急に思い立って、太田川にハゼ釣りに行った。
愛車2号(電チャリ)で、ロッドとリュックを担いで行ってみた。
平日は車だと河川敷まで入れないため・・・・・・・。
(左手にはJR可部線の鉄橋が、右には山陽新幹線やJR山陽線が走り、鉄道大好きな私にはもってこいの釣り場)
川面がずいぶんと波立っています・・・・・、寒い寒い。
よく釣れる年なら、キス釣りみたいに引き釣りで2連3連釣れるのだが、去年の集中豪雨で大量の山砂が流入し、川底を覆ってしまっているのかさっぱり。
置き竿にしているとチヌの当歳子や、ヒイラギが食ってくる。
90分粘って、狙いのハゼは小さいのが3匹のみ。
クーラーは持参していないので、みーんな川に帰ってもらいました。
寒いので早々と引き上げることに・・・・・。
電チャリとは言え、上り坂の途中で暑くなって、ジャンパーを脱ぐために休憩していたら、折よく鉄道好きな私の目の前をJR芸備線が通った。
そう言えば、昨年の集中豪雨で鉄橋が流され、一部区間をバス輸送で代行していた芸備線が、一年三ヶ月ぶりの10月23日に開通するらしい、目出度い目出度い!!!
《友だち》の定義とは・・・・・・・。
この世の中、空からは一円のお金も降って来ません。
そのお金と言うもの、だれにも貰うわけではなく、身を削って稼いできた、考え方によっては命より大事かも知れません。
しかし人間として生きる時、その人の言動などの他に切ないことですが、「あいつは偉そうに言うが、お金には汚かったよな」など、お金にまつわる話も出てくることはままあります。
同じ一円、活かして使うかそうでないかは自分次第。
7月の『名古屋の友』に会いに行ったのに続いて、9月の21日は古くからの『友』に会いたくなって、松山まで出かけました。
名古屋も松山もどちらもホテル代を含めると、ご想像の通りの金額が掛かりますが、そのお金が惜しいなら『真の友だち』とは言わない方がいいかも知れませんね。
まず我が家の最寄りバス停から広島駅へ。
JR呉線の快速で広島駅から呉駅まで。
(広島駅の自称名誉駅長なのか?鳩さんがホームから電車の発車を見送っています)
懐かしいJR呉線の沿線を眺めながら呉駅まで、所要時間は33分。
呉駅から呉中央桟橋までは、改札を出て右側にあるエントランスを・・・・・。
途中、大型商業施設の中も通過でき、一般道を通ること無く呉中央桟橋へ、所要時間は普通に歩いて8~9分。
途中、大和ミュージアムの側にある鉄のクジラも。
15時23分呉港発松山行きのスーパージェットに乗り込む。
日本列島に接近中の台風17号の影響で、かなりの揺れを感じながらの航海、それでも懐かしい倉橋島の亀の首や、大館場島などを眺め、携帯の地図に中島~睦月島~野忽那島を右に見ながら約55分で松山観光港へ。
松山観光港からリムジンバスだと、松山市内の大街道か道後温泉まで行ってしまう。
それよりも、高浜港までの連絡バスに乗り、伊予電鉄で松山市駅・・・・・・そこから伊予鉄路面電車に乗ると、リムジンバスよりも時間は掛かるが目的地の勝山町には近い。
乗り鉄のわたしは迷うこと無くそちらを選ぶ!(実は、歩くの大きらいなのです)
(高浜港発の伊予鉄電車で松山市駅まで、途中の梅津寺や三津浜など懐かしい景色を見ながらのんびりと・・・・・)
勝山町のホテルにチェックイン、ひとっ風呂浴びて・・・・・・。
松山まで来てなぜ道後温泉に行かないの?
何年か前までは、松山に来ると必ず道後温泉に行き、小説《坊っちゃん》に出てくるニ階で一休みしていたのだが、最近は海外を含め多くの観光客で行列ができていることもあり、風情には欠けますがホテルの狭い風呂で我慢しています・・・・・。
前回は、福岡の親切なお酒屋さんに定価で分けていただいた《魔王》《川越》それから往復はがきの抽選でしか入手できない《一どん》焼酎を持参したが、今回は鹿児島の良心的なお酒屋さんで、やはり定価で分けていただいた《村尾》と《カラフル》を持参し、二人で利き酒会。
気がつけば5時間、積もる話をあれこれと・・・・・・・・・。
翌日は、13時発のスーパージェットを予約していたが、台風17号が気になり10時の便に変更してもらい、船底を強く叩く揺れを感じながら無事呉港へ・・・・・・。
(写真は、松山観光港9時35分発の新造船シーパセオ)
私が《友》を大切にするのには、尊敬する森信三先生の《森信三の言葉 サムライスピリット》に出てくる1から60の言葉のうち、30番の『畏友をもつこと』の言葉を大事にしているからです。
私の年齢になると、あまり誰も注意してくれなくなり、私の言葉に「はい」と言う人が多くなり、ついつい自分勝手な方向に進んでしまうのをたしなめるためです。
これを読まれた人の中で、「本当の友だちっているの?」と思われる方、「それはね、自分が思うほど相手にも期待してはだめですよ」
4日の会議に合わせて、久々の大阪へ・・・・・。
まずは、神戸三ノ宮の高架下にある餃子の《珉珉》へ。
(阪急の高架下が工事中のため、珉珉はJR高架下に移転していました)
夕方は、大阪在住のクラブ仲間の鈴Kさんご夫妻との串カツパーティーを予定しているが、それまでの時間を《乗り鉄魂》を発揮して、まずは須磨寺まで行き、その後はレアな板宿商店街へ。
(須磨寺駅を通過する山陽電鉄の電車)
夕方は、西九条駅で鈴Kさんご夫婦と待ち合わせをして新今宮へ。
(新今宮、串カツ屋が居並ぶ街角から見る通天閣)
何年か前は、この辺りを歩くと地元?のおじさん方が、タバコの空き箱を拾って振ってみたりしていたが、今では外国の方々で溢れかえっている・・・・・・。
新今宮からホテルへ帰る大阪環状線の電車の中、コオロギが迷い込んで通路に固まってしまっている。
みんな見てはいるがどうしたらいいのか?悩んでいる様子。
私が降りる西九条駅の手前で、そのコオロギを両手で掬って捕まえる。
気にしていたお嬢さん方は、「救ってやりたいが・・・・」と、同じ気持ちだったのか?私に笑顔で会釈してくれた。
(私の手の中には、環状線に無賃乗車をしたコオロギがいます)
私がいつも泊まっているホテルちかくにある小学校の校庭に(もちろん部外者は入れない)、外から投げ入れて逃してあげました。
環状線の中では、降りる駅も分からないだろうから、本当は西九条では降りたくはなかったかも知れないが、ともかく緑の多い場所に・・・・・。
さて名古屋、7月10日の朝を迎えた。
名古屋在住の友、大田さんにお手配いただいたホテル、千種の地下鉄・JRどちらの駅にも近い。
帰りのきっぷは、名古屋から広島まで買っているのでJRに・・・・・・・、これがとんでもない《事件》の始まりになろうとは神のみぞ知る・・・・・。
もし地下鉄でさっさかさーと名古屋駅に行っていれば、10時間も掛からないで広島に帰れたと思います。
昨日も書きましたが、私はかなりの《乗り鉄》、帰りも新幹線でGO!では味気なので、小学3年生の時、母と呉線経由の夜行急行列車《安芸》で上京した東海道本線を乗ってみたかったのです(新幹線では、当然何度も通っていますが、在来線は・・・・・)。
(名古屋から水色の線で米原まで、米原からが赤い線の琵琶湖線で車窓を楽しむつもり)
ところがどっこい名古屋場所!!!
千種駅から二つ目かどこかの踏切に乗用車が入り、踏切の安全点検のため遅れています・・・・とのアナウンス。
地下鉄に・・・・・・と思ったが、あと少しみたい感じなので待ったが30分以上の遅延
(この30分の遅れがあとあと尾を引くことになろうとは・・・・・・)
名古屋駅で東海道本線に乗り換え、9時36分の出発・・・・・予定より40分くらいの遅れ。
しかし途中、歴史に出てくる関ヶ原などの地名や土地を目に耳に電車は快調に進み、大垣には10時10分「これぞほんものの旅」と喜んでいた。
米原で東海道本線から琵琶湖線への接続で10時47分出発。
彦根城を右に見て、南彦根駅を出ての11時00分、「ぷしゅぅぅぅ・・・・」と電車が止まる。
駅でもない場所で止まって冷房も切れる。
車内アナウンスで「停電のため電車が止まっています、車内は暑くなりましたら窓をお開けください」と。
しばらくしてやっと動き出し、もよりの河瀬駅で全員降ろされる。
当初は、「この電車は停電の影響を調べるため、次に来る電車にお乗り換えください」と言うので、みんな暑いのにホームで待っている。
ところが次の電車どころか見込みが立たない様子に、みんな駅員に詰め寄っている。
私は早めに諦め、タクシー乗り場に行くが、時ならぬ異常事態にもともとタクシーの少ない河瀬駅は人・人・人・・・・・。
(この後、写真中央で会議の時間を気にして電話している方に相乗りさせていただく)
タクシー待ちの方々は、米原まで戻って新幹線に乗る人と、まずは電車が通っているという噂の安土まで行く人とに分かれている。
やっとタクシーに乗れたのは11時50分。
私と、石山で会議という方、能登川までのおばちゃんと4人で。
相乗りさせてくださった方は能登川駅までとのことなので、お二人が下車後に石山で会議の方と安土まで。
水色◯が、降ろされた河瀬駅、黄色◯が能登川、赤◯が安土。
(電車が動いているだろうと言われた、安土駅前に建つ織田信長銅像)
安土駅には12時30分、電車が止まって一時間と30分、ここまでのタクシー代6,000円以上。
と・こ・ろ・が・ぁぁぁぁぁぁ!
どうなっとるんじゃ!JR!!!!!!
動いていますよと言われた安土駅の電光掲示板を見よ!
『運転再開は早くとも17時00』とある、掲示板の時計は12時30分を指しているのに・・・・。
(駅員に情報を聞いている後ろ姿の石山での会議の方、この後もお世話さまになりました)
野洲まで行けば確実に折り返し運転がされている・・・・との情報を得て、再度二人でタクシーを拾って。
(赤い◯が安土、紺色の◯が野洲、タクシー代は4,800円)
やっと野洲駅に到着したのが13時05分、やっと13時18分の快速網干行きにめでたく乗車
相乗りさせてくださった石山で会議と言われる方、「会議に間に合わせるためのタクシーなので、会社から経費で出ますから大丈夫ですよ」と割り勘分をお受け取りにならない。
私自身も、費用が出るのに二重取りみたいなことは嫌なタイプなので、あまりしつこく差し出さないで、ありがたくお言葉に甘えさせていただきました。
本当にありがとうございました。
(結局、名古屋~京都間の路線の内、紺色の区間をタクシー移動となりました)
さてさて乗り鉄の私、当初は京都で途中下車しようと新幹線の特急券は京都から広島まで買っていた。
しかししかし、前日9日に阪神電車で神戸三宮から大阪難波まで乗った時、《ICOCAカード》を落としてしまっていたのです。
ダメ元で阪神電車遺失物センターに電話してみたところ、梅田の遺失物センターに届いていると!!!
急きょ予定を変え、京都を素通りしてJR大阪駅まで。
阪神梅田駅で、紛失していたICOCAカードを受け取り、阪神デパートでタイガースグッズを買い新大阪駅へ。
広島に着いたのは18時過ぎ、バスに乗ったが途中で5分くらい全く動かない。
さっき走って行った救急車、なにかあったのかもしれない。
通常なら10数分で帰れる場所なのに30分以上疲れた足で立っていた、まったくついていない日だ。
家に帰ったのは19時少し前、ホテルを出たのが9時前だから、帰宅まで10時間掛かったことになる・・・・・・。
乗り鉄ならぬ乗りタク(乗りクタクタ)になってしまった、JR琵琶湖線しっかりしてくれよ!
タクシーに相乗りさせてくださった能登川と石山で会議のお二人、阪神電車でICOCAカードを拾って届けてくださった方、ほんとうにありがとうございます!
人の情けに触れ、わが日本まだまだ捨てたものじゃない・・・・と感じた一日でした。