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馬脚を露す、語るに落ちる。
どこかの形だけの大国と違い、情緒も文化も溢れる我が日本国には、『馬脚を露す』『語るに落ちる』とかの言葉があります。

 未曾有のコロナ騒ぎの中、あれほど「今国会で成立を目指す!」と言っていた検察官定年延長法案、渦中のお方が賭けマージャンで辞職したら、あっさりと引き下がった独裁者と岡持ちの官房長官、まさに『馬脚を露す』の例え通り、二人で《ありったけの》4本脚を世間に曝け出した。

  


    

 国民がコロナ騒ぎで不便をかこっているときに、強行採決も辞さない姿勢で臨むほど本当に必要であったなら、賭けマージャンのご当人はさて置き、今国会で通すべきだと思う私なら。
 つまりはくだんの賭けマージャンのお方への個別の配慮だったに他ならない。
『語るに落ちる』とはこのこと。

 独裁者に対して、まったく期待できない野党が「ルイ14世」と言ったら、「私は国民から選ばれた国会議員からさらに選ばれた総理だから、ルイ14世というにはあたらない」めいたことを言ったそうな。

 確かに私は前回の選挙では、今の政権側の候補者に投票した。
しかし、その延長に今の独裁者が選ばれることまでは予想したが、ここまでひどいとは思わなんんだ(ジャニーズ事務所から活動停止?を受けたようなタレント好きな、自分の配偶者の制御も出来ない甘々おじさんとは)。

 あれほど《歯に衣を着せない》発言をしていた小泉二世も、大臣になった途端甘い蜜の味にならされたようで、くだんの《検察官定年延長法案》に、苦言を呈したのは石破茂議員だけ(後出しじゃんけんで、船田元議員も発言していたし、賭けマージャンが露呈してからは、連立与党とは名ばかりの政党も批判を繰り広げたが、すべて風見鶏体質は否めない) 。

 アメリカの大統領選挙には否定的だったが、ここ今日の政権を見ていると、もっと国民の声が反映されるアメリカ方式の方がいいような気がする。


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2020/06/03 19:49 | 小難しいお話

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