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釣り人基本法設立!!
 昨日、あるメディアの人と話した内容・・・・。

 釣り人のマナー・モラルなどに関する法律は全く無い。
 普段、釣り人の間では「底引き漁師など、岸から何m・・・、港の入り口や港内など操業しちゃぁいけんじゃろ!!」などの声をよく耳にします。

 そうですね・・・、決まりすれすれの操業をしている漁師もいるとは思われますが、一応漁師さんは小イワシもナマコもサヨリも、禁漁期間が定められていてそれを守っていると思われます。

 釣り人はどうでしょう??
 あなたの廻りで何か規制を受けていますか?
 もちろん、県知事名で『立ち入り禁止!』となっている場所での釣りは厳禁です。しかし、よく考えてください・・・・、どちらかと言えば釣り人があまりルールやマナー、そしてモラルを守っていない場面に遭遇していませんか・・・?

 ずいぶん昔から、「ライセンス制」なるものが浮上したり消えたりしています。
 それは無秩序の釣り人の行為に対して、一定の決まりを設けて、強いて比べれば内水面(鮎釣りやアマゴ・ヤマメ釣り)の入漁料を支払って・・・・と似ています・・・・。
 あくまで強いて言えばですが、ルールやマナー・モラルの徹底を図ろうというものです。

 私の意見はこうです・・・。
 そんな行政から言われる前に、釣り人の間で『釣り人憲章』や『釣り人基本法』みたいなものを、みんなで意見を出し合い、新聞・雑誌・テレビ・メーカー・釣り団体(日釣振や全釣り協)、釣具店などで、共通の認識を確立し、一斉に公布するわけです・・・。

 一つの例として、
1.挨拶さえすればそこで竿を出してもいいと心得ている人
2.釣りをしている後ろに車を停め、出てくるでもなくじっとみている
などなどあります。

 えっ!ゴミを捨てないですって・・・・、それってマナーやモラル以前に『不法投棄』という、立派な?犯罪ですよね・・・。

 
 久しぶりに本棚を整理してみました。
 私が所属する、全日本サーフキャスティング連盟の機関誌『投げ釣り』の創刊号が出てきました。
 巻頭言に小西和人会長(当時)が「念願の、私たちの会報が、ようやく誕生した。
全日本サーフが生まれてから五年。会員数がこうもふえてくるとその多数の会員を結びつけるキヅナは、会報をおいてはない。以下省略」と書いています。
 つまり、その1969年当時、95クラブ3,202人の共通の認識として会報を発行し、規約等を明らかにした創刊第1号でした。(翌年は129クラブ4,545人、次の年1971年は141クラブ4,767人と会員数はうなぎのぼり)
 このように、釣り関係のメディアや団体、釣具店などでみんなから出されたルールやマナー・モラルなど共通認識を周知徹底してはいかが?と言いたいわけです・・・・。


(全日本サーフキャスティング連盟会報『投げ釣り』創刊号の表紙。当時の柔らかいグラスロッドで160mをゆうに越していた、広島サーフ野瀬昭氏のキャスティングフォーム)

 
 あまり責任の無い遊漁だからこそ、より一層の自律が必要だと思うわけです。
 えのみやサーフは自律だけではなく、垂範も心掛けて行きましょう!!
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2009/02/18 19:54 | 未選択

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