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鉤、ハリ、針のお話。

 昨日に続いて《ハリ》の話。

 およそ世界中を見渡しても、日本ほどハリの種類の多い国はない。

 現存する世界最古の釣り本と言われる、1653年に発刊されたアイザックウォルトンの『釣魚大全』に遅れること数十年、一般的には享保8年(1723年)、あるいは正徳4年から享保2年ころにかけて、津軽采女の手によって書かれたと言われる、日本の釣り指南書『何羨録(かせんろく)』にも、そのころから実に多くの鉤が書かれている。

 さて現代、キス用だけでも両手の指ではとても足りない数のキスバリが販売されている。

 もちろん私は、ダイワのD-MAXシロギスの投魂T-1やT-2の各号数を使い分けている。



 大ギスの昼間の引き釣りはT-1の8号で、30㌢オーバーを二桁以上仕留めている。

 ただ夜釣りの置き竿では、アナゴだのゴンズイだのくるので、軽くて軸の長いこれを使っている。



 一番上は30数年前に発売されたパッケージ。
まだ、ダイワのテスターになっていないころ、長崎県の五島列島などで使っていました。

 次のパッケージは20年位前だったか?
まだ、ダイワがキスバリを発売していないころは、これオンリーでした。

 一番下が、現在のパッケージ。
今は、前述のとおり夜の置き竿などと使い分けている。

 とにかくキス釣り、特に大ギスになるほど警戒心が強い。
渓流釣りで「ゼロ釣法」などがあるとおり、幾多の危難を乗り越えてきた大ギスを釣るには、エサの重さ以外の重量は極力減らす工夫が必要です。

 もう何年も前、ある人が「仲間と平戸に大ギス狙いに行くが、みんなが釣っても自分だけに釣れない(>_<)」と、相談に来たことがある。

 その時私は「あなたは、キスを釣っていてチヌやマダイが来たら、それも釣りたいか?」と聞きました。

 彼曰く「いや、せっかく大ギス釣りに平戸に行っているのだから、なんとしても大ギスが釣りたい」と。

 彼の使っている針を聞くと、いかにも軸が太い銘柄・・・・・・・・。
私は言いました、「キスは毎日毎日何百回、何千回も海底の砂を吸ったり吐いたりしている」
「そのようにして7年も8年も過ごしてきたキスが、エサを見つけていつもの調子で吸ったのに、いつもとはエサの重さが違うのか?口の変なところに当たったらどう思うか?」と。

 例えば渓流の魚はエサを待ち受ける定位性というモノを持っていて、上流のあの地点に落ちたエサは流れに乗ってここに来る、あそこに落ちたムシは反流点に入ってあそこに流れると予測して先回りして待っていると言います。

 そんな渓流で、慣れない人が水流に逆らって仕掛けを流した場合、渓流魚は違和感・不信感を抱いてそのエサは追わない・・・・・と聞きます。

 生活のほとんどを、吐いたり吸ったりしている大ギスが重いエサに違和感を感じる、それと同じことなのです。

 ですから、私はダイワのDーMAX T-1の8号で違和感を与えず、しっかり飲みこませる釣り方で、30㌢オーバーのキスを二桁釣り上げたことがあるのです。
 軽くて小さなT-1の8号の場合、違和感なく飲みこんだキスは、ゆっくり巻くと暴れずに付いてきます。

 そのように暴れさせないので、2匹目が追い食いしてきて、31㌢と28㌢オーバーをダブルで釣ったことがあります。



(このうち2匹がダブルで釣れたキスです)

 キス釣りに特化するなら、ハリは絶対に軽いハリに限ります!

 さてさて日曜日の似島、いつものように8時半のフェリーに乗りますので、お手伝いいただける方は8時ころには集合しましょう。
 参加の子どもたちに、何かあれば持ち寄ってください。
よろしくお願いいたします。















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2016/10/27 19:21 | 未選択

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