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マコガレイの食性について
 昨日18日、22㌢から41㌢のマコガレイ6枚とアイナメ30㌢、クジメ、カサゴを4匹釣って帰りました。
 その中の28㌢のマコガレイのおなかがあまりにもぷっくりしているので、胃袋の中身を出してみました。
 なんと、4㌢くらいのキューセンベラが3匹出てきました。マコガレイに比べ、口が大きくどう猛な感じの石ガレイなら、魚を食べるとは思っていましたが、まさかマコガレイが魚を食べるとは・・・。恥ずかしながら昨日まで知りませんでした。
 時々、耳にする話で「カレイはルアーでは釣れないのか?」というのがあります。
 今回、ベラを食べていたからといっても、マコガレイに関してはあまり期待できないのではないでしょうか?もちろん出会い頭で釣れることはどの魚にもありがちなことですが、やはり専門にルアーで狙うとなると・・・・。
 理由は、今回の件を深く考えてみて下さい。そこそこお魚の生態を知っている方ならお分かりだと思いますが、おなかの中に入っていたのはキューセンベラです。
 キューセンベラは今、冬眠の真っ最中です。ですから、泳いでいるベラを追っかけて捕食したというより、カレイ独特のエサを探す行動を想像してください。
 砂の中にいる小動物を探して、ヒレでバタバタさせているうち、驚いて出てきたベラの赤ちゃんが食べられてしまった、というのが実情でしょう。
 ベラを食っていたということはルアーでも釣れる・・・、事はあるとは思いますが、専門で狙うということになると「費用対効果?」という面であまり期待できないと思います。
 今回はかなり水深のある場所をちょい投げで狙ったので、仕掛けは絡みにくい極短仕掛けで釣りました。
 予告では今回が極短仕掛けの紹介予定でしたが、マコガレイとキューセンベラの話が意外だったので、このお話を割り込ませていただきました。
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2008/03/19 09:14 | お魚の生態

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