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産卵後のカレイ、山陰と瀬戸内の違い???
 瀬戸内も私の釣りエリアの広島湾では、ややバラツキはあるものの12月末から1月の頭が、マコガレイの産卵時期だと推察される。(昨年の1月3日、ある方が蒲刈島で40㌢のマコガレイを2匹釣って来た。そのうち1匹は卵がパンパン!!もう1匹はおなかぺっちゃりの個体。つまり、その時期をはさんだ頃が産卵のピークと考えられる)

 山陰の石見地方はどうでしょう・・・・?
 私が所属するえのみやサーフの掲示板の書き込みで、2月の頭に卵パンパンの個体が釣れ、翌週はおなかぺっちゃりの個体のことが書き込まれています。
 これらから判断すると、今年の山陰の産卵ピークは瀬戸内より約一ヶ月少々のズレがあるように思われた。

 ただ、私が首をひねっているのには別の問題があります。
 瀬戸内では、前出の蒲刈島の個体のように、産卵してすぐの個体は自分が産卵する前と同じように、直後も惰性でエサを摂っていておなかパンパンの個体と一緒に釣られてしまった・・・と考えられますが、これらのカレイも、産卵後しばらくすると食い気がなくなるのか?一旦深場に落ちるのか?1月も終わりになると、ほとんど良型のカレイは釣れなくなってしまいます。
 その後、瀬戸内の早い場所では2月の10日ころからぺっちゃりながら、40㌢ちかい良型が釣れるようになると考えている。


 山陰はどうでしょう?
 先ほど書いたとおり、山陰の産卵のピークは2月上旬だと思われる(2009年の場合)。
 しかし、山陰では産卵を済ませたばかりのぺっちゃり個体が、数こそ出ないものの間断なく釣れている。
 瀬戸内のように、「産休?(お休み期間)」が無いのです・・・・。
 先日も、私の友人のS田さんが43㌢のみごとなマコガレイを釣って来て見せてくれた。


(浜田の円通寺で釣った43㌢のマコガレイ)

 山陰のカレイ、私にとってはミステリアスな状態です。これからも、みなさんの釣果などをお聞きしながら、いろいろと考察していきたいと思います。

※文中、瀬戸内とあるのは広島湾、山陰とあるのは石見地方をイメージして書いています。

【進之介通信】
 江田島に移住し、スローライフを体感している進之介くんとかおちゃん。
「今日はまた豊島に行って来ました。コブダイハンターは、ふかせでチヌとコブダイを釣りました。チヌは40㌢オーバーとなかなかいいサイズでしょ!コブダイは60㌢を頭に10匹くらい釣ってました。海サイコー!!って、コブダイハンターは叫んでいました。ウチはコブダイにのされてしまいました。今度は進之介くんのコブダイ用の竿で対決しようとおもいます」とのメールが来ました。


(進之介くんが釣ったおさかなたち)


 私は、口が悪いので「せっかく江田島に移住しても、豊島に行っててはダメじゃん!!」って返メールしました。ひがみが少し入っているかな・・?

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2009/02/23 19:44 | お魚の生態

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