全日本キスの前日、大田方面を回ってみましたが、思ったより波が高くなかったのは、私の大好きな【琴ヶ浜】です。
高台から見る琴ヶ浜、濁ってさえいなければなんとか釣りのできそうな波です。
さてさて15日の全日本キス選手権大会、新生島根協会からは4人が大田会場にエントリーしましたが、しまねえのみやサーフの川上さんが28㌢、出雲おろちサーフ岡本さんが27㌢以上を2匹、出雲おろちサーフの下瀬さんも27㌢近いサイズを釣りましたが、私だけが蚊帳の外・・・・・・・。
がっくりと肩を落として県道31号線を走り、川本町の【湯谷温泉】へと向かいました。
県道187号線の狭い道に何か?小動物が!
車を止めて見てみると、野うさぎのおチビが・・・・。
「脱兎のごとく」逃げると思いきや、怖いということを知らないのか、止めた車に近寄ってきます。
とうとう車のすぐ横に来て佇んでしまいました、「おっちゃんキス釣れたか?」と言ったかどうか・・・・・・・・。
後続の車に轢かれてはいけないので、心を鬼にして追い立てました。
連れて帰って、愛犬ぷりんに見せたらどんな反応をみせるか?と想像してみましたが、野生の動物はやはり自然のままがいいのでしょうね。
川本町にある湯谷温泉、当日は父の日ということで、入湯料500円のところ小児料金の260円で、おまけにはチオビタドリンクまでいただく・・・・・・・、これが昨日ならドリンク剤を飲んでもっと頑張れたかも・・・・・・・・・・・・。
(湯谷温泉弥山荘、左手に見えるお寺は長江寺で、寺宝は【獏の枕】)
(温泉からの帰り道、あちこちに咲いているホタルブクロの写真をパチリ!)
野菜市や道の駅を3軒はしごして、大朝インターから広島北インターまで、家には17時前に無事帰着しました。
初めての会場ということなのか?思ったより少なく、参加申し込み数は2協会7クラブ16人、当日実際に参加したのは12人でした。
結果は、一人「疲れたから審査に戻らずに帰宅・・・・・」と連絡があり、あとの11人が審査会場に。
なんと審査会場に帰った参加者全員の11人が「本賞キス23㌢以上、他魚大物ランクサイズ以上」の大会審査基準を満たす好成績!
キスの最長寸はBランク(28㌢以上)と、ずば抜けたサイズではありませんでしたが、Aランクの26㌢以上のキスが7匹提出されました。
私の大会前のブログ「大田会場の好成績振りを・・・・」が実践されたわけです。
私は・・・・・・・結構頑張りましたが24㌢どまりでした・・・・・・。
14日土曜日は少し早目に家を出て、広島北インターから浜田道の瑞穂インターまで。
途中の野菜市をひやかしながら、矢上~川本~大森(銀山)~審査会場仁万公民館へ・・・の予定でしたが、せっかくなので釣り場を見て回ろう、と大森からまっすぐ県道45号線から国道375号線に出て大田市まで。
大田市で9号線に出て、久手(くて)・和江(わえ)と見て回りましたが、近藤ヶ浜や逢浜海岸、五十猛(いそたけ)は大荒れでとても竿が出せそうもありません。
(逢浜海岸は荒れて濁っています)
そのまま温泉津辺りまで見て歩くか・・・・・・と思いましたが、せっかく仁万に来たのだからと、受付会場から2~3分のところにある【湯迫温泉】へ。
(静かな山あいにある湯迫温泉、立ち寄り入湯料金は500円)
受付会場に戻り、出雲おろちサーフの下瀬さん(島根協会長)と岡本さん(出雲おろちサーフ会長)と合流。
15日0時半から受付、1時出発。
私はTで竿を出しましたが、午前3時に24㌢と23㌢くらいがダブルで釣れただけで夜明けを迎えました・・・・・・。
(漁船のイカ釣りランプの向こうから夜釣り終了の合図、朝日が昇ってきました・・・・・)
