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キスの引き釣りでカンパチが!

 長いこと投げ釣り一筋(渓流釣りもちょこっと(^^ゞ)でやっていますと、いろんなお魚が釣れます。
 投げでは底生魚はもちろんですが、中層魚もときたま釣れます。
アジやサバはもちろんグレも釣ったことがありますが、今回生まれて初めてカンパチを釣りました。



 この場所では、過去ソゲと呼ばれるヒラメの30数㌢を釣ったことがありますが、全然引きが違います!
 何だろう?釣れたキスに食いついたセイゴの35㌢くらいも釣ったが、それよりもまだ力強い引き。

 引きから判断して、砂浜にずり上げるつもりで巻き始めて、釣り上げたのが上の写真。
目から背びれに掛けて黒筋が両サイドに入り、それが前から見たら八の字に見えるから付いたのが《勘八(カンパチ)》。
 ちびっこなら、3mもない浅い砂浜にも入って来るんですね・・・・・・・・・。

 13日からカミさんの田舎へ。
そうなると、浜田の海へは30分足らずで行ける。
いそいそと釣り具を車のルーフボックスに・・・・・・・・。

     

 田舎は標高が高いので、陽が落ちるとすぐに涼しくなり、おかげで愛犬ぷりんもいつもより元気に過ごせました。

 14日の朝、5時に起きてかめや釣具浜田店へ、イシゴカイを100㌘購入する。
実は久々に我慢の釣りが強いられる「大ギス釣り場」へ行く覚悟。
この場所、人に説明するときは、「大ギスを釣るにはクサフグ100匹とチャリコ(マダイの子)を釣って、やっと一匹・・・・・・」と言っている釣り場。

 来る来る「クィー」じゃなく「クンクン」とクサフグのアタリが・・・・・・。
ハリが無くなったりキズ付いたり、「グゥー」と鳴らしながらクサフグが・・・・・。

 半日粘るつもりだったが、クサフグ30匹オーバー、チャリコ10匹未満、ホンベラ1匹、チビカワハギ2匹に、本命のキスは24㌢が一匹だけ釣ったところで撤退(>_<)

 滞在時間は6時間の予定が1時間と20分だけ・・・・・・・・・。
「体力だけでなく、気力も無くなってしまった・・・・・・」と独り言を言いながら。 

 次は、20㌢オーバーはいないが、16~18㌢がそこそこ釣れる場所(忍者の釣り場と命名している)。



しかし、開始から3回素バリを引く始末?
おかしい?ここでこんな釣れ具合は数十年釣っているが初めてのこと・・・・・。

 止めようか・・・・・と考えていた4投目にやっとアタリ。
しかし追い食いがなく、一匹ずつとなんとも効率が悪い・・・・・。

 そんな時に食って来たのが冒頭のカンパチ。
結局、そこでのキスはダブルが一度だけ・・・・・・・・・。

 もう西に下る勇気は持ち合わせていないので、浜田方向に引き返すことに・・・・・。
乗っ込み時期や落ち時期の最初に外せない場所に着いたが、チカラ糸の先でアタリが連続し、釣れてくるのは12~13㌢のピンギスばかりが、ハリの数だけ釣れてくる・・・・・・。
 2回投げただけですべてリリースして、午前9時に納竿とすることに。

 半分以上余ったイシゴカイ、岸壁から「バサリ!」だとお魚やカニに食われてしまう。
やはり「フェア」でなければ・・・・・・と、福井波止近くに小漁港に行き、川が流れ込む石がごろごろしたところに逃がしてやる。
 こうすれば、逃げ延びるイシゴカイもいるかもしれない・・・・・・・・・と、つまりはヒマなんですよ(^^ゞ

 早く切り上げたので、かめや釣具の向かいのスーパーで、お気に入りの《ふじもと醤油》を購入。

 帰り道、美人の湯として名高い源泉かけ流しの《美又温泉》へ。



温泉会館は入湯料は250円と格安。

 続いて、前日の午前中に予約をしていた明治屋の《鯖寿し》を購入して帰る。

   

 人気の鯖寿し、昨年のお盆はもう予約いっぱいで食べられなかったが、今年はやっと3本ゲットできました!

 愛犬ぷりん、田舎は涼しいし家が広いので、あっちこっち歩いたりリラックスできたのか?比較的調子がよく過ごせました。
 家だと、早朝の散歩以外は、クーラーの効いた部屋にいるか、玄関の板の間に行くしかないので・・・・・・・。

 結局、三ヶ所廻って24㌢が1匹と15~18㌢が21匹で撤退しました。

















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2016/08/15 19:18 | キス大スキ!!
広島湾のキスがおかしい?

 べた凪の広島湾です。
先日のブログと同じような写真ですね。



 8月4日、母方の里のお墓掃除に、フェリーに乗って行きました。



 お墓掃除を済ませ、同行の娘がキス釣りをしたいと言うのでMの原へ。
この場所、先日は若潮の引き潮を釣ったので、あまり良くなかったのですが、当日は大潮の10時23分が満潮ということで、素バリは5回に一回くらいとまずまずの釣れ具合。



 しかし、釣りから帰ってからキスを捌いていて気が付いたのですが、だいたいこの時期20㌢オーバーのキスのほとんどが雌なのに、今回は20㌢前後のキス4対1くらいで雄でした・・・・。
 先日切串港で会った江田島のキャスターの言う「今年はキスの調子がいま一つがおかしい?」というのも、何か関係があるのだろうか・・・・・・・・・?



 日陰になる釣り場を探し、大須港まで走ったときに見た海上自衛隊の大型艦船。

 結局日陰もなく、愛犬ぷりんが「朝からご飯を食べない」とのカミさんからのメールで、12時17分のフェリーで帰路に着きました。

 釣り上げた16~22㌢のキス27匹は、刺身と昆布締めにして食しました!


 当地では、安芸門徒特有の灯篭があります。
通常はカラフルな盆灯篭を上げますが、初盆の家では白い灯篭を上げるのが習わしです。

 今年は、1月に亡くなった母の初盆。
と言うことは、今年だけは白い灯篭を・・・・・・・・・。
そこで考えました!母への供養のため、今年の灯篭は私が手作りをしよう!と。

 灯篭の芯になる竹は、家で植えている黒竹を切って。
紙は広島市の本通りにある《多山文具》へ。

 そして出来上がったのがこれ!



(愛犬ぷりん、薬が合ったのか今週はまずまずの調子です)



 灯篭の上部を飾る卒塔婆形の紙、本来は金色で作るのですが、花好きだった母のため、おとなし目の折り紙にしました。
 
 白い紙は、ふつうの紙ではなく少しおしゃれなラッピング用紙を使いました!



(安芸門徒の灯篭に欠かせない、浄土真宗の紋章《下がり藤》は、金色のマーカーを買って手書きにしました)

 まずまずの出来・・・・・と自画自賛の私です。
ただ親不孝だった私、竹を切っているとき、考えごとをしながら切っていたら、のこぎりで左手人差し指にケガをしました(>_<)

 まぁ、投げ釣りに大切な右手人差し指でなかったのは、母も私の親不孝を少しは許してくれているのでしょう。



















2016/08/07 19:26 | キス大スキ!!
第104回 全日本キス投げ釣り選手権大会。

 今年も我がクラブが、島根県大田会場の釣り場担当なので、自動的に大田会場へ参加しました。
昨年は受付前から、映画やニュースで観るような稲光と雷鳴そして大雨・・・・・・・。
 今年は・・・・・・と言うと、22時ころにはまだおぼろげながら月が見え、星もいくつか輝いているものの、同じ島根協会出雲おろちサーフが担当した山口県田万川会場は結構な雨とのこと・・・・・、時間の問題。

 出発時間となり、すぐ近くの仁万港へ行くが、激しく稲光が走りやがて雨、それも大雨・・・・・。
 一応竿は出したものの、車の中から竿先に着けたケミホタルを注視。



 ゴンズイとダブルで釣れたのは20~21㌢のキス、審査提出基準には3㌢くらい足りない。

 三つ付けたケミホタルが六つにも九つにも見え始めた。
眠いのと大雨、大風のため、車の中で2時間くらい仮眠をとる。

 結局明るくなる5時までに、同寸くらいのキスが3匹とゴンズイ1、バナナくらいのヒトデ1、酒のつまみにもってこいのバイ貝が2・・・・・・・、2個では仕方ないので、海にお帰りいただく。

 このバイ貝、餌を深く飲みこむのでなかなか外せないが、しばらく放っておくと《神楽のおろち》のようにのた打ち回ってハリを外そうとする。
 その一瞬をとらえ、引っ込む前に素早くハリを外してやる。

 えっ!バイ貝の外し方なんかどうでもいいから、キスの釣り方を書け・・・・・ですよね(^^ゞ
それがですね・・・・・・・分かれば苦労はない!ってとこですかね。

 同じ仁万港で釣っていたクラブのゆかりさんと、出雲おろちサーフのK見さんと、宅野で釣っていたクラブのO田さんと話し合って和江港に行くことに。

 和江港は比較的大きな港なので、何人かで引き釣りができる、というのが移動の理由。
到着してみると、クラブのN代表とヤスさん、そして広島協会廿日市サーフのTさんが釣っている。
 私たちもさっそく引き釣りを始めるが、一投目こそ20㌢オーバーが釣れるがその後は15㌢くらいのピンギスばかり・・・・・。



(和江港の西端の、新波止から眺める近藤ヶ浜とそれに続く静の窟(しずのいわや)海岸)

 審査会場に帰る前に、五十猛(いそたけ)の田尻海岸へ。
どうせ大ギスが望めないなら、砂浜で釣りたい!と言うことで。



(田尻海岸から眺める五十猛大浦)

 ゆかりさんとK見さんは20㌢には届かないものの、18㌢くらいの良型のアタリを楽しんでいる。
 私はと言うと、ピンもピンのタバコサイズの入れ掛かり(+_+)

 ホタルブクロハマボウフウの写真を撮って歩き、少し早目に大田の審査会場へ。



(ホタルを入れて楽しんだということからその名が付けられたとのこと)



(海岸を埋め尽くすハマボウフウ)

 私は、20~22㌢のキスが4匹、16~17㌢が5匹の貧果でした・・・・・・・。

 大田会場、参加者11人だったが、審査に提出されたのは27・1㌢が一匹だけ。
風のうわさでは、鹿児島の長島会場や福井県の敦賀会場で31㌢超えが出たと聞いたが・・・・・。
































2016/06/20 20:14 | キス大スキ!!
大ギス釣り、スイッチオン!・・・・・は。

 大ギス釣り、以前は午後から広島を出て山口県の山陰側、阿武郡の奈古や萩市の萩漁港へといそいそと出かけたもの。



 東だと、島根県大田市の温泉津湾へと出掛け、温泉津温泉は熱すぎるので街中にある小浜温泉《才市の湯》で汗を流し、日陰になる波路浦で竿出しし、半夜釣りと早朝釣りをし、陽が昇ってからは琴ヶ浜や黒松海岸で引き釣りをして、一挙両得と楽しんで帰っていた。



 なんじゃもんじゃの花が咲くとあの釣り場、ノウゼンカズラの朱い花が咲くとあそこへ、ネムの花が咲き始めると・・・・・・と、キス釣りスイッチがONになる。

 そうなると、なんのためらいもなく戸河内インターから国道191号線を走り萩への3時間半、国道261号線を川本町まで走り、因原から県道32号線を温泉津まで走った2時間半などを走って通っていたのだが。

 最近この三ヶ所とも、とんと大ギスの姿を見なくなった・・・・・・・・。
そうなると、行く前から「あの道を走って、あの角を曲がって、またしばらくまっすぐ走って」などと行程を考えるうち、しんどくなって「やぁ~めた!」となっている。



    



       

 陽がおおきく傾き、たそがれ時を迎えると、ダイワ《アオリマチィック》を「ジャー!」と鳴らして大ギスが!!との期待がふくらんでいたが・・・・・・・・。













2016/06/11 16:14 | キス大スキ!!
越冬ギス(冬ギス)

 カレイも産卵後のお休みに入っています。
あまり釣れないうえに、よしんば釣れたとしても身が水っぽくて、とてもいただけたものではありません。
 そうなると投げ釣り大好き人間は《越冬ギス》狙いが多くなります。

 私が4週に一回のローテーションで連載している、中国新聞セレクトにも今回は《越冬ギス》を紹介しています。



 (中国新聞セレクトの土曜日に連載しているコーナー)

 中国新聞セレクト、他にも釣り情報なども掲載されています。

 記事に書いたように、昔は瀬戸内ではなかなか冬ギスは釣れず、わざわざ九州の平戸島まで冬ギス狙いに行っていたのも懐かしい思い出です。



(20数年前、長崎県平戸市宝亀漁港での冬ギス釣り)

     

    (釣り場の宝亀漁港からの眺め)

 赤い矢印はカトリック宝亀教会で、黄色矢印は宝樹寺。
教会とお寺がいっしょにある風景です。
 五島列島や、天草でも時々見かける風景です。


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2016/01/29 20:03 | キス大スキ!!

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