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うなぎ
 今年は丑の日が二回あった・・・、正式には二回ある、今年は二の丑の日が明日、つまり8月5日。
 土用の丑の日と言えばウナギ・・と相場は決まっているが、昨今の偽装騒ぎでやけに高騰している国産うなぎ。
 しかしこれとて日本と、例えば台湾とのうち、どちらで長く飼育しているかで決められる『国産うなぎ?』という規定に、私は触手を動かさない・・・・、これは釣り師魂なのか単なるへそ曲がりなのか・・・・・。
 と言うことで今年はうなぎを買わないで二の丑の日を迎えた。

 かめや釣具安芸府中店のM・Mコンビのうち、○之介という今でいうイケメンがいる。
 彼は、自然児ともいえる男でまるで矢口高雄の『釣りきち三平』のようで、得意なフカセでのチヌ釣りはもちろん、フカセでマダイやコブダイを釣ったり、山陰のヒラマサまでフカセで楽しんでいる。
 そんな大層な釣りでなくても、手長エビやうなぎを釣らせてもまるで『河童の生まれ変わり』か?というくらい釣りや、海・川遊びに精通している。
 彼の面先に、今回ニンジンをぶら下げてみた。
 彼の大好きなG社の『ある品』を見せて、「うなぎを釣って来てくれたらこれを上げるよ」とけしかけてみた。
 
 私は約束の日曜日、うなぎを割くための小出刃を用意して行った。
 包丁まで用意したには訳がある。
 彼は出来ないことは「できない!」とはっきり言う男、それが「行きます」と言った以上、絶対に釣ると私は確信したからだ。

 夕方、疲れ果てて帰って来た彼は、指で「小さい・・・」というサインを出しながら、真っ黒の天然うなぎを2匹釣って来てくれた。
 彼にとっては不本意な結果かも知れないが、包丁まで用意した私にとっては大満足だった。
 彼の釣りにいつも付き合う、運転手役のかおちゃんもいささかお疲れ気味だった・・・・ありがとう。

 家に帰り、タレを作り焼きに掛かる。
 ちょうど娘夫婦も来ており、4人が4分の1づつに分けて食べる。
 2つしかない肝は、肝吸いに・・・。
 肝吸いに入れるミツバが無いので、裏に植えてある芹の比較的新しい芽を摘んで代用として入れる。
 鰻丼には、やはり裏に植えてある山椒の葉を刻んで入れる。
 天然うなぎはやっぱりうまい!
 
 そう言えばずいぶん昔に東京に行った時、友人のM口さんがうなぎのおいしい店に連れて行ってくれた。
 そのおり、非常に申し訳なかったのだが、せっかくの肝吸いの『肝』を食べられなかった・・・。
 魚卵系は好きなのに、なぜか内臓系の苦手な私・・・・。
 今回、始めてうな肝を食べました。
 夏休みの課題を一つクリアしたような気分です。


写真が一枚も無いとさみしいので、明日発売のレジャーフィッシングの取材の折の写真を載せてみます。

山陰は大田市の田尻海岸での良型を釣った場面

 そうそう先日、ブログに写真を載せられるようになったのは3人のお陰・・・と書きましたが、写真のファイルアップロードなどのやり方を教えてくれた、今回一緒に鰻丼を食べた娘婿のN幸さんを忘れていました。
 愛想無しの娘に代わって、面倒なパソコンの取り扱いを教えてくれています。
 
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2008/08/04 19:22 | キス大スキ!!

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