明るくなっても、その場所で頑張りましたが、釣れるのはホウボウなどでキスさんは姿を見せません。
(きれいなヒレを持つホウボウ、釣りあげたら「グー」と鳴き?ます)
8時くらいには、さすがに置き竿はあきらめて、場所替わりをして引き釣りを。
「ググッ!」と来るキスは即合わせ、「クィクィ」と小さなアタリには、ピンギスに食わせないように早巻きで対応。
これが結構おもしろく、20㌢前後の良型が退屈しない程度に。
さすがに疲れが出始めたので、11時前には審査会場に帰り、風通しの良い日陰に置かれたベンチに座って一休み。
大田会場、審査の結果は冒頭書いたとおり、好成績に終わりました。
昨夜は、さすがに眠くて布団に入ってバタンキュー、数秒でZZZZZZ・・・・・でした。
暦の上では節分が過ぎてからが春・・・・・・。
その伝で言えば2月1日は冬のはず・・・・・・と、江田島に冬ギス釣りに出かけました。
何か所か冬ギス釣り場をピックアップして出かけました。
まず最初はFを目指すので、いつも利用している呉ポーからのフェリーには乗らず、陸っ走りで行くことに・・・・・。
一番苦手な吉浦から警固屋あたりの信号パターン・・・・・、それでも我慢をして走っていたら、「何とおぉ~」呉港前の橋が通行止めで、かなり市街地方面へと迂回させられる・・・・・・。
ここで、「帰り道は絶対にフェリーじゃ!」と独り言。
第二音戸大橋が開通してかなり日にちが経つが、信号や曲がり角が嫌いな私は、いつも行き帰りは呉ポー~切串間のフェリーを利用していて、今回がやっと二度目の通行となる。
釣り場へは8時前に到着。
ロッドは並継ぎのキャスティズム25号に、リールはトーナメントサーフ45、ラインは多少の根掛かりを予測してサーフセンサーハイパーの1号。
2投目にあまり大きなアタリではないが、25㌢の良型キスがクイクイと頭を振りながら上がってきた。
(2投目に釣れた25㌢の良型キス)
よしよし!と思ったが、後が続かない・・・・・・・。
まぁ冬ギスにありがちなパターンよ、と余裕たっぷりに・・・・。
と言うのも、このあとあまり人が釣りに行けないような鉄板ポイントがあるからと、心に余裕があったから・・・・・。
前回、1月17日に良型交じりでダブルやトリプルで釣った場所に・・・・・・。
ところがどっこい、一投目アタリなし、二投目もアタリなし、三、四投目も同様アタリなし。
やっと五投目にまずまずのサイズ20㌢が・・・・・・。
しかし後が続かない・・・・・・。
結局90分くらいやったが、さっきの20㌢オーバーに加え、17㌢とリリースサイズの13㌢が釣れただけ・・・・・。
どこか釣り場を探しながら、三高の【野村水産さん】で打ち立てぷりぷりのカキを・・・・と車を走らせる。
しかし、どこと言って思い浮かばないので、先にカキを購入することに。
打ち立てのカキを購入し、昨年末にはばか釣れしたと聞いたMに行ったが、本日は音も沙汰もなし・・・・。
わずか20分くらいで竿を収め、波止に10本の竿を並べて釣っているおじさんに、「キスがおるかと思ったが、今日はおらんかった」と話しかけると、「ここにはおるでぇ、今日は3匹釣ったけぇ」とのこと、暖かい日は港内から外に遊びに出ているんだろうか・・・・・?
帰り道Mに行ってみるが、ここも激渋で4投目にだけ17と15㌢くらいがダブルで釣れたが、あとは7~8回に一度アタリがあるくらいで、しかもコツ!だけで離してしまう・・・・。
(一回だけダブルで釣れたキス)
当日、13時30分ころまでやりましたが6匹。
私が出会った冬ギス釣りのキャスター3人の釣果は5~6匹とさみしい数でした。
もう海の中は春ギスになっているのでしょうか?
遊動式にしても食い込まない春ギスには、即合わせがいいのでしょうね・・・。
即合わせだと場が荒れそうだし、冬ギスとは言いながら、いるのなら欲張ってダブルで釣りたいし・・・・・と悩ましい季節になってきたのでしょうか・・・・・・・。
倉橋町の音戸では、ご覧のとおりカキイカダ用の大きな発泡スチロールのブイが道路の真ん中をコロコロと転がっている。
(発泡スチロール製とは言え、そこそこ重さはあるのですが、今日の風だとなんのその・・・・・・と暴れまくっています)
まずは、この大風のなか、あることで集まっているみなさんのところに行き、一時間弱ですが応援を・・・・・。
竿も振らずに海べりにいるのは寒いだけなので、いったんみなさんとはお別れをして釣り場へと向かう。
最初に行った場所は、江田島湾に面しているためなのか?時折強風が舞うものの、比較的風裏と思える場所。
まずキスでも・・・・・・とキャスティズム25ー385に、トーナメントサーフZ45で釣り始めるが、3回投げてアタリ無し・・・・。
しからばカレイでも・・・・・と考え、こちらはキャスティズムT20-385とアオリマチィックフロロのセットを2本投げる。
潮どまりまで釣るが、アイナメ28㌢とシロギス20㌢の2匹だけ。
潮どまりの時間を利用して、日曜日でも営業しているカキ屋さんに行き、打ち立てのカキを購入。
これでおみやげは出来た・・・・と気楽に次の場所に・・・・。
ここは訳ありの場所のため、底引き船もまったく入らないため、釣れるキスの型もいい。
(本日最長寸の24㌢のシロギス)
8匹釣ったところで、みんなが移動をして釣っている場所に・・・・・。
みんなの奮闘振りを眺めていると、投げ竿の入ったロッドケースを担いだ少年が・・・・。
私の顔を見るなり、「小池さんですか?いつもブログを見ています。投げ釣り倶楽部も見て仕掛けなどの参考にしています」「去年、ここでレジャーフィッシングの取材をしたのも見ました」と熱心そのもの。
みんなとはちょっと離れたところで釣り始めたが、なかなか素晴らしいキャスティングフォームで、一緒にいたサンコンさん【釣りきちsankonの釣り日誌】も感心していました。
3本のロッドのうち1本は【振り出しロッドの常識を変える遊動Kガイド】使用のランドサーフ、思わずうれしくなってしまった。
シンカーは景山産業さんの【連】を使用。
(一番手前は、みんなと少し離れた場所で釣っている琉平くん)
地元江田島の少年で、親御さんが釣り場まで車で送って来て、仕事の都合でまた迎えに来られるとの話。
こんな意志疎通の出来た親子で、本格的に投げ釣りを楽しんでいるY・琉平くんはきっと悪い方向には行かないだろう・・・・と思いました。
(近所の園芸品店にある、木製ブランコに乗り不安がっている愛犬ぷりん)
午前8時前に、越冬ギス釣り場に着いて車から降りたとき、一台の車が到着し、中から下りてきた方が「小池さんキス狙いですか?」と。
よくみると、あるクラブの会員さんがお兄様と一緒に釣りに来たそうで、タックルより先に二人ともライフジャケットを着用し始めました。
その釣り場は、フラットな防波堤ではなく外向きには胸くらいの高さの波返しのある、比較的安全な波止なのに・・・と感心しました。
私もついつい忘れがちなウエストタイプのライフジャケットを着用してスベリ波止へ。
ロッドはキャスティズム 25-385でリールはトーナメント サーフ Z45。
一投目から元気なアタリで21㌢が、しかし後が続かない・・・・・・。
五投目に同じようなサイズが仕掛けを咥えて走る!
実は、前回は固定式で釣ったのですが、今回はオールPEで遊動仕掛けにしてみましたが、引く!引く!一気に5~6mはひったくって行く。
しかし、アタリは少なく10回投げて2回あればいい方。
寒いのとアタリが少ないのとで、19~23㌢を7匹クーラーに入れたところで9時に移動を決める。
次の釣り場に行く前に、お世話になっている方々に牡蠣を送るため牡蠣屋さんに。
10時30分から次の釣り場で釣るが、いつもは20 ㌢前後に混じり、越冬ギスとは言いがたいようなサイズの15~16㌢までがダブル、トリプルで当たってくるのだが今日はさっぱり・・・・・・?
ならば、戻りカレイでもいないか?とキャスティズム Tを2本出して置き竿に・・・・・・。
しかしこちらも鳴かず飛ばず・・・・・・・・・。
正午を知らせる町内放送が鳴ったところで納竿にして、陸っ走りで帰ることに。
帰り道、大君の交差点や早瀬辺りや、音戸手前のトンネル辺りで片側通行の工事中。
来週は【早瀬かき祭り】の幟が立てられ、再来週は江田島で駅伝があるらしい。
この付近に釣りに行かれる方は要注意!
呉の【アレイからすこじま公園】を通ると、潜水艦やいろんな艦船が旗で飾られている。
そう言えば今日は建国記念日だからなのでしょう。
やれやれ、久しぶりの釣りでしたが、すっかり海にはご無沙汰だったので、海の神様を怒らせてしまったのか、なんだかすっきりしない釣りとなりました。
来週の土曜日には、東広島市になるのかな?大芝島に柑橘類を買いに行き、ついでにどこかでちょこっと竿を出してみようかな・・・・と思っています。
安浦方面だと、海田大橋から熊野有料道路経由で、熊野~黒瀬を抜け、渋滞知らずで釣り場に到着できます。