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遊び上手・・・・・と男の行間。
  どうでしょう?理数系の方は何にでも「答えを出したがる」のではないでしょうか?

 私は数学は大の大の大の苦手でした。

 方程式を習い始めたとき、隠れているXなどの数字を頭の中でさがして答えを出していました。
ですから、式などまったく覚える気はなかったのです・・・・・。

 これがいけません、だんだん難しくなって頭の中で【XだのYだの】探してもさっぱり判らなくなり、高校での進級もままならぬ状態に追い込まれました。

 しかし、算術ができなくても死にはしない・・・・・とそのまま人生を送って40年、遊び心だけは人並みか少しは余分に持っていたので、中途入社の会社の現場乗務員から事務職になりました。

 その時「事務職ができるか?」と心配してくださった役員に答えた言葉は、「他の人ができることなら、遅い早いはありますができます」でした。

 足し算、引き算、掛け算、割り算しかできないまま事務員になった私は、それまでの昔のお役所仕事のように、「あれはできない、これは間に合わない」などの枠を廃し、マニュアル重視のやり方から、「仕事で板ばさみの人を作ってはいけない!」の信念を持ち、遊び心でいろいろ工夫をして臨時作業をこなし、【通常の利益率】をはるかに越える利益率を上げるようになってしまいました。

 算術のお話が脇にそれたような気がしますが、実はこれから続きがあるのです。

 50才になったころ、二泊三日の管理職研修がありました。
その時に、なんとなんと35年ぶりくらいに、分数の問題が出たのです!!!!

 冷や汗たらり、私は分数問題はこれっぽっちも判らないのです。
一緒に研修を受けた同僚管理職から「小池さん殺すに刃物は要らぬ、分数問題一つあればいい」とからかわれました

 当時親しかった、娘と同年代のK大出身のお嬢さんに「分数計算を教えてください」といいましたが、「なんで上の数字と下の数字をかけなければいけないのか?」という私に、「あははは・・・・小池さんらしい、大丈夫ですよ、もう分数計算など必要にはならないでしょうから、いつもの明るい小池さんでいてください」と言われました。

 そんなことで、今でも分数計算はさっぱり解けません
が、反面理詰めではなく、フィーリングで物事を見つめてきました。

 みなさんはいかがでしょうか、自分が付き合う友達が、余裕の無いガチガチの人だとしたら、息が詰まってしまうのではないでしょうか?
 同じ遊ぶなら、なんかホッとするような笑顔も余裕も感じられる人と付き合う方が楽しいと思います。

 これは異性から見ても同じだと思うし、経営者や上司から見ても【伸びしろもないくらい伸びきって、あとは切れるだけのゴム】のような部下よりも、なんだかのん気そうだが、仕事はそれとなくこなしている・・・・、そんな人の方がいいでしょう?



 それからもうひとつ、私は【嫌い】という人がいないんです。
もちろん苦手な人はいますし、一緒に酒まで飲もうという気にはならない人はいますが・・・・。

 嫌いと言えばある著名な方とのお話で、その人が私のやる事に立腹され「あなたは私の事が嫌いなんですか」と、30人くらいの人がいる場所で大きな声で私に言いました。
 私は嫌いではなかったので、「嫌いではありませんが、苦手です」と言ったら、その方は真っ赤な顔で絶句したのは、今でも語り草となっています

 どっちにしても、異性から好かれるような男になりたいですね、そうすれば自然にいい男友達もできますよ。





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2011/12/23 20:23 | 未選択

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