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海辺の楽しみ
 山陰の浜辺で釣っていると、いろんな物珍しい光景を目にすることがあり、とても楽しんでいます。

 例えば、現在お気に入りのこの場所、きれいな砂浜で波が打ち寄せるたびに、ニッコウガイの仲間なのか?小指の先くらいの二枚貝が波に洗われて姿を現し、次の波で素早く身体を立てて砂に潜っていきます。
 多い時には一度に20コくらいの貝が波に洗われて出て来ます。

 他には、砂浜にたくさんの穴があり、スナガニがせっせと巣穴の中の砂を掻き出す様が、とても可愛くて思わず微笑んでしまいます。
 警戒心が強く、なかなか巣穴から姿を見せませんが、静かに釣っているとちょこちょこっと巣穴から出て来ます。

 また、この黒松海岸ではあまり見ませんが、折居海岸などではハマトビムシが面白い行動を見せてくれます。
 浜の掃除屋のハマトビムシ、釣り上げた魚を波打ち際に置いておこうなら、たちまち無数のハマトビムシが群がってきます。数分経つと、お魚の柔らかい部分から食べられてしまいます。
 しかし、このムシも波に洗われ流されると、大あわてで砂浜に駆け上がります・・・。
 いくら浜の掃除屋とは言え、海の中のお魚さんから見ると、カニやエビなどの甲殻類と同じようなもの、格好のエサが来た!と食べられてしまうのでしょう・・・・。

 他にも、蝶類のアオスジアゲハはよく目にします。蝶にも極少量の塩分が要るのか?と思うくらい・・・。
 たまに普通のアゲハチョウ(キアゲハ)も砂浜に姿を見せます。
砂浜に流れ着いた、水色のプラスティックに一瞬ですが、止まることもあります。やはり明色には、一応花ではないか?と止まってみるのでしょう・・・・。

 ただ、これら生物の生態を眺めるときは、おおむねキスが釣れていない場合がおおいのですが・・・・・。
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2009/09/08 20:01 | 未選択

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