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ダイワ投魂物語。
ダイワの投魂物語、昨日更新されて私のコラムが掲載されています。

        

 この《投魂物語》数々のテスターさんがブログを書いております。
釣り人のみなさんの気持ち、漢字一文字を私の想像(独断)で書き並べてみると《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》などたくさんの文字があるでしょう。

 私は?と考えてみました・・・・・・・・結果、私の一文字は《》を選びました。

 その心は、秦の始皇帝のように徐福に命じて《不老不死》の薬を探させ、伝説では山口県の祝島まで徐福が来て、《コッコー》を見つけたとか言われますが、人間はいくらがんばって生きても100歳と少々が関の山、(私の敬愛する母は108歳9ヶ月16日生きてくれました)多くは病気でなくても80歳~90歳の寿命。

 その間で、自分一人のできることはたかが知れたもの、自分が一番の趣味として突き進んだ《投げ釣り》、一人でもマナーの良い後進を育てるための釣り教室や、膝を突き合わせての対話やディスカッションなど、つまりその交流の《》がそれです・・・・・・・・・・・。

 尊敬する教育者、《森信三先生》のお言葉に『人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える しかも一瞬早すぎず一瞬遅すぎない時に』という言葉があります。
 私がこの投げ釣り世界に身を置き、先輩、友人そして後進なる人たちに恵まれて50年ちかく、お陰さまで多くの素晴らしい人たちと出会いを得られました。

 本当に慕ってくる人に対して投げ釣りのことだけではなく、私と同じ時期に同じ趣味を持った人たちに、教育と言うとおこがましいのですが、人としてどのように道を選ぶか?もある程度は示してあげなくては無責任と言われても仕方ないのかも・・・・・。

 森信三先生の名言に、『教育とは流水に文字を書くようなはかない業である
 だがそれを巌壁(がんぺき)に刻むような真剣さで取り組まねばならぬ』というのがあります。

 何十年も釣り教室にボランティアで仲間と出掛けたとして、何人のマナーの良い釣り人が誕生しているか?
でも、その数だけにこだわって嘆いているようでは、教える側の性根もしれたもの・・・。
一人でもいいのです!

 今から数年前、小学生の時に似島の《初心者ファミリーフィッシング》に参加したかんたくん、今年は高校一年生になり、似島の手伝いが少ないと嘆いている私に、「お手伝いに行きます!」と嬉しい知らせが。

                       

   (小学生の時、ホンベラを釣り上げ、照れながらもうれしそうなかんたくん)  

 仲間と一緒に10数年『巌壁に刻む』気持ちでお手伝いをしてきた結果が、大きく報われたことの嬉しい出来事です。

 そう言えば先日テレビで「種を蒔いて一番芽が出やすいのは?」の質問に、栽培者の方が「びわと柿ですかね」と。
 私の投魂物語を観たり、明日の似島での楽しい思い出から、釣り人の発芽率(失礼)が上がるといいですね・・・・・・。

 さぁ、明日の参加者のため、補充用の仕掛けのハリ結びをがんばろう!!!



 


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2019/10/19 19:15 | 小難しいお話

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