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二本差し。

 テレビでいろいろ観ていると、「私で何代目」とか「江戸時代末期から続く・・・」とか言っている家系がある。

 わが家など、せいぜい祖父母の事しか分からない。
母の話では「父方の祖母までは、藤原姓のとある地方の庄屋だったが、養子に来た小池姓の祖父の放蕩三昧で、おまけには自分の姓に変えた」とのこと。

 母方は、母の父親すなわち私の祖父の話では、ご先祖は「二本差し」だったとのこと。
二本差しとは侍のことで、たとえ田舎の在地役所勤めとは言え侍の家系だったとか・・・・・・。

 下の写真は、平成元年に思い切って購入したわが家。




 上の写真二枚の赤◯部分をご覧ください。

 《築城?》当時は下の写真のように、垣根にもこだわって20数万円掛けて竹垣にしたものの、シロアリに食われてわずか3~4年で台風の日に竹垣は倒壊し、その廃棄処理で2万円近く掛かってしまって・・・・・・・emoji

 築30年ともなれば、7~8年前から外壁塗装の会社・業者さんが入れ代わり立ち代わり・・・・・・。
「そう長く生きるものでもない、家と一緒に朽ちましょう」と、いつも丁重にお断りしてきた。

 ところで、なぜ?冒頭の「先祖の家系は下級でも侍」のお話が・・・・・。
先月のこと、とある塗装会社の営業所長さんが。

 春先に来た業者さんより20万円弱高い見積もり。
しかし、目を見て話を聞いてその所長さんと、見積もりに来られた工務部長さんに10万円ずつプレゼントする気で契約した。
私は、職人さんがやる仕事は、正当な対価を得るため、腕によりをかけて取り組むと信じているので、値下げ交渉などナンセンスな事は一切しない。
 そのため、多分私の竹を割ったような返事に、多少拍子抜けを感じられたのではと思います。

 島しょ部に派遣された下級武士の末裔でも武士は武士、その塗装業者さんに手抜きがあれば、床の間の刀掛けから刀を持ち出し、上段から真っ二つに!てなわけにはいかないから、現代ではネットで苦情タラタラか・・・・?

 違います・・・・・・、ご先祖は下級の侍とは言えその子孫、「自分の見る目が無かっただけ」と家族を納得させます。

 《名こそ惜しけれ》と常日ごろ言っている私ですから。






















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2018/11/16 19:38 | 未選択

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