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第104回 全日本キス投げ釣り選手権大会。

 今年も我がクラブが、島根県大田会場の釣り場担当なので、自動的に大田会場へ参加しました。
昨年は受付前から、映画やニュースで観るような稲光と雷鳴そして大雨・・・・・・・。
 今年は・・・・・・と言うと、22時ころにはまだおぼろげながら月が見え、星もいくつか輝いているものの、同じ島根協会出雲おろちサーフが担当した山口県田万川会場は結構な雨とのこと・・・・・、時間の問題。

 出発時間となり、すぐ近くの仁万港へ行くが、激しく稲光が走りやがて雨、それも大雨・・・・・。
 一応竿は出したものの、車の中から竿先に着けたケミホタルを注視。



 ゴンズイとダブルで釣れたのは20~21㌢のキス、審査提出基準には3㌢くらい足りない。

 三つ付けたケミホタルが六つにも九つにも見え始めた。
眠いのと大雨、大風のため、車の中で2時間くらい仮眠をとる。

 結局明るくなる5時までに、同寸くらいのキスが3匹とゴンズイ1、バナナくらいのヒトデ1、酒のつまみにもってこいのバイ貝が2・・・・・・・、2個では仕方ないので、海にお帰りいただく。

 このバイ貝、餌を深く飲みこむのでなかなか外せないが、しばらく放っておくと《神楽のおろち》のようにのた打ち回ってハリを外そうとする。
 その一瞬をとらえ、引っ込む前に素早くハリを外してやる。

 えっ!バイ貝の外し方なんかどうでもいいから、キスの釣り方を書け・・・・・ですよね(^^ゞ
それがですね・・・・・・・分かれば苦労はない!ってとこですかね。

 同じ仁万港で釣っていたクラブのゆかりさんと、出雲おろちサーフのK見さんと、宅野で釣っていたクラブのO田さんと話し合って和江港に行くことに。

 和江港は比較的大きな港なので、何人かで引き釣りができる、というのが移動の理由。
到着してみると、クラブのN代表とヤスさん、そして広島協会廿日市サーフのTさんが釣っている。
 私たちもさっそく引き釣りを始めるが、一投目こそ20㌢オーバーが釣れるがその後は15㌢くらいのピンギスばかり・・・・・。



(和江港の西端の、新波止から眺める近藤ヶ浜とそれに続く静の窟(しずのいわや)海岸)

 審査会場に帰る前に、五十猛(いそたけ)の田尻海岸へ。
どうせ大ギスが望めないなら、砂浜で釣りたい!と言うことで。



(田尻海岸から眺める五十猛大浦)

 ゆかりさんとK見さんは20㌢には届かないものの、18㌢くらいの良型のアタリを楽しんでいる。
 私はと言うと、ピンもピンのタバコサイズの入れ掛かり(+_+)

 ホタルブクロハマボウフウの写真を撮って歩き、少し早目に大田の審査会場へ。



(ホタルを入れて楽しんだということからその名が付けられたとのこと)



(海岸を埋め尽くすハマボウフウ)

 私は、20~22㌢のキスが4匹、16~17㌢が5匹の貧果でした・・・・・・・。

 大田会場、参加者11人だったが、審査に提出されたのは27・1㌢が一匹だけ。
風のうわさでは、鹿児島の長島会場や福井県の敦賀会場で31㌢超えが出たと聞いたが・・・・・。































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2016/06/20 20:14 | キス大スキ!!
大ギス釣り、スイッチオン!・・・・・は。

 大ギス釣り、以前は午後から広島を出て山口県の山陰側、阿武郡の奈古や萩市の萩漁港へといそいそと出かけたもの。



 東だと、島根県大田市の温泉津湾へと出掛け、温泉津温泉は熱すぎるので街中にある小浜温泉《才市の湯》で汗を流し、日陰になる波路浦で竿出しし、半夜釣りと早朝釣りをし、陽が昇ってからは琴ヶ浜や黒松海岸で引き釣りをして、一挙両得と楽しんで帰っていた。



 なんじゃもんじゃの花が咲くとあの釣り場、ノウゼンカズラの朱い花が咲くとあそこへ、ネムの花が咲き始めると・・・・・・と、キス釣りスイッチがONになる。

 そうなると、なんのためらいもなく戸河内インターから国道191号線を走り萩への3時間半、国道261号線を川本町まで走り、因原から県道32号線を温泉津まで走った2時間半などを走って通っていたのだが。

 最近この三ヶ所とも、とんと大ギスの姿を見なくなった・・・・・・・・。
そうなると、行く前から「あの道を走って、あの角を曲がって、またしばらくまっすぐ走って」などと行程を考えるうち、しんどくなって「やぁ~めた!」となっている。



    



       

 陽がおおきく傾き、たそがれ時を迎えると、ダイワ《アオリマチィック》を「ジャー!」と鳴らして大ギスが!!との期待がふくらんでいたが・・・・・・・・。













2016/06/11 16:14 | キス大スキ!!
越冬ギス(冬ギス)

