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いただきものシリーズ
 2006年12月3日にご逝去された、鴨谷計幸師がご生前のある日。
奥様が買ってこられていた柿を口にされたが、あまりお気に召さないご様子で、「作った柿と、成った柿は違う!!」とおっしゃった。
つまり、ほったらかしで畑に成った柿と、農家の方が丹精を込めて作った柿ではまったく味が違う!と言うわけ。
 私など、柿は種類と多少の環境でそこそこ味が違う・・・と感じるだけでそこまで考えたことはなかった。
 その後、味わって食べるようになって、私も少しは柿の味が判るようになってきていた。

 今日、ある方から柿をいただいた。
鳥取県の、こおげ柿選果場と書かれた包装紙に一個々包まれて、正面には「鳥取因幡の秋自慢、晩秋の味 花御所柿」と印刷されている。

(花御所の里 こおげの柿)

 さっそくひとつ皮をむいて食べてみた。
 やはり、期待通り野山に成る柿とはずいぶんと違う上品なおいしさ・・・・。
 山育ちで、柿などの味には無頓着なカミさんも、「うん、うんおいしい!」と自分で自分に言い聞かせていた。

 おいしい柿が、懐かしい師匠との時間を思い出させてくれた・・・。

 もう一つのいただき物は、昨日「鹿児島のお土産を・・・」と言って、ある人が持って来てくれた。
 パッケージには、黒地に金文字で『酒匠工房GEN』と書いてあり、中の説明書きには「今回 武(もののふ)の酎(さけ)『薩摩自顕流』を発表させていただきました 仕込みは伝統の吟醸花酒・・・・」などと書いてあり、芋焼酎のイメージの強い鹿児島では贅沢な米焼酎ではないかと思われます。

 さっそくロックでいただきましたが、さすが焼酎王国薩摩において、「最高に贅沢な焼酎は島津家自慢の一番搾りでもあり 古来島津公が幕府に献上していた逸品」と書かれているとおりの味だった。

 鴨谷師のお供などで何度か行った鹿児島・・・・・。
また、鹿児島に行きたくなってきた・・・・。
 来年は鹿児島→熊本→長崎と釣り歩いてみたいと思っている。
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2009/12/17 20:03 | お酒にまつわる話

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