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杞憂に終わればいいのですが・・・。
 瀬戸内海の海水温上昇については、この欄やえのみやサーフの掲示板で時折に触れ書いてきました。

 当然、豊後水道や関門海峡を越えて、暖海性のおさかなさんたちが瀬戸内海に入って来たとの推測は当たっていると思います。
 当初は、1991年9月27日広島上陸の台風19号により、外洋から瀬戸内海に流れ着いた海藻に着いていた稚魚や卵からふ化した、外洋性のおさかなたちが活動を始めたと言われ、一過性のものと楽観視する意見もあった。

 しかし、自然というもの・・・そして生物の順応性の高さまでは察せられなかった・・・。
 いまや、瀬戸内海は特別な海ではなくなってしまったようだ。

 ホシササノハベラ、ヒガンフグ、ゴンズイなど投げ釣りのハリに掛かるおさかなだけではなく、いろんな見慣れないおさかなが釣れている。

 今年のカレイが西の海で遅れているとの便り、少し心配です。なぜならば、今までの暖海性のおさかなは瀬戸内海の西から入って来ている。西の海が東に比べ微妙に海水温が上がって、カレイの釣れ具合が遅れているとしたら・・・・。
 この心配が杞憂であることを祈るばかりです。


 ところで、昨日ブログの先輩から(すみません、どうもハンドルネームとやらになじみがなくて・・・・)、「先日、釣り場でゴンズイをタオルにのせて持って来たご婦人が、これ食べられる魚ですか?と聞いてきました。いろんなところで、刺毒魚などの周知を図っては?」というおはなしだったので、ここ数年のうちに広島湾でもおなじみ?になったゴンズイの写真を提供していただき、載せてみました。

 
背びれに1本と左右の胸びれに硬くて鋭い、かなり長いトゲがあります。これに刺されると、個人差はありますが大変な痛みとなり、最悪の場合病院に駆け込んだというお話もあります。
 20数年前、高知県の奈半利川河口で夜釣りをしていましたが、このゴンズイがイヤというほど釣れ、同行者が足で踏んづけたところ、スニーカーの靴底にぐさり!!
 たまたま、足の親指と人差し指の間に刺さったので事なきを得たのだが・・・・。
 見慣れない魚が釣れた場合、触らない食べないでいきましょう・・・。
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2008/11/17 20:32 | 釣りのきらわれ者

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