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琴ヶ浜などでの仕掛け
キス釣りの場合、キスに違和感を与えないため 細いテンビンを使ったり、市販のゴムのクッションを使ったりする人も。

 あまり細いテンビンだと、落ちのシーズンに良型がズラリと来ると、L 型天秤が I 型天秤になってしまうし・・・・・・。
もっとも落ちのシーズンは向こう合わせで掛かることが多いので、時季によって天秤を使い分けるのもありですね。

あまり自作天秤を作らない私は、 次のような仕掛けで楽しんでいる。



(仕掛けの先に結び目を作っておけば、ハリス止めに通してグイと引っ張るだけでOKemoji

 クッション材として、まるふじのウキ止め糸《タナキーパー》を二本縒りにして、ハリス止めはユージ―のハリス止めを使用。

 このマルフジのタナキーパーは、投げ釣りの先人西の小西和人(没年2009年1月7日)と並ぶ、東の小田原一鱚氏(没年2013年11月24日)から直接ご教示いただいたもの。
(小田原一鱚氏とは年賀状を差し出したり、いただいたりしていましたが、80歳を過ぎられたころ、「高齢のため本年をもちまして・・・・・」との賀状をいただきました、かっこよかったです!!!)



 まず、タナキーパーを二本縒りに・・・・・・・、一見普通の糸のようなので、頼りないような気がしますが、水に浸けるとくにゃくにゃとまるで生き物のような動きをします(冷水だとダメです普通の温度の水で)。

    

 左が縒ったままの状態、真ん中が常温の水に浸けてすぐの生き物状態、右は真っすぐにして乾燥させたもの。

 それを、下の写真のようにテンビンに付け、ユージ―スイベルのハリス止めを装着します。


  

 仕掛けは、ダイワのナイロンテーパーチカラ糸の空スプールに巻きます。
丁寧に巻いておけば、スルスルと取り出せます。

    

 4本から10本バリはこのような空スプールに巻き、3本まではカード入れなどに巻いて入れています(左の箱の中に15という数字が見えますねemoji)。

 キス釣り用クーラーのサイドボックスには、仕掛け巻きが取り付けられるようにしています。



 ロッドスタンドには、手拭きタオルが付けられるように。





























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2021/08/16 13:30 | 仕掛けに関するお話
仕掛けについて。

 おとといの仕掛け写真、もっと見やすくしてみました。
モトスケースから出したモトス(緑〇印)と、両端にハリを結んだハリスを二本束ねて8の字結びにします。

   

 8の字結びの部分だけ拡大してみます。

 

 使っていて、ハリが一本切れたりしたら、緑の✖印のところからハサミで切って、予備のハリスを結べばほぼ一日、2~3本のモトスで済みます。
 経済的ですし、交換が速いし・・・・・。

 ハリスは何本かを40㌢くらいに切りそろえて準備しておきます。
ハリを漁師結びで両端に結んで、仕掛け入れに予備として持っておきます。

 漁師結びですが、慣れると片方結ぶのに10秒くらいで結べます。
動画で紹介したいのですが、私にそんなテクニックがないので、今度誰かに習って出来たら載せてみます。

 今日は、愛犬ぷりんのお守りがいるし、天気も良かったので愛車2号で近場を回ってみました。

   

 新幹線も、最近は車内の消毒時間が長いのだろうなぁ・・・・・・と眺めていました。

 ツクシもこの春の異常気象に翻弄されているのか?ぽつりぽつりと長けてしまったものや、まだ小さいものなどバラバラな感じがしました。

         

         




2020/03/12 16:13 | 仕掛けに関するお話
取り寄せのハリ。

 先日のブログに書きましたがまかつの《丸せいごサーフ(NSB)13号》《皮はぎ5号》《皮はぎ3号》を、かめや釣り具商工センター店に受け取りに行ってきました。

   

