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迷い道
 2007年のSBC虹ヶ浜大会で、クラブ員二人と一緒に松林の中から気楽に観戦中、私は『迷い道』の説明をしていた。
 大会ともなるとどうしても周りの釣れ具合が気になる。周りの人は釣るのに自分だけ思わしくない・・・、そうなるといくら練習を重ねてきた選手でも思うように釣れないと??となる。
 エサ?投点?仕掛け?引く速さ?・・・、いやいや場所に違いない・・・。となると、移動かな?よしっ!さっきよく釣れた場所に移動だ!と、心に決めたとたん、結構な型が食いついて来た。むむむむむ・・・、どうしょう・・・。こんなサイズが5匹続けて釣れれば、まぁまぁの成績になるしぃー・・・。とこんな風に迷い道に迷い込んでしまう。
 ここで言いたいのは、迷い道に入ったとしてもいかに早く自分の道に引き返せるかである。
 プライベートな釣りなら、好きなようにボウズとお友達になったり数匹の小魚と遊んだりしても「思い切り投げれた」「海を見ているだけでいい」などや「今日は潮が悪い」と言って帰ればいい。しかし、大会は自分の今までのがんばりを試す機会なのだ、もちろん勝つだけが目的ではないいのだが。
 よく、仕事などでKKDなどという言葉を聞く。勘と経験と度胸のことらしい。私は経験は足りないものの、残りKDの勘と度胸で迷い道を脱出するために、自分なりのストライクゾーンを決めている。
 周りが4連5連で釣っているのに自分は1~2匹しか釣れない。これなど即移動するなど、いくつかの項目でストライクゾーンを決めておいて、迷い道からできるだけ早めに引き返し、自分本来の道に戻るように心がけている。
 これはカレイ釣りでも同じ。見切りの項で書いたように、自分の決断のためのストライクゾーンを決めている。
 「カレイは腰で釣れ」と言って一日同じ場所で粘るも結構。しかし、一日粘って夕方に2枚釣るより、自分がかねてから気になっていた新しいポイントに移動して、1枚釣り上げた方がずいぶんとうれしいものだが私は・・。
1枚より2枚の方が多いのにおかしいことを言っていますね・・・、私は変なんでしょうかね?
 
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2008/03/05 16:21 | 未選択

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