 カレイも産卵後のお休みに入っています。
あまり釣れないうえに、よしんば釣れたとしても身が水っぽくて、とてもいただけたものではありません。
 そうなると投げ釣り大好き人間は《越冬ギス》狙いが多くなります。

 私が4週に一回のローテーションで連載している、中国新聞セレクトにも今回は《越冬ギス》を紹介しています。



 (中国新聞セレクトの土曜日に連載しているコーナー)

 中国新聞セレクト、他にも釣り情報なども掲載されています。

 記事に書いたように、昔は瀬戸内ではなかなか冬ギスは釣れず、わざわざ九州の平戸島まで冬ギス狙いに行っていたのも懐かしい思い出です。



(20数年前、長崎県平戸市宝亀漁港での冬ギス釣り)

     

    (釣り場の宝亀漁港からの眺め)

 赤い矢印はカトリック宝亀教会で、黄色矢印は宝樹寺。
教会とお寺がいっしょにある風景です。
 五島列島や、天草でも時々見かける風景です。


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2016/01/29 20:03 | キス大スキ!!
おろち杯(出雲おろちサーフキス釣り大会)。

 全日本サーフ島根協会出雲おろちサーフのキス釣り大会に参加してきました。

 先週、カミさんの田舎に行ったついでに会場の下府(しもこう)海岸、別名畳ヶ浦海水浴場を下見したときは、サーファーでいっぱいで流れ藻も多く、「こりゃぁだめじゃ!」と諦めたものです・・・・・・。

 6時30分集合、7時釣り開始の大会が開催されました。



(夜明けの砂浜は、登り始めた朝日によって、くっきりと刻まれた足跡の陰影を映し出している。こんな夜明けの砂浜が大好きです!!!)

 が、しかしキスがいない・・・・・・・・・?
最初の場所で7~8投するがアタリはさっぱり・・・・・・?

 左側、下府川側に歩いて、砂浜が大きくえぐられた場所を引いてみると、一週間ぶりのキスのアタリ!!
 だが、群れでいないのか?一匹だけ。
4~5投に一回くらいアタリがあるが、チカラ糸が見えてからの波口なので警戒心が強いのか離してしまう。

 やがて8時30分、陽も登り秋の朝とはいえ、最近の涼しさに慣れてしまった身体には、この日差しはちょっぴり堪える。
タックルを放りっぱなしで、日陰に避難して作戦を練る(と言うのは方便で、一休み(^^ゞ)。

 完全に大会はあきらめて、結局最初の場所とこの場所で80~90分粘って2匹だけ。

 そう言えば、大会後に浜の中央でおろち杯恒例の《一投入魂》が開催される・・・・・・と大会前に聞いたのを思い出し、下調べのつもりで浜の中央へ。

 中央辺りで釣っていた、このブログを作ってくれた、島根協会HPの管理人のF石さんに状況を聞くと、4色辺りでぽつぽつ・・・・・とのこと。
 さっそく投げてみるとまずは一匹、続いて3連・・・・・・・・・、ここで競技終了となりました。

 みんなが集まって、3人づつに分かれての《一投入魂》の予選開始。
私は第三組目。

 この《一投入魂》のルールは、ハリ数は6本までで、たった一回だけ投げて、釣れた数で順位を競うもの、ただしリールのハンドルを巻くのを止めてはいけない。

 私の予選第一回は2連で、3人中2人が再試合に突入。
次は、二人とも4連で、三回目の勝負・・・・・・・・。
 ただし、三回目は5分間だけとの厳しいルール(>_<)

 4色から3色に入ったころがねらい目なので、思い切って4色まで巻き取り、そこから3色まで巻いていく作戦に。
 さっきまでは3~4回アタリがあったのに、今回は一度だけのアタリ。
すかさず竿先を倒して十分食い込ませる。

 タイムアップとなり、巻き上げるとちゃんとその一匹が付いている!

 数釣りを早めにあきらめ、《一投入魂》にかけた私は、めでたく《一投入魂》の部の優勝となり、美味しそうなお米をいただいた!

 今回の大会メインの数釣りの部は、キロオーバーを釣った、H田親子さんのぶっちぎりのワンツーフィニッシュ!



