忍者ブログ
今年最後の山菜採り
4月29日、午前10時ころから降り始めた雨の中、今年最後の山菜採りに出かけた。
行先は、今は亡き会社の先輩のご家族から「いつでもどうぞ」と言っていただいている匹見町の山と、かみさんの田舎の北広島町。

 広島県の吉和から、島根県益田市匹見町への国道488号線、私の大好きな道だったががけ崩れなどで通行止めになってもう久しい・・・・・。
 サラリーマン時代、目をかけていただいた役員の奥さまが、東京から遊びに来られた時にもご案内したくらい大好きな道だが、広見集落から人影が途絶えてのち、もう修復する予定はないのだろう・・・・・・。


(よくも、こんな崖を切り開いて道を付けたものと感心していたが)


(離合などとてもできない国道488号線、このような場所での離合は、お互い右側に車を寄せることでぎりぎりまで幅寄せが出来る)


(ここなども、国道とは言えワクワクするような道だったが)

 仕方なく、八郎橋から《三坂八郎林道》へとハンドルを左に切る。
県境のトンネルを抜け、しばらく走ったところ。
今から14年前に見つけ、一年一度の出会いを楽しみにしていた野生ランの《サルメンエビネ》
なんと悲しいことに2022年に誰かに見つかって抜き去られてしまった・・・・・・。


(2010年に初めて見つけ、毎年休憩ついでに開花状況を楽しんでいたのだが)

 バックバルブという、根っこのようなものを植えていたのだけが残っていた。
この個体が花を付けるまでにはあと3~4年は要するだろう、長生きをしなくちゃ・・・・・。


(古いバックバルブから目を出したサルメンエビネ)

 さて本命の山菜、今年はもう時期が遅すぎてタラもコゴミもコシアブラも伸び放題。
本当は下の写真の状態が食べごろなのに・・・・・。


(何年か前に撮った、食べごろのコシアブラ)


(これも同じ年に撮った、やや開き過ぎのタラの芽)

 ただ、大気中の気温にあまり左右されず、地温で出てくるウドは雪が遅くまで残る場所はまだ指の先くらいにしか伸びていない。


(遅くまで雪が残った場所のウドの芽)

 反対に日当りのよい場所ではこのとおり、本当に自然というものは・・・・・。



 匹見の、会社の先輩の山の中には、熊さんに人間の来訪を告げる一斗缶がぶら下げられている。








PR

2024/05/01 16:04 | 未選択

<<投げ釣り復活戦は春ギスから | HOME | 広島 キャンピングカーフェア2024>>
忍者ブログ[PR]