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本当の本当の納竿。

 12月9日のクラブ納竿大会のあとも、13 日・16日・22日も釣りには行きましたが、今日30日に本当の2012年の納竿に行ってきました。
なぜ、年中日曜日なのに好天の昨日行かなかったのか?

 それは、今年最後の釣りは、一石二鳥ならぬ【一石四鳥】を狙ったからです。
①まず今年最後に竿出しし、あわよくば産卵前のカレイでも・・・・・。
②中潮の一桁潮位で、早朝にけっこう潮が引くので、今年の春以来の磯歩きを楽しもう。
③三高の野村水産さんで、正月用に打ちたての牡蠣を購入。
④母方のお墓参りをして正月用のお花でもお供えして・・・・。

 と目論んだので、②の潮位の関係と、③の正月用の牡蠣は、一日でも遅いほうが痛まないと考え、雨予報もなんのそのと、今日出掛けた次第です。

 まず磯歩き、昨シーズンはバフンウニの異常繁殖で、カジメなどの褐藻類が茎まで食べられていましたが、今日見る限りではバフンウニも適当数だし、小さいながらもカジメなどもたくさん生えていて少し安心しました。

 しかし、午前4時を廻ったとたん雨が降り始めました。
雨が降りだすといけません、雨と海水が混じり始めて海面がボヤーっとした感じになり、さっぱり水の中が見えなくなります。
 早めに磯歩きを切り上げ、車の中に避難して、明るくなるまで仮眠をとることに・・・・・・・

 雨は7時になっても止む気配はありません。
8時近くなっても雨は止みませんが、何度かちゅうちょしながらも車の後ろを開けたまま、そこで雨宿りをしながら釣りをすることに。
 まず最初は、車横付けで釣りができるO漁港で30分やってみるが、まるで生体反応なし・・・・・・。
次はM港でやるが、黒チヌ5号のハリを丸飲みして上がってきたのはシロギスの20㌢。

 投げていたら、キスの引きらしきアタリはあるのだが、なかなか黒チヌ5号にはのらない・・・。
キスの引き釣りをすれば結構釣れるのだろうが、降りしきる雨の中ロッドを構えて引き釣りをするほど精神力は強くはない。

 いったん諦めて、三高の野村水産さんに行くが、正月前とあって3人が並んで待っている。
私の番になったのだが、「1㎏が三つならなんとかなるけど、それ以上だったらあと一時間くらい後に来てくれる?」とのこと。
 「いいです、いいですそれで・・・・」と、それでも15分くらい待って袋に入れてもらった。



(広島湾名物、牡蠣を揚げる船)

 牡蠣を買って帰り始めると、雨は小降りになっている。
しからばさっきの場所でキスの引き釣りを・・・・・と再度Mに帰って、キャスティズム385-23で釣りはじめる。
 一投目からプルプルで20㌢と17㌢のダブル。
次はさっきより少し小さ目が混じり、3本バリ仕掛けを絡ませて3匹のキスが上がってきた。
 思ったより活性が高いのでしょう・・・。

 しかし範囲は狭いので、5投目からはアタリの数に比べて釣れるキスは少なく、1匹か素バリもある。
30年くらい前は、越冬ギスと言えば23~24㌢の良型しか釣れなかったが、最近では15~16㌢もグイグイ当たってくる。
 瀬戸内海の海水温上昇により、もう江田島辺りの冬ギスは【越冬ギス】とは言えないのかもしれない。

 20匹を越えたので、今度こそ本当の本当の納竿として、最後の④へ・・・・。
一応予定の①②③④をすべて済ませ、時計をみると12時55分、切串港~呉ポーへのフェリーは13時17分、とても間に合いそうもないので、久々の陸っ走りで帰ることに・・・・。

 次のフェリーが切串港を出る14時17分には、もう坂辺りまで帰っていた。

 最後の最後の納竿は、アイナメ26㌢に、キス15~22㌢が21匹でした。

 初釣りは、大阪に転勤になったえのみやサーフのSKさんが、3年ぶりくらいに広島に釣りにくるので、お付き合いでK島へ行く予定です。

 それが済んだら、産卵後のぺちゃんこカレイや、卵を守っている婚姻色(黄金色)のオスのアイナメは釣りたくないので、しばらくの間は【越冬ギス(冬ギス)】狙いになるでしょう。
 
 そうこうしていたら、2月始めは大阪でのフィッシングショーもありますし・・・・。







 

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2012/12/30 19:58 | 未選択

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