小池　勝の投げ釣りブログ

　山陰は、例年に比べやや遅れているような気がする『キス便り』。
　周防大島で最初に行った場所では、一投目からガンガン当たって来たので、瀬戸内のキス盛期に突入！！って、タイトルか？と思いましたが、逗子が浜ではさっぱり・・・・、そうなると次の立岩海水浴場でも竿を出す気にはならず、当初の予定より早めに安下庄のたちばなや食堂に、中華そばを食べに行くことになりました。

　久賀のさかえ寿司であなご料理を賞味したあと、帰り道は久賀港方面へは進入禁止。
　右折して商店街を走ることに・・・・。
　私は、どこに行っても『きゅうどう』を探して走ります。弓道ではなく旧道です。話は横道に逸れますが、いつだったかテレビをつけっぱなしで、音声だけを聴きながら仕掛けを作りをしていました。
　テレビから『ゴキブリの家宝修正』と聞こえてきました・・・・
　ん？ゴキブリが家宝を・・・・と詳しく聞いていると、どこかの企業が五期振りの下方修正をした・・・・とのニュースでした。『汚職事件とお食事券』などなど・・・・・。
　日本語は難しい・・・・。

　さて本題に戻りまして、私は笠戸島や沖家室島、そして長崎県の平戸島など、どこにいっても、釣りの合間に必ず旧道を歩いてみて、その土地土地の生活を肌で感じるようにしています。

　平戸島河内の旧道では、しもたや風の軒先で「カジメ」の干して刻んだものが売られていました。
　沖家室では、今では使われていない古い「風呂」などが簡単な説明文で紹介されていました。

　今回の久賀の商店街、「パンの店」と手作りの古い看板が・・・・。
　店の中には古いショーケースに列んだパンが。
　同行の女性たちは、「見てみたい！！」と一度で食いつきました。
　
　奥から出て来たおばちゃんは、柔和な笑顔で出迎えてくれました。
　値段を見てびっくり！！！！私の大好きな揚げパンは２コで１３０円、写真のラスク？（お店ではかりんとうとして売られていましたが、パンのミミなどを揚げたカリカリっとしたモノです）はなんと35円。
　入っている袋が、これが嬉しい！！コロネというねじりパンの袋に入れられている。
　今時、なんであろうと35円というお値段、思わず「タイムスリップしたようじゃ」と言ってしまいました。
　私は、揚げパン一袋とラスクを２袋・・・しめて２００円。裏通りバンザイの気分でした。

（ニューコロネというパンの袋に入ったラスク、カリカリと懐かしくおいしい味でした）

　こんな私だから「へなちょこ釣り人」と自分で呼称しているのですが、本当に裏道や旧道巡りは楽しいですよ。

　そう言えば、島根県の温泉津のとある場所で見つけた「鏝絵」、この温泉津を含め大田市あたりでは、結構あちこちで鏝絵があると、新聞やテレビで紹介されています。


　失われていくこれらの風物、一つでも多く目に焼き付けておきたいものと考えています。