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実に35年振り。
何が35年振りか・・・・・・・・・。
1985年の初夏、鴨谷師のお供で投げ釣り党として初めて取材に入った鹿児島県薩摩川内市の甑島列島。

  

(1985年6月2日号、週刊釣りサンデーのカラーグラビア)

 ダイワのフィールドテスターになる2年前なので、リールはリョービのプロスカイヤースーパーライトを使用しています。



 上の写真は、長浜港からみた集落。

 尺ギスを何匹か釣った、下甑島の長浜の民宿で出された芋焼酎《青潮》。

 当時は焼酎の味も分からないまま、「鹿児島に来たら芋焼酎よ」くらいの気持ちで口にした。

 甑島には、その年の秋と1992年の9月に行っただけで、ずいぶんとご無沙汰続きだったが、
2012年の5月に30年振りに甑島へ。

 上甑島の里には《六代目百合》を造る塩田酒造だけ。
下甑島には、手打にある《甑州》《亀五郎》を造る吉永酒造のみ・・・・・・。

 確か35年前には長浜に《青潮》があったはず?と探したが、その当時排水処理施設を設けなければいけなくなったとき、醸造を続けるのをあきらめたらしい・・・・・・。

 あれから30数年のちのこと、その蔵元が甑島から離れた本土にある薩摩川内市祁答院(けどういん)にある蔵元に権利を譲った・・・・・・みたいなことを聞いたものの、入手方法がわからないまま今日に至った。


 そんなある日のこと、《川越》や《魔王》など入手困難な芋焼酎を、在庫さえあれば定価で分けてくださる、親切な福岡の焼酎商店のHPを見ていたらあったのです!!!!!!

 味はともかく(記憶に無いのですからすみません)、《青潮》という名前に食いつきました!!!!!

 35年ぶりに出会えた懐かしい《青潮》、昔の恋人にでも出会ったような気持ちで写真に撮りました。


           

 (35年ぶりに出会えた、鴨谷師や長年の友人と飲んだ芋焼酎《青潮》)

 まだ封を切ってはいません。
私が求めていたのは味ではないのです、35年昔の師匠と私と友人との思い出なのです。




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2020/02/22 10:58 | お酒にまつわる話

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