(大会の表彰風景)



(大会会場となった下府海岸、正面の港は唐鐘漁港)


 私たちは、ちいさなクラブが二つだけの集まりですが、各種トーナメントで有名なH田親子さんや、KOU@さん、前回の琴ヶ浜ではN崎さんなど、腕っこきのトーナメンターと、《カレイ命》のゆかりさんのような女性まで一緒に楽しく遊べるのが「自慢!」です。
 来年も、琴ヶ浜キス釣りの集いや、おろち杯が予定されていますので、ぜひ遊びにおいでてください。

 大会後、出雲おろちサーフさん心ずくしの、「ボヘ飯」やシャケ汁をおご馳走になる。
楽しいひと時が終わり、現実生活への入口「浜田自動車道」へとハンドルを切り、前出のF石さんの車に尻を付けられ広島へ。
 前回は、五日市別れまでケツに付かれたが、今回は千代田辺りで遅い車の後を走っていたら、スゥィーっと追い抜かれた(^_^;)
 

《わが家の山野草》

 どう見てもただの草・・・・・・・、実は《水引草》という野草です。
縁起を担いで、紅白の水引草を植えています。

 

楽しみは 朝起きいでて 昨日まで 無かりし花の 咲ける見る時』という歌があります。
小さな喜びですが、ほんとうに毎日が楽しみです。

 今は、土佐寒蘭の10鉢のうち6鉢から花茎が伸びていますが、一日で延びる長さは1㌢そこら・・・・・・、花茎が伸びるのと、こちらの首が伸びるのどちらが早いか・・・・・・です(>_<)













2015/09/27 19:13 | キス大スキ!!
釣り場は砂浜、投げる距離は40mで・・・・・。

 島根協会のホームページ《掲示板》では、山陰大田付近、益田付近、周防大島辺りのキス情報がひんぱんに載り始めました。

 もともとキス大好きな私、わが家で愛用している《ふじもと醤油》もほとんど切れかけたので、山陰に・・・・・と考えていました。

 しかし、あることで江田島・倉橋島方面に下見をしなければいけなくなりました。
平日の呉工場地帯は、下手をすると朝のラッシュに巻き込まれるのはわかっている。
と言うことで、朝の4時40分に出発することにしました。

 朝早く出たお陰でスイスイと走り、釣り場の倉橋島東南端のT浜へはずいぶんと早く着きました。



(釣り場のTから見た、夜明け前の雲)

 今回のテーマは、砂浜から・・・・・・それも40mくらいを探るです。
一投目から「ブルブルッ」でこれ。



(サイズは20㌢もつれですが、丸々と肥えています)

 しかし、二投目からは渋いアタリで、なかなかハリに乗らない。
一投目は夏ギスの手ごたえでしたが、まだ春ギスのようなアタリで、おまけにはトロ藻が結構たくさん掛かってくる・・・・・・・。



(釣り場はここ、左右に歩いてみるが、トロ藻だったりアマモだったり・・・・・・・)

 一ヶ所では心もとないので、一時間くらいで移動を決めて次なる砂浜へ。
 
 鹿島大橋を渡って砂浜へ・・・・・・。
しかし、十分な駐車スペースがないのでパス。
 次は、波消しブロックが入っていてパス。

 足場の良い砂浜で、かつ40m位で釣れる場所を目指して、再度鹿島大橋を渡って4か所目のKで竿を出す。
 わんちゃんを連れて散歩に来たおじさんに「この神社の駐車場に車を停めさせてもらってもいいですか?」と聞くと、「ここらは大丈夫よ!」とのありがたい返事。

 砂浜に出て投げると結構水深があり、30m辺りが掛けあがりになっていて、その向こうで食ってくる。
 よしよし、ここは潮の低い時にいいかも知れない、と次なる引き出しを求めて移動する。

 今度は思い切って、西南端のOへと車を走らせる。



(目の前には鍋島、左手遠方には手島と端島)

 この場所、ずいぶん昔のことですが、レジャーフィッシングの取材で、初心者の女性と釣行し、キスが結構釣れた場所。
 ただ、本日はまだキスが寄りついていないのか、アイナメの新子やベラ。



(砂浜には、野生とは思えないような野ばらが咲いている)


 さっさかさーと移動し、島の南側中央のKへ。
しかし、ここもまだ水温が上がっていないのか?40m以内ではキスのアタリは無し・・・・・・。



(Kの浜から眺めた赤い肌をした、鏡岩だったか?の巨岩)

 潮位が変わったらどんな釣果になるか?と、一番最初のTの浜へ。
満潮から引きに入ったせいなのか、ご覧のとおりのトリプル(+_+)



 七ヶ所見て回ったものの、十分な駐車スペースの無い場所が三ヶ所、キスが寄っていないのか?さっぱりなのが二ヶ所、なんとか40mくらいで釣れたのが二ヶ所だけ・・・・・。

 二ヶ所ではどうしょうもないので、古くからの友人テラさんに電話。
テラさんは周防大島で釣っているとのこと。

 テラさんのアドバイスで最後の場所へ。



 最後に竿を出した場所K、かなり潮は引いてしまったが、型は小さいながら10回に7回くらいアタリがある。

 結局、「足場の良い砂浜から、飛距離は40mくらい」に限定して釣った結果、なんとか22匹のキスをゲットしました。
 月曜日、雨が降らなければいいのですが・・・・・・・・。


















2015/06/04 16:36 | キス大スキ!!

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