 60本入りボックス5ケースと、22本入りの袋各10袋ずつ・・・・・。
これで、当分仕掛け作りが楽しめる。

 戻りガレイやアイナメには丸せいごサーフ13号、冬ギスやカワハギ狙いには皮はぎの5号と3号を使い分けて。

 今日、かめや釣り具商工センター店で偶然出会った、えのみやサーフの勝浦氏は「細めのホン虫を持って、奈古辺りにカワハギ狙いに行こうかなぁ」と。

 私は、明日は安浦辺りで置き竿釣りをし、カワハギは3月ころに三崎へでも行こうかな・・・・・と考えています。

 三崎ということで懐かしい写真を。

 初めて三崎に旅行で訪れた日、おりしも地区の秋祭り。
広島とは違った祭り風景に、夢中になってシャッターを切ったものです。

    


      

   

 (港町特有の、船大工が作ったと言われる三角の形の家、そこを五鹿が先輩の後ろを付いて回っている)


 


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2020/02/10 15:21 | 仕掛けに関するお話
キス仕掛けのワンタッチハリス止め。

 先日のブログで、私はキス釣りでは、ワンタッチハリス止めを使用して、手早く交換をしている。
付けるときは早いが、外すときは結んだ仕掛けを「ブチッ!」と引きちぎるほうが早い・・・・・と書きました。

 私が日ごろ使用している、ワンタッチハリス止め付きのテンビンの写真です。



 キスが「ビンビン!」当たってきても、そのアタリの数だけキスが釣れていない、俗に言うところの「はじく!」ときには、このようなクッション材をテンビンに装着し、テンビンのアームがキスのアタリを弾かないよう、このクッション材を使用しています。

 どうせクッション材を使用するなら、その先には通常のヨリモドシではなく、写真のようなワンタッチハリス止めを使うと交換が早くできる・・・・・・と考えたのです。

 仕掛けの先っぽには、仕掛け巻きからほどくときに、すばやく端っこが判るように黒や赤のマジックインクを塗っています。
 そして、ワンタッチハリス止めから万が一にでもすっぽ抜けないよう、結びコブをひとつ作っています。

 さてさて、先日のブログで、「武士なら兜の前立てはトンボです」と書いたら、知人から「なぜトンボなのか?」とのメールがありました。

 確かに、兜の前立てには龍や鬼神、三日月、鹿の角など勇ましいものが好まれますが、トンボは前に進むだけでバックができないので、それが好まれて前立てに使用されたと聞きます。

 さてさて、やっとこさで15日締め切りの原稿を作り上げました。
しかしながら、自分の怠慢で遅くなり、通常なら200円の郵送料で届くのですが、ぎりぎり14日に速達で出したので、郵便料金は倍以上掛かりました・・・・・・。
 約束とは大切なので、これも仕方ないことですよね・・・・・。

 明日からあさってに掛けて、長門市と萩市に行ってきます。
私の車も、今年の10月が一回目の車検ですが、もう4万kmちかく走行し、先日はオートマチィックオイルの交換をしましたが、タイヤもスリップサインがあと少し!と言われましたので、長門市の知人のお店でタイヤ交換をしてもらうことにしました。
 6月の鹿児島行きには、新品のタイヤで安全運転と行きたいので・・・・・・。

 タイヤ交換だけなら、長門市まで燃料と高速代を使っては間尺に合わない・・・・・と思われるでしょうが、私は俵山温泉と今年最後のカレイ狙い、そして早場のキス釣りをメインとして出かけてきます。




(常に私の動きを見つめている愛犬ぷりん、4月の始めころ、このときはコタツの陰から見ていました)





2013/05/15 19:41 | 仕掛けに関するお話
ちから糸の結び目が切れる・・・・・。
 誰もが一度は悩んだことがあると思います、「ちから糸の結び目が切れた!」と。
まったく傷のない均一のラインの場合、どこが切れるかと言えば必ずと言っていいほど結び目が切れます。
 これは、柔軟性のあるナイロン糸の場合、結ぶことによってその部分がつぶれてしまい、結果として一番力の掛かったつぶれた部位が切れるのです(テンビンやサルカンの結び目も同様です)。

 ならば、ちから糸を結ばなくてもいいちから糸付きのラインなら、結び目が無いので強いのか?となります。
確かにまったく同じ条件の無傷のラインだと、根掛かりなどで過度に力が加わった場合は、テーパー付きラインの方が結び目のない分切れにくいと言えます。

 そうかそうか、では結ばなくてもいいテーパー付きラインが【断然】いいのか・・・・・・と言うと、そうもいきません。
ガッチリ!根掛かってしまい、ハリも伸びない曲がらない折れない、かと言ってハリスも切れない場合、どこかが切れなくては収まらない場合、ちから糸を結んだラインの場合は、狙いどおり確実に・・・・と言っていいほど結び目から切れます。
 片や、ちから糸一体型のテーパーライン投げ糸の場合は、結び目が無い分どこが切れるかまったく判りません
場合によってはリールからすぐのところから高切れしてもおかしくはないのです。

 それから、ラインメーカーさんに叱られるかもしれませんが、投げ用ラインとちから糸の強度を比べると、私の感じたところでは、コーティングが完璧なメーカー品投げ用ラインの方が、同じ号数のちから糸より強いと思います。
 そこで、ラインより太め(3号ラインと結ぶなら4号から4・5号などと)に切り詰めて使っています。
 これは材質だけの理由ではなく、例えば100mちかくラインが出ていたとして、根掛かりなどで20kgの力が加わったとしましょう。
 80mに20kgの力が加わった場合、20kgの力が80mに分散し、つまり20kg÷80m=0・25kgですが、ちから糸12mには、20kg÷12m=1・66kgの力が掛かるわけで、どこが切れるかと言えば、結び目でもちから糸側が切れる確率が高いわけです。


 能書きばかりたれていないで、どうしたらいいのか判るなら言ってみろ!と言われそうですね。
そんなことくらい判っているわい!と言われそうですが、結び目が均一になるように丁寧に結ぶことが肝心です。
 例えばブラッドノットの場合、3~4回廻したラインが均一ではない場合、どこかに一番弱い結び目ができ、3~4ヶ所巻いたうち、その一ヶ所に多くの力が集中してしまって切れるのです。

 丁寧に巻き数だけ均一に巻いたあと、ちょっと硬くなってデメリットも生じるかも知れませんが、瞬間接着剤を結び目に落とすことも、私はやっています。

 また、まったく無傷のラインの場合は、可能ならちから糸無しの5~7号で釣れば、一番切れやすい結び目が無い分、ガッチリ根掛かりはともかくとして、魚が掛かったくらいでは切れることはありません。
 ただこれも、先ほどのテーパーライン付きと同様、切れるときはどこが切れるか判りません。

 私の知り合いの山口県由宇町の投げ釣り名人は、一日釣行して帰ると必ずラインを巻き替えていました。
私が「例えば一匹の魚が釣れなくて、一度も根掛かりなどしなくても替えるのか?」と聞いたら、「はい、以前ラインに傷が入っていたのか苦い思いをしたので、それからは必ず一回ごとに巻き替えている」とのことでした。

 もちろん、投げ用リールの巻き量の200mすべてを一度で替えるのではなく、替えスプールを用意しておいて、今日使った100mがリールの下巻きになるよう巻き取ると、一度もリールから出ていなかった下巻き部分が上にきて、その部分で次に釣りをする・・・・・というわけで、200mのラインを2回だけ使用するわけです。
 
 私もよく言っていました。
「200m500~600円のラインの巻き替えを惜しんで何回も使用し、傷が入ったラインが切れたことにより、ちから糸+テンビン+仕掛け、これだけで300~400円の損失・・・・・それにお金には代えられない大物がプッツン!!と切れてしまっては、どうしょうもないので、ラインにはお金を使った方がいいですよ」と。

 私は夜釣りの大ギス以外は、ほとんどと言っていいほどPEラインを使用しています。
結構高価なので、初期投資は考えさせられますが、長い目で見たら劣化しにくい材質なので、ナイロンラインよりは経済的だと私は思います。

 PEとPEの結束ですが、私はぶきっちょなので、なんたらノットなどという難しい結び方はできません。
ブラッドノットの8回廻しで丁寧に結束していますが、これですっぽ抜けることはまずありません。
 心配な方は、瞬間接着剤でも、普通のタイプは繊維がすべて吸ってしまって効果がないので、ゼリー状のタイプを落としておくと【気はこころ】で安心できるかも・・・・・・。





2013/05/01 20:32 | 仕掛けに関するお話

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