日は24・5㌢をかしらに、16㌢以上が23匹・・・・・・・)

 久々に本気で釣行しましたが、不本意な結果に終わりました。

 不整脈の方は、頓服薬と安定剤でなんとか過ごせるようになったので、一度はあきらめた南九州にもまた行けそうです!!!!!!!!!!!!!!







2014/09/15 15:38 | キス大スキ!!
山陰のキスに会いに・・・・・。

 山陰へは6月15日の全日本キス選手権大会以来。
先週の鹿児島では、大雨に祟られてまともにキス釣りができなかったので・・・・・・・・。

 型狙いなら、瀬戸内海の方が期待できるのでしょうが、やはりあの真っ白いシロギスに会いたいのです。

 午前4時過ぎ、愛犬ぷりんはカミさんの部屋に行かせ、あれこれ用意して家を出る。
近くのオールナイト営業のスーパーマーケット、ユアーズで飲み物や昼ご飯を調達し、山の向こうから明るくなった太田川沿いの道を北上。



(朝焼けを映す太田川、正面左手の小さなお椀を伏せたような低い山が可部の高松山、戦国時代には熊谷氏の居城となった山で、5月の終わりには大文字が灯される)

 かめや釣具八木店で、石ゴカイを購入し広島北インターへ・・・・・・。

 広島北インターから瑞穂インターまで、休日割引で840円なり。
県道327線~県道7号線を邑南町矢上経由で国道261号線へ。
 川本町因原~大邑林道を走って石見銀山で名高い大森へ、そこから仁万町に。

 まず仁万漁港に着いてみると、なんと21人もの釣り人が波止にも砂浜にも。
隣の宅野にも8人・・・・・・。
仕方なく和江まで行くことに。

 和江にでも、めぼしい場所にはキス釣りの人たちが11人。
空いた所から投げるが、ぽつりぽつりと釣れるのは14~16㌢でリリース率は5割。
港で釣ってこれでは・・・・・と静間川西側の砂浜へと歩くことに。

 河口から最初の岩場まで4人のキス狙いの人が、釣果を聞いてみると小さいとのこと。
岩場を越えてハマナス自生西限地あたりまで行って釣るが、マイクロピンのタバコサイ
ズ・・・・・・。



(ヒラメとキスの背比べ)

 2投で、また来た砂浜を引き返す。

 私のもう一つの趣味、山野草を見るために、羽根近くの国道沿いにある山野草専門店に行き、しばし山野草談義。

 ダメもとで久手に行ってみるが、投げる場所によってはまずまずのキープサイズが釣れ、ここではリリース率は3割程度。
それでも、大きくて18センチくらいなので、30匹くらいクーラーに入れたのに満足し、私の大好きな琴ヶ浜に行って、早めの納竿にすることに。

 途中の逢浜海岸、結構波が高いのにキス釣りの人がズラリ・・・・・。



(まだ、この右手には6人くらいと、浜に降りる支度をする3人連れもいました)

 あとで聞いた話だと、ここで型揃いのキスが釣れたとのことですが・・・・・・・・。

 大好きな琴ヶ浜に着きましたが、ここにはだぁ~れもいません、それもそのはず今までに経験したことのないようなピンピンピン。



(逢浜海岸とは打って変わって、誰もいない琴ヶ浜)

 浜の中央、西端、東端(岩場)と投げ歩きましたが、いずこも同じピンピンピンで終了しました。

 帰りはお決まりのコース、川本町の湯谷温泉に浸かって、道の駅や野菜市を覗いて家路に着きました。

 久々のキス、てんぷら・ソテー・昆布〆・南蛮漬け・塩焼き・湯引き・さしみ・・・・さてさてどうやって食べようか・・・・・・。

 家に帰ると、早くに起こされ置いて出られた愛犬ぷりんは、自分のベットでうらめしそうに私を見ています。






 


2014/07/06 20:14 | キス大スキ!!

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