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大臣も先生も私も一日は24時間。
誰も等しく一日は24時間で過ごしている。

 ある県に住まいする釣りの知人(まだ2回くらいしか会ったことはなく友人となるにはまだ時間が足りない)が、人づてに聞いたところによると「仕事を変わっていっぱいいっぱいで、釣りどころではない」みたいなことを言っていたそうです。
 
 昨今、それに似たお話を時々耳にするけど、もし本当に好きな釣りができなくなったとして、どんな人生を送るのだろうか・・・・・・・と考えました。

 私は、24時間のうち三分の一の8時間を仕事、三分の一を睡眠、残りの三分の一を勉強と趣味に使うようにして生きてきました。
 もちろん8時間で終われない仕事もありますが、その場合は睡眠と勉強趣味の時間をそっちに回すのは当たり前です。
 生きて行く上において収入≒仕事は大事なのは言うまでもありません。

 しかし、ここで「いっぱいいっぱい」と言って、自分の住む世界を100%から90%まで落として、釣りに行かないでいたとします。
 次にまた困難が生じたら、90%に下げた自分の世界を80%に下げることになります。

 段々自分の世界を深く狭く掘り下げて行く・・・・・・・それではなんのために生まれて何のために生きているのかとなってしまうのでは。

人はパンのみに生きるにあらず

 ちょっと違うかもしれませんが、目に見えることばかりにとらわれて、心に余裕を無くしてはどうしょうもありませんね。
 
 私が言いたいのは「心の余裕」なのです。
私も現役時代には、頭にくることや理不尽なことをたくさん経験しました。
その時、胸に掲げたことばは「吾 五斗米の為に腰を折らず」です。
「吾  五斗米のために、腰を折りて 郷里の小人に向かうこと能わず」です。
しょうもない上司のしょうもない言葉に、自分という人格をもってして我慢ができなければいつでも辞めてやると思っていたのです。

 ただ、私はそのしょうもない上司のために仕事をしているのではなく、まず自分のため、次に家族のため、そして会社の業績を上げるために自分の持てる力を発揮して、ちいさな考えの上司など眼中になく知恵を絞って頑張ったのです。

 普通は、家族のためとか会社のため・・・・・・と言いますが、私は自分のために頑張りました。
 それがすなわち家族や会社の為になるからです。

 絶対に譲らなかった三分の一の勉強と趣味に生きた私は、ずいぶんと会社では冷や飯を食わされました。
 しかし、かなり後の事ですが、そんな私の生き方を認めてくださる役員や社長が赴任されたのは、私の人生にとって幸せなことでしたが・・・・。
 何代目かの社長は「小池くん、原稿料など確定申告はしているか!」などと、笑いながら声を掛けてくださっていました。

 とにかく小さな人間になってはだめです!
迎合すればするほど、うまく使われることが多いのですから。
 仕事とおなじように釣りを楽しんでリフレッシュしましょう。



(まぁ、水でも飲んでゆっくりと・・・・・・・・)






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2015/07/19 19:22 | 未選択

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