小池　勝の投げ釣りブログ

　私の周りでは、正月やお盆そしてゴールデンウィークには、あちこち遠征をする人がいました。
その点私は、ビール関係の会社に勤めていましたので、入社当時はお盆などはカレンダーどおりで無縁のものでしたし、正月は12月30日まで仕事で初出が４日、ゴールデンウィークはカレンダーどおり・・・・・ということで、遠征とは無縁の生活でした・・・。
　その当時の習慣で、リタイアした現在でも、正月・お盆・ゴールデンウィークは、せいぜいカミさんの田舎に行くくらいです・・・・。

　今年も、関西から帰省した娘夫婦の予定に合わせて、30日と１日にカミさんの田舎に行きました。
カミさんの甥が、ヤマアラシ（山菜採りやキノコ採り）の異名を持つ私に、「今年は例年に比べて２週間は遅れていますよ」と・・・・・。

　少し車を走らせてみたが、タラやコシアブラの芽はまだまだ固く、まるで枯れ枝のような風情・・・・。
あちこちの山陰には、大きな雪の塊が残雪として残っている。

　私の記憶では、今から20年くらい前に廿日市市吉和から島根県匹見に抜ける、中津谷の日陰に落ち葉をまぶしたような状態での残雪を、５月５日に見たことがあり、それが珍しくて写真に撮ったことがあります。
　それからみると、今年の残雪状況は異常中の異常です・・・・。

　地元の人たちだけが知る、林道を走ってみたが、クヌギや杉、桧が道路に倒れ掛かり道を塞いでいる・・・。
樹齢から判断すると20～30年、それよりもっと経ったような樹木が雪の重みでなぎ倒されている・・・・。これらから判断しても何十年ぶりの降雪だったことがうかがえる・・・・・・。

　タラや、コシアブラ、ワラビは無理なので、ふきのとうとコゴミを採ることにした・・・。



（ゴールデンウィークにしては珍しい残雪と、愛犬ぷりんとふきのとう）

　今年は、残雪だけではなく【ぶよ】も異常に多い！！
少し同じ姿勢でふきのとうを採っていると、10匹以上が群がって来る。
車の周りにも夥しい数のぶよが飛び回っている。

　こいつは目の周りを飛び回り、目の中に入ると痛いので、田舎では【目つつき】と呼ばれているが、どうしてどうして、目に入るだけではなく射されると蚊の比ではなく腫れあがって、かゆくてかゆくてその痒さが３日は続くので気をつけたい・・・・。

　ふきのとうは、テンプラや味噌汁に入れると、ほろ苦い味がたまらない・・・・・・。
たくさん採れたので、【ふきのとう味噌】を作ってみた・・・・、ごはんに付けて食べると食が進む・・・。



　今日、５月２日は広島地方はものすごい【黄砂】が飛んだ。
視界は６ｋｍとのことだが、周りがかすんで見える。



（愛犬ぷりんとの散歩道から見た、広島港方向遠景。黄砂で遠くがかすんで見えない）