ここのところ、さっぱり大物キスが釣れなくなった島根県海岸。
それでも、かっての栄光を求めて私の所属するクラブが会場を申請している。
前日土曜日、大田市内の林釣具店に寄ると、社長が「明日は結構な風が吹く!」と・・・・・、悪魔の声に聞こえた私は、両耳を抑えて店をあとにした。
仁万港で、クラブ仲間5人が顔を合わせひとしきり歓談をしたが、急な雨に各々車の中に退避する。
大会開始時間になっても雨は止まず、林釣具の社長のご託宣とおり風がピューピユー吹き始めるなか、H澤さんとO田さんは久手辺りに出掛け、K上さんとゆかりさんも雨風の中「年に一度のお祭りです」と出て行った・・・・・。
根性無しの私は車の中で、二度寝を決め込む。
少し明るくなった6時前、ます々風は強くなり雨は止む気配はまったくない。
私の辞書にも「雨風の中釣る」と言う言葉はまったくない・・・・・・。
7時少し前、風は相変わらず強く吹き付けるが、雨脚は少し弱まったようなので車からのそのそと・・・・。
なんとぉこの雨風のなか、沖波止に出て釣っている人が
車置き場からだとずいぶん歩くような。
(写真には、風は写らないのですが、結構横殴りの雨が降っています)
(大雨・大風の中、赤い点のところと黄色い点のところまで歩いて釣っている猛者が)
普通なら、《爪の垢でも煎じて飲みたい》と言うところだが、私には無理なので遠慮しておきます
なんとか竿を2本出して置き竿(キャスティズム23ー365とアオリマチィックBR)にして、車の中から・・・・・。
チャリ子とキスの20㌢が、アマモに絡んで上がってきたところで、置き竿から引き釣りに切り替える。
トーナメントマスタライズキス30号AGS LMーWと、トーナメントサーフ45、ラインは少し太めのUVFサーフデュラセンサーの8号、シンカーはダイワフロートシンカー23号、ハリはD=MAX投魂Tー18号、エサはアオゴカイ一匹付け。
8時ジャスト強い引きで上がってきたのは、当日最長の25・3㌢、大物をあまり見なくなった最近では、まずまずのサイズ・・・・・・・。
結局、キスは18㌢~25・3㌢が5匹、チャリ子、ホウボウ、アサヒアナハゼ4匹、サビハゼ1匹、バイ貝1匹で終了。
(エサに食いついたサビハゼを喰って、自分もそのハリに掛かってしまったアサヒアナハゼ)
(グーグー鳴き声のような音をたてるホウボウ)
山陰島根海岸から、キスの大型の姿が消えて久しいが、まだキスの数は釣れるのに尺ギスが姿を消した理由がまったく見当たらないのが不思議・・・・・・。
(クーラーの上はすべて26㌢以上、こんな時も ありました)
島根海岸の尺ギスはどこに行った?