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ゴギというお魚をご存知ですか?

  私の渓流釣りエリアの西中国山地で釣れるイワナは、下の図にあるとおり《ゴギ》です。


 ついでに、アマゴの分布域も。



 

 何年か前に釣ったゴギの28・5㌢、頭から口吻にまで白点があるのが特徴。



 このゴギを含めたイワナ属は、湿地帯になったような分水嶺なら、雪解けの時期に濡れた部分をくねくねとうねりながら、うなぎのように進んで行き、分水嶺も越えることもあるとの話を聞く。

 そう言えば、アマゴは釣り上げたら身体を横たえて「バタバタ」と暴れるが、ゴギの暴れ方はアマゴとは少し違って「クネクネ」といった暴れ方をする。
 このような様を称して、だれかが言った言葉『ヤマメまでは魚だがイワナはケモノだ・・・・・』と。 



















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2018/09/16 17:42 | お魚の生態
ロマンのあるお話。

 瀬戸内海側の川にはサツキマスの陸封型のアマゴ、日本海に流れる川にはサクラマスの陸封型のヤマメのお話をしました(アマゴとヤマメの違い)。

 興味深いお話がありました。

 それは、7月28日のブログに書きましたが、広島大学の河合幸一郎教授のお話の中で、瀬戸内海側に流れる安佐北区可部の根谷川でヤマメが釣れた・・・・・というお話です。



(7月28日に行われた太田川水系総合調査成果報告会のようす)

 太田川水系にヤマメがいたと聞いて、一番に思い浮かぶのは、先日もお話した誤放流ですが、この谷に限っては一概にそうとは言えない部分があります。

 と言うのも、実際に上根峠に行かれた方はおわかりになると思いますが、八千代町方面からいきなり断層が落ち込んで、かなりの高低差ができた《上根断層》があるのです。

 その地層から想像できることは、元々根谷川は上根断層のところから八千代方向へ流れていたとしたら、その上流にヤマメが棲んでいてもまったく不思議はないわけです。



(画面右下の赤がヤマメが釣れた根谷側、紺色の線が現在の根谷川、推測では紺色の川が緑線の方に流れていたのでは・・・・・と想像すると楽しいです)

 ある日上根断層ができて、根谷川は途中から断層の落下と同時に太田川方向に流れ始めた・・・・・とすれば、根谷川にヤマメがいても不思議ではないわけですね。

※ ヤマメとアマゴの混生で、誤放流の他によく語られるお話に、昔山奥で木で食器などを作る木地師などが、貴重なタンパク源を自分の川でも得られるように・・・・・と、分水嶺の向こうの魚を釣って弁当箱に入れて運んで、自分の方の川に放流した・・・・・といったお話があちこちで残っています。














2018/09/15 17:49 | お魚の生態
カレイボウズ・・・・・。

 先日の全日本カレイ選手権大会もカレイボウズ、その前もカレイボウズ、そしてリベンジをかけて出かけた昨日、私の中では鉄板場所でしたが、またしてもカレイボウズ・・・・・。

 今シーズンのカレイには手を焼いている。
水温などの関係で遅れているとか、そんな状況ではなくこれまでに経験したことがないくらい「釣れムラ」がある。

 広島県西部に住まいするYS田さんもカレイに手こずっているようで。
ただ、彼は昨日は30㌢オーバーを一枚釣ったようだが、メールでは

帰ってカレイを捌くと、卵巣はまだ小さいのに、身はすでに産卵後のように白くなり、薄っぺらでした。乗っ込み時期にこんなカレイを今まで見たことがありません。」
 
とのことでした。

 
 お話しは変わって、先日の中国新聞《尾三》地区版に、『テッポウギス養殖挑戦』との記事が載っていた。



 記事では、「孵化から一、二年、体長15~20㌢程度・・・・体長25㌢を超える3年物は・・・」と書かれていた。

 本当にシロギスの成長はそれほど早いのだろうか?
大学の先生の話だから、私ごときが異議を唱えても仕方ないが、本当にそうならば、全日本サーフの大物寸法、シロギスのAランク26㌢はもっと簡単に釣れるはずだが。
 年数が経過するにしたがって、自然界での淘汰率が高くなるが、3年ものならもっと数多く生き残ってもいいと思うのだが。

 確かに水槽などで水温を高めにして、エサをやり続ければ自然界よりもずいぶん成長が早いに決まっているが。

 また、記事では25㌢以上に養殖して寿司屋に、と書かれていますがエサを与え続けると、キスは多回産卵なので、産卵を繰り返し身に脂が乗らなくて、天ぷらには向くが握り寿司にはいかがなものか?と素人ながらに考える。

 種無しぶどうに使うジベレリンなどのように、何らかの薬剤で産卵を抑制すれば、脂の乗ったキスが育てられるかも知れませんが、それでは食べるにはばかられるし。
※多回産卵のシロギスは飼育研究では、102日間に65回も産卵と書かれている。

 キスの成長については、1982年に週刊釣りサンデーから発行された『キスのすべて』や、1988年に発行された
『新キスのすべて』に出ているサイズを、多少の地域差はあるものの私はずっと信じてきたのだが。






















2017/11/24 14:40 | お魚の生態
夏ガレイ。

 昨年の6月22日に、35㌢、32・5㌢、29㌢のマコガレイを釣った友人が、今年も6月13日に37・5㌢と36㌢の夏ガレイを釣ってきました。
 更なる夏ガレイの記録更新を・・・・・・・・と言ったところ、6月27日に行ったそうで下の写真が送られてきました。

           
     (29㌢のマコガレイと、高級魚?のキュウセンベラ)

 現在広島湾でさかんに行われているマコガレイの放流は、年末に孵化させた稚魚が4~5㌢になるこの時期に行われることが多いようです。



 当然、この時期に放流された稚魚は、冬系のおさかなとはいえ、結構水温の上がる沿岸で暮らします。
 これは、自然界で産卵・孵化したマコガレイの稚魚にも言えることで、4~5㌢の稚魚が文献で言うところの親魚のように夏場には、60m~70mの深場に落ちていくことなどありません。
 10数㌢の二年魚も沿岸で過ごすことが多いと聞いています。

 これは、同じ冬魚のアイナメにも言えることで、この時期のキス釣りによく10㌢未満のアイナメが掛かることがありますよね。

 ただ、今回のように30㌢オーバーやそれに近いサイズが、文献どおり深場に落ちずに6月下旬まで釣れるというのは、非常に興味深いことと言えます。



 (広島湾の水深をブルーの濃淡であらわしています。画面をクリックして拡大して観てください)
  
 彼が夏ガレイを釣る場所の近くには、水深のある場所があるのも一因だろうか??)


 ところで、またまた近くのスーパーの話題ですが・・・・・・。
昨日のこと、アサリがパック詰めで売られていました。
27日に詰めて28日までのが、28日に詰めて29日までのモノより50円も安い。
確かに口を開けて水管を伸ばしていて、パッと見は弱っている感じがする。

 私はためらうことなく、当日分の安い方を手に取りました。
アサリは、海水の入ったポリ袋に入れられているので、酸素不足になっているだけなのです。
買って帰り、アサリのパックを振ってみると、水中に酸素が廻るのでアサリが元気になりました。

 この原理?に気が付いたのはずいぶん昔のことです。

 鴨谷計幸師の主導のもと、1979年10月10日、広島市の三越デパートで《世界の釣り展》が開催されました。



 当時の人気テレビ番組、《11PM》の服部善郎名人や中井戸嘉彦氏、小西和人氏、藤沢淳一郎氏、弾濤竿氏など著名な釣り師や、江戸の和竿職人の実演などのほか、いろんな展示で賑わいました。

 私は二日間会場案内に立ったほか、前日に芸北町(現北広島町)の養魚場から、生きたアマゴを三越まで運ぶ仕事を仰せつかりました。
 酸素の入った大きなビニール袋の中、元気に泳ぎ回るアマゴを見て安心し、途中の喫茶店に入って一休み・・・・・・・・・・。

 一服して出てみると!!!!!なんとあれほど元気に泳いでいたアマゴがプ~カプカ!!!
慌てたのなんの、神様仏様・・・・・と、祈るような気持ちでゆすってみたら、水の中に酸素が混じったせいで、元気に泳ぎだしました(^_^)/

 つまり、車が走っているうちは水の中に酸素が適度に混じるからいいものの、じっと停まっていると、水は水、酸素は酸素で分かれているので、水中の酸素が足りなかったわけ。
 かくして、無事任務終了となったことを今でも鮮明に覚えています。

 これはエサを活かしておく上でも重要です。

 海水を入れすぎたまま、動かさないでいると酸素不足で弱ってしまいます。

      

   (元気なうちは、海水は無しかちょんびりあれば十分です)

 

 (これくらい海水があると、動く車の中ならいいが、動かない場合は海水を入れ替えたり、ゆすったり混ぜっ返して、酸素を海水に取り込む必要があります)

       

  (心配な場合は上の写真のように、海水ちょんびりと砂を混ぜておくと、勝手に動いています)





















2016/06/29 08:22 | お魚の生態
マコガレイの37・5㌢と36㌢が!!

 昨日の午後、広島県西部に住む友人からメール。
なんと!!!山口県の大畠でマコガレイ37・5㌢と36㌢を釣ったと。



 《別冊 関西の釣り 投げ釣り倶楽部”16》の中で「初夏までカレイで遊びたい!!」にも書きましたが、彼は昨年も6月22日に、35㌢、32・5㌢、29㌢を釣り上げている。
 狙って釣っているのだから、お見事としか言いようがない。


 お話はおおきく変わって・・・・・・・。

 
 子どものころ、親から言われた言葉はたくさんあるが、最近特に思い浮かぶ言葉は理屈と膏薬はどこにでもくっつくがある。



 そもそもお話には・・・・・
   ①「誰もが納得する話」
   ②「説明を受ければ、あぁそうか!と納得する話」
   ③「考え方によって少しは意見があるものの、大勢ではそれが妥当と考える話」
   ④「多少は異論があるものの、大筋では間違ってはいないので二者択一で仕方なく」
   ⑤「やや牽強付会とも思える趣旨だが、与野党での多数決で決まる話」
   ⑥「現在話題のどこやらの知事のように、やたらと理屈をこね、自分を正当化する」

 などがあり、⑥などはまさに親から聞かされた言葉が当てはまる。

 最近、あまり釣りに行っていないので、いろんな本を読み漁っている。
今読んでいるのがこれ。



 江戸、幕末、明治、大正、昭和にかけて、91人の有名人の晩年について書かれている。

「病人でも夏は暑い」と書き残した樋口一葉などは、二十五歳で亡くなっているのだから、著者は樋口一葉の晩年を二十四歳からとしている。

 二十四歳で没した瀧廉太郎から、92歳まで生きた渋沢栄一までの生き様が記されている。

 これらの有名人の生きざまを見ていると、「名を取るか、実を取るか」が思い浮かぶが、今話題の知事さんは、「実と、いろんな意味で(-_-;)名を取っている」ようですね。
 まぁ、本にもいろんな本があり、『悪人列伝』てのもありますからね(^^ゞ













2016/06/14 08:55 | お魚の生態

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