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六中観
一昨日2月17日、釣り界に功績のあるお方が、享年53歳で急逝されたとお聞きした。
 私は直接お合いした事はありませんが、やはり釣り界においては損失とも言える出来事だと思います。
 その方の告別式に向かうクラブの大田会長に私は、「我々も十分すぎるほど気を付けないといけない年齢に来ているんですね。身体をいとい、名を惜しみ、友(仲間)を大切に、心置きなく最後のその日まで釣り(釣り行為そのものでなくとも、釣りに関する仕掛け作りや、原稿書きなど・・・)を楽しみたいですね」とメールを送りました。

 彼からの返事は「そうですね、やはり命あってのもの、電車の中で安岡正篤さんの本を読んでいました。
 六中観というのがあり、
『忙中閑あり』
『苦中楽あり』
『死中活あり』
『意中人あり』
『壺中天あり』
『腹中書あり』
という考え方が記してありました。ご参考までに・・・。」
との返事が来ました。

 この六中観は、いろいろと訳されています。
 理屈や打算 功利一点張りになってくると、どうしても人間はコセコセしてぎこちなくなる。
 味がない人間も器量が大きくなればなるほど、そうゆうものが脱けて余裕が生まれてくる。
 その余裕を養うものが風流なのだ、いかなる『壺中の天』を持っているか、それがこの人物の器量を決定する。

 難しいお話になっちゃいましたね・・・・。

 最後は柔らかいお話で・・・・。
 2月14日は『バレンタインデー』
 チョコレート屋さんの陰謀なのか、今年は逆チョコなどのお話が出ていた。
 私もサラリーマン現役時代は、仕事の性格上多い年は20数個のチョコレートを貰い、複雑な気分になったこともある。
 お返しの時期はもう大変で、私の性格上自分でお返しを選んでいたので、デパートの中を汗びっしょりになって品物選びをしていた。
 ある年のこと、チョコレート売り場のメッセージカードをいろいろ見ているうちに、「貴女は義理でも、おじさんは本気だよ!」というカードを見つけ、それを全員に入れたことも懐かしい。

 さて、今年のバレンタインデー、うれしい贈り物があった。
 私は、決して飲んべえではないが、おいしいお酒を少しずつ味わうのが好きで、いろいろ釣りに行った時などに買って帰りたしなんでいる。

 写真のお酒がそれで、広島では知る人ぞ知る銘柄ながら、私はいつでも呑めると考え、今まで呑んだことはなかった・・・。
 ちゃらちゃらしていなく、かと言って勿体ぶった味でもない・・・。
 呑んで、蓋をしたあともまた少し気になる・・・・、そんな酒だ。

(バレンタインデーにいただいた、何か気になるお酒・・・)

 私が強く印象に残っているお酒は、出羽の酒で淡麗辛口の『雪漫々』、そして吟醸も吟醸大吟醸、愛媛の酒『媛の愛』がある。
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2009/02/19 20:53 | 小難しいお話

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