小池　勝の投げ釣りブログ

　私が全日本サーフに入会して38年になる。これは私の人生の中で一番長く何かに所属していることになる。
　小学校は６年、中学・高校はそれぞれ３年、一番長かった会社勤めでさえ、中途入社の私はこの38年には届かない。

（全日本サーフキャスティング連盟10年、20年、25年、30年、40年記念誌）

　組織に入ると、規則に縛られる。人間関係が・・・・などの声がある。
　決まりや約束事はどこの世界にもあります。人間として生まれてきた以上、物心付いたころからいろいろな決まり事を学んできたはずです。
　むしろ私は、全員同じルールでおさかなさんを釣ったり、年に数回同じ時間に同じルールで競う事はワクワクして楽しいと思います。
　
　次に人間関係ですが、社会で生きて行くには絶対に避けて通れません。
　会社や町内会などどんな組織でも同じで、いろいろな人がいるのは事実です。あの人はイヤだ、この人はどうとかと言っていては自分の世界を狭く渡るだけになるでしょう。あえて、違う世界での人間関係を知ることで、今自分の置かれている世界の人間関係改善に役に立つのでは・・。
　先日、ラジオの番組でいいお話を聞きました。『過去と他人は変えることはできないが、自分と未来は変えることができる』いい言葉じゃないですか・・・。

　また、全日本サーフについて良くない先入観をお持ちの方たちに読んでいただきたい事柄がありました。
　えのみやサーフとリンクしているあるクラブの掲示板に、ある方から『全サ』についてご指摘の書き込みがあり、そのご指摘に対しそのクラブの会長さんがこう答えていらっしゃいました。
　「私は現在全サのメンバーではありませんが、全サうんぬんというお話はなんとなく気になります。それは遊び・仕事・私的・公的・所属を問わず、知らず知らずのうちに自身の品性が行動に表れると考えるからです。大事なのは趣味や仕事、あらうる場面でそれを意識しているかどうかだと思います。１つの事案、１つの行動をとらえて反射的に判断するのはどうでしょうか、全サにはすばらしい人がたくさん居られますよ。○○さんは不幸にもまだ巡り会っておられないようですが。」
　すばらしい回答なので、ご本人に断りもなく掲載させていただきました。
　私は組織に入ったお陰で、幸いにも多くの素晴らしい方々と巡り会うことができ、いろいろお世話になりながら、釣りだけではなく多くのことを学ばせていただいています。



釣りには関係のないコーナー
【ある日のぷりん】

（２００４年冬、私に叱られながらいつのまにか眠っているぷりん）