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二人の巨人の背中・・・・・・・。
私が半世紀にわたって打ち込んできたのは【投げ釣り】です。

 もう50年ちかくあれこれやってきましたが、まだまだ追いかけるだけで背中すら見えない【投げ釣り界の巨人】が二人います。

 一人は私が師と仰ぐ故鴨谷計幸氏です。
鴨谷師は、似島などで10回以上も【投げ釣り教室】を開催され、多い時期は1000人以上の参加者を集められました。

 
 
 
 もう一人は鴨谷師の兄貴分、故小西和人氏です。
小西和人氏は、【入り浜権】などいろんな活動をされていましたが、なかでも【アオギスを天然記念物】にと、当時の東京都知事の美濃部亮吉氏といっしょに活動をされていました。



 たまたまなのか、潜在意識の中に【お二人の巨人】の功績をたどっているのか、気がつけば私のライフワークは、【釣り教室】と【アオギス】を絶滅から守りたい!!との活動をしていました。



 つくずく考えてみますと、私のような燕や雀のような者がいくら頑張っても、鴻鵠のような両巨人には近づける訳もありません。
 冒頭書きましたとおり、背中が見えるとこまではとてもたどり着けませんが、軌跡だけは追いかけられるので、一生懸命がんばっています。

 ただ、釣り人には限らないのでしょうが、ちょっとウデが上がると師匠を越えた・・・・と思う人が多いのでは。
小西和人氏よりも遠くに投げられるようになったら、「越えた!」とか、鴨谷計幸師よりもたくさん大物を釣ったら、これまた「越えた!」と天狗になれるのでしょうか・・・・・・。
 
 雀が100羽集まろうが、燕が1000羽集まろうが鷹や鷲にはなれず、雀は雀、燕は燕ですが・・・・・。

 燕や雀を軽んじているわけではありません、雀にしかできないこと、燕にしかできないことがあります。
雀は雀らしく燕は燕らしく一生懸命向上心を持って進めばいいのですから・・・・・。


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2012/12/02 20:34 | 未選択

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