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『頑張れ』という言葉。
よく「頑張れ」という言葉を耳します。
一見?素晴らしい言葉に見えますが、頑張れない不登校などの子供たちには酷な言葉だともいわれています。

 そもそも感情やいたみ(痛み・傷み)は、同じ条件でも個人個人によって違います。
《頑張れない》の原因が理論的要因なら、話を聞いたり本を読んだりして理解に努めます。
《頑張れない》の原因が病気なら、医師に相談したり薬を飲みます。

 今の私も《頑張れ》という言葉では、どうにもならないことがあります。
 犬好きというなら、またなんとか頑張って次のわんちゃんと暮らすことも可能ですが、私の場合は違うのです、犬好きと言うよりも愛犬ぷりんがすべてだったんです。
 108歳と9ヶ月17日頑張ってくれた母親の時よりも辛いんです。

 私がもっと気を付ければ、あと一週間・・・・、いや一か月・・・・・、それとも数か月は一緒に過ごせたかもしれません。
なぜ《食べさせる》ということだけに固執して・・・・・・と考えると、悔やんでも悔やんでも悔やみきれません・・・・・。

 でも、一応私も《社会性適応能力》は残っているので、ぷりんの話題に触れないという前提のもとで、釣り仲間や友人とゆっくりお付き合いしていただかなくては・・・・・と思っています。



 昨日(2020年11月7日)、県北にあるカミさんの田舎のお墓掃除とお参りに行き、ついでと言っては愛犬ぷりんに失礼ですが、実家の菩提寺の和尚さんに《墓拝み》と「ふた七日」を迎えた《ぷりんへの読経》をとお願いしました。
 何故ならば、いくら私たちにとっては家族同然のぷりんと言えども、古い考え方からすると「人間でもないのに、お寺の本堂でなどとんでもない!!!」と思われる檀家さんもあるでしょうから。

 しかし雨・・・・・小雨とは言え雨。
お墓掃除とお参りはしたものの、お寺さんにお越しいただくのも足元が気になり、お寺さんにお電話を。

 なんと!何百年もの由緒あるお寺の本堂で、愛犬ぷりんは「ふた七日」の読経をしていいただくことができました!きっとぷりんの生き方が良かったのでしょう!

 実は、このお寺にぷりんは何度か来ていて、カミさんの母親の一周忌にも三回忌の折りも、ケージに入っておとなしくして本堂でお参りもしています。

    

(ぷりんは、このケージに入ってお寺での法要に行ったり、手荷物料金を支払って電車に乗ったりしていました)

 下の写真は小さいころですが、上の写真のように大きくなっても、「どこかに行ける」と思うのか、ケージを指さすと頭から入ってくるりと回って手を揃えて入っていました。

      

       

(ぷりんの小さいころ台風の時も、ケージの中に避難していました、テレビが古いですねぇ)

 樹齢数百年のしだれ桜をバックに、円立寺本堂を見上げてお参りしているかのような愛犬ぷりんです。

 



(円立寺のしだれ桜全景、何年か前の4月初めのまだ五分咲きの写真です)

 帰り道、《天然記念物テングシデ》の群落を訪ね、美しい紅葉をぷりんと一緒にみんなで愛でました。



(写真右の、かなり落葉している木がテングシデ)




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2020/11/08 11:28 | ぷりん登場

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