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文章を書くということ・・・・。

 繰上げ退職をして始めた小さな釣具店、昔のように釣具店の親父が手ほどきし、店に集う先輩たちがアドバイスをして・・・・・・・との思いは、大型店はやりの時勢にはなじまず、わずか一年半で店を閉めることとなった。

 幸い、あるお方から釣りの財団法人事務局をお世話いただき、なんとかやっていけると歩み始めた2002年4月のこと。
 それでも少しでも原稿料が入るように・・・・と鴨谷師が案じてくださり、師が元勤めておられた毎日新聞の知己の方を探し、スポーツニッポン新聞の釣り欄を二つご紹介くださった。

 一つは毎週、ひろしま版に掲載される、まるごとひろしまの「ここがポイント釣り場最新情報」、もう一つは不定期で釣り情報を寄稿するコーナー。

 その第一回目の原稿が下記の写真。(2002年5月29日付けスポニチ釣り欄)



 まず書き上げて、鴨谷師にチエックしていただき書き直した記憶があります。
 
 それまでも月刊誌などで一丁前になんやかや書いたことがありましたが、プロの目に掛かると半分以上赤ペンが入れられていた・・・・・・。
 おそらく鴨谷師から見れば、それまでの私の書くものを見て『玉石混交』と思われていたことと思います。
(玉石混交・・・物書きのプロから、私の書く拙い文を見たらそう感じられたことは想像にかたくない・・・・・)
 今でも鴨谷師がお元気なら、私の下手な文にあちこち赤ペンを入れてくださるのだろう・・・・。

 今から10年くらい前のこと、とある高名な釣りの先達(まだ釣り界におられるのでお名前は伏せさせていただきます)から漏れ聞いたお話によると、「ずいぶん昔の話、ある釣り月刊誌の誌上で、故小西和人氏とイシダイ釣りについて誌上論争をしたことがある・・・・」と言われていました。
 そのお話を、なんの躊躇もなくさらっっと言えるのは、お互いご自分の名前において信ずるところを、忌憚なく討論されたので、そのように(勝った負けたではなく)言えるのだろうと感じました。

 現在はどうでしょう・・・・・・?
 一億総物書き?時代とも言える今日このごろ、ネット社会では「ハンドルネーム」とやらで、匿名で言いたいことを無責任に言っている人もいるのではないでしょうか・・・・・?
 やはり、相手の事を言うときには、せめて実名を出して言うべきではないでしょうか・・・・・・ね。(他人に及ばない自分の信念や、感じることは別ですよ・・・・・、あくまで相手を名指しで非難する場合においてのお話です)

 我が家の庭の片隅に植えているコゴミ、春の山菜のひとつでクセの無い味は、てんぷらやクルミ和えなどで食べられている。



(葉が伸びきるまでくるりと曲がっているさまが、こごんで(かごんで)いるように見えることから、この名前が付けられている)

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2010/04/06 19:52 | 未選択

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