忍者ブログ
私の【どこでもドア】

 先日のこと、いつもお世話になっている近所の整骨院で、電気治療を受けていると、隣から先生と患者の中学生くらいの男の子との会話が、聞くとはなしに耳に入ってきた。
 私はいつも【自分の世界】にすぐに入ってしまうタイプなので、あまり会話の前後は聞いていなかったのですが、「しっかり勉強して大きくなったら・・・・」だったか?「科学者になって」だったかのあと、「どこでもドアが作れたら作ってね」と先生が。
 続けて先生が「やっぱりどこでもドアは無理かね」と。

 そうすると学生さんが「瞬間移動なら・・・」だったかと言ったあと、「タケコプターなら出来るはず」と。
先生が「タケコプターだと首がちぎれんかね?」

 ここから、私はまた自分の世界に入ってしまったのでその後のお話は聞いていないのですが・・・・・。
私が入った自分の世界は、【どこでもドア】についてでした。

 私にとってのどこでもドアはズバリ【高速道路】です。
行きたいところにすばやく移動できる!!これこそ私のどこでもドアだと考え始めたのです。

 思えば、私が投げ釣りを始めた45年以上も前、高速道路は首都圏や関西圏はともかく、ほとんどありませんでした。
 中国自動車道にしても、吹田から下関間の全線が開通したのはそれからずいぶん後のことでした。


(中国自動車道、吹田~下関全線開通記念【優待通行証】)

 山口県の周防大島や上関を舞台に開催された【全日本カレイ選手権大会】や【全中国カレイ大会】などの帰り道は大変な行程でした。
 みかん狩りシーズンとも重なり、周防大島からのフェリーは【小松~大畠間】も【開作~柳井間】も長蛇の列、やっと乗船できても、帰り道は岩国市内、岩国新港、大竹市内、宮島ボートレース場、広島市内と大渋滞。

 そこで、渋滞で止まっているよりは走り回った方がいいと、裏道を探しては走り回っていました。


(赤いマジックで書いた線を走っていました)

 まず岩国市の藤生から山側に入り、県道11号線や町道を走って川西駅付近へ。
ここから県道114号線を岩国城の麓を過ぎ、錦帯橋の北西側にある橋を渡って県道112号線~国道2号線と西下し、岩国市関戸から県道1号線で山越えをして広島県との県境を流れる小瀬川に。
 小瀬川沿い山口県側の県道135号線を北上し、小瀬川小学校の先にある橋を渡って、広島県に入り国道186号線を小瀬川沿いにかなり北上。
大竹市防鹿から県道117号線に右折し、山越えして小方に出て、小方~黒川~玖波と旧道を通って玖波トンネルから渋滞の2号線に合流。
 渋滞の2号線をしばらく我慢してのろのろ運転、宮浜温泉1丁目の踏切を山側に入り、狭い町道を抜け大野町の旧道を走って、廿日市市のエコセンターはつかいち脇を通って、県道30号線に出てそこから国道2号線バイパスに合流。
 ここからは仕方なく大渋滞の道を広島市内へと帰っていました。
今考えると、気の遠くなるような行程です。

 これだけ苦労して脇道を走っても、3時間くらいは掛かっていました。
今では玖珂インター~広島インターで半分以下の時間で帰れます、それもほとんど信号などなく快適に。
 
 いつもあちこちの高速道路を走るたびに、「ほんとうに私にとっては、高速道路はどこでもドアだな」と感動しています。

 今日は朝から一日雨、先日の山歩きでどろんこだらけになっていた車の室内に、掃除機をかけてきれいにしたり、ガレージを片付けて一日を過ごしました。



(雨なので、傘をかぶらせたくまもんと、愛犬ぷりんを一緒に写真に撮りました)


  

 

PR

2013/05/19 20:47 | 未選択

<<動画が載せられたが、私の力では・・・・・・。 | HOME | 【カ】の付く魚には違いないが・・・・・・・。>>
忍者ブログ